美容室の就職活動中で、自分に向いている形態のサロンが何か悩む人へ。どのような美容室の形態があるのかチェックしていきたいと思います。
美容室の3つの種類|特徴を理解し自分に合ったサロンを見つけよう!
どこを歩いていても、どのような場所でも、必ずある美容室。髪を切らない人はいないと言える位、生活に密接しているといってもいいですよね。
ひとくくりに美容室と言っても、25万件あると言われている業界ですから、様々な型があります。
その特徴を見ていきましょう。
1. 「地域密着型」は客層も、学ぶ技術も幅が広い!
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地域密着型とは、都心・中心街から外れた同じ地域で展開しているサロンのこと。1店舗~の小規模で展開しているサロンもあれば、近くのエリアで10店舗以上展開しているようなサロンなど様々です。
1.客層
お客様のターゲットが「その街に住む人」であること。
地域密着と言われる通り、その街に根付いた運営スタイルで、客層も子供からご年配の方まで幅広い層が来店されます。
2. 施術内容
客層の幅広さから、施術内容も幅が広いと言えるでしょう。ヘアカラーなどは白髪染めを希望する人も多く、ヘナやマニキュアといったカラーテクニックも要します。成人式や七五三など、シーズンになれば着付けのお客様が多く来店する店舗もあるでしょう。
こんな人におすすめ!
・幅広い技術を身に着けたい人
・比較的アットホームな雰囲気で働きたい人
2.「都市型」「有名店」は○○特化美容師が多い!
東京都では原宿や青山・新宿など、また地方都市の中心地で展開しているサロンです。
1.客層
お客様の層は、多くが電車などを利用して来店されます。沢山の路線が行き交う都心の中心地では、色々な場所からいらっしゃるでしょう。その為、年代は18歳~40代・50代が多いと考えられます。サロンによっては、もっとターゲットの絞られた層が来店していると言えます。
2. 施術内容
ブランドが確立されていてターゲットが絞られているので、「○○が得意」などその得意分野の奥の深い技術が多いです。例えばハイトーンカラーに力を入れているサロンでは、その施術を望むお客様に合わせて、多様なデザインや色の提案ができるなど、施術内容の幅というよりは、より深い知識と技術の習得になるでしょう。
こんな人におすすめ
・特化型美容師を目指す人
・将来的に、ショーや撮影などクリエイティブな活動を増やしたい人
3. 「全国展開型」は密着型と都市型の合わせ技!
地域密着型と都市型の両方を合わせた特徴があります。展開しているエリアが広く、店舗やブランドを沢山掲げているサロンも多いです。また、独立支援制度などの充実によりフランチャイズ化して店舗を増やしている企業もあります。
最大の違いは、経営スタイルです。店舗展開の範囲も広範囲ですし、従業員も多いので、社内のカリキュラムや制度も型が定まっているところが多いです。店舗移動など、働く場所も選択肢が広いので、自分の働きたい希望と会社の意向と違う可能性もあるかもしれませんので注意です。
1.客層
沢山の店舗があるので、地域密着型と同じようにローカルエリアの店舗もあれば、都市部に展開している店舗もありますので、地域性のある様々な顧客がいるでしょう。
2.施術内容
施術内容も、各店舗により様々です。地域密着型、都市型の各特長と近しいといえると思います。
こんな人におすすめ
・多くの人と出会い切磋琢磨する環境に身を置きたい人
・いろいろな経験を積みたい人
自分が働いているイメージができるかどうか
それぞれの特徴をまとめてみました。美容室の就職活動は、「自分に合うサロン選びとは」という所で悩む人が多いので、まずはどのような形態のサロンがあるのか整理して、サロン探しをしてみるといいと思います。
サロンの場所・エリアによってお客様の層やニーズも異なりますし、美容室が得意とする分野も変わってきます。
学べる技術も違いがありますので、自分が働いているイメージができて、習得したい技術が学べる環境なのかを見極めると、入社後のミスマッチを防ぐこともできると思います。
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