本記事では、普段美容室で働いているヘアメイク師オススメの、ヘアケア方法をご紹介します。今日から簡単に実践できて、お家でサロン級の仕上がりに◎
実際にサロンの施術で行われているプロのテクニックから、ヘアケアにオススメの道具もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
美髪を育てるための正しいヘアケア方法|シャワー編
まず、美しい髪の毛を作るには健康的な頭皮が大事です。特に、夏の暑い時期や帽子をかぶって過ごした日などは、皮脂や汗などによる汚れが溜まりやすくなり、頭皮に負担がかかりがちです。
綺麗な髪の毛を育てるための土台である頭皮のケアから、効果的なシャンプー&トリートメントの方法まで、細かく解説していきます!
ヘアケア方法1. コーミング&予洗い
予洗いというのは、シャンプー剤をつける前にお湯で髪の毛を濡らす行為のことを指します。皆さんは普段、シャンプーする前のこの予洗いを、髪の毛が軽く濡れる程度で済ませてしまってはいませんか?
実はこの工程から既に、うる艶ヘアの人との差が出ています!
手順① ブラッシング
始めに大きめのブラシで髪をとかしキューティクルなどを整えます。また、この時頭皮にも少しブラシを当て、軽くマッサージする意識をしてみてください。ブラシが頭皮に程よい刺激を与えて、コリをほぐしたり血流が良くなったりする効果があります◎
手順② 予洗い
予洗いは1分〜2分ほどかけてしっかりめに。お湯で皮脂や汚れを頭皮から浮かし、毛穴を綺麗にします。こうすることで、シャンプー剤の泡立ちも良くなります。また、お湯で頭皮を刺激し血行を良くなるので、健康的な頭皮を作るサイクルが完成します。髪の毛を濡らすことはもちろんですが、頭皮にもお湯を当てることを意識すると◎
ヘアケア方法2. シャンプー&トリートメント
ヘアケアにおいて、自分の髪質に合うシャンプー剤やトリートメントを使うことが、最も効果を感じられるポイントです。美容室でも使われているオススメの商品と合わせて、美容師が行っているシャンプーとトリートメントの仕方を解説します。
オススメシャンプー&トリートメント
頭皮が弱い方や敏感で荒れやすい方からブリーチ毛や度重なるカラーで傷みや広がりが気になる方まで、オールジャンルのお悩みを解決してくれるのが、COTAアイケアシリーズです。頭皮用〜髪質に合わせて5種類のシャンプーが揃えてあります。
香りの持ちもよく、ふわっと寝る前に広がります。私自身こちらのシャンプーを愛用しているのですが、ブリーチ毛で広がりやすい髪の毛でも、これを使えばドライヤーをした後収まりが良いことはもちろん、手触りも違います。別の記事でコタアイケアシリーズについて詳しく紹介していますので、併せてご覧ください◎
サロン流シャンプー&トリートメントの仕方
サロンで美容師さんにしてもらうシャンプーが気持ちよく感じるのには、さまざまなポイントがあるから。このポイントさえ抑えれば、自分でするシャンプーも気持ちよくなり、お風呂上がりにスッキリします。また、トリートメントの仕方についても、より商品の効果を発揮する方法がありますので、意識して取り入れてみてください。
手順① シャンプ^泡立て
先程しっかりと予洗いした頭にシャンプー剤をつけるのですが、泡立ての時点ではまず、髪の毛を洗うイメージより頭皮をマッサージするイメージで泡立てしていきます。シャンプーの量の目安は、
・ショート→1プッシュ
・セミロング→1プッシュ半
・ロング→2プッシュ
あくまで目安ですので、毛量や泡立ち具合によって変えてみてくださいね。
手順② 洗う
指の腹を使って、頭皮の皮脂や汚れを落とすように洗います。こめかみは優しく丁寧に、頭頂部は凝り固まっていたりすることが多いため強めの力で。力の強弱をつけることで、頭皮のマッサージ効果もあり、洗い上がりがスッキリします◎
髪の毛先は擦り合わせてしまうとダメージになるので、泡を使って包み込むように洗いましょう。
手順③ 流す
根本から毛先に向かってお湯をかけながしていきます。キューティクルは下向きに生えているため、キューティクルに沿って洗い流すことで髪の毛にかかる負担を軽減させることができます。
また、頭皮にお湯を当てしっかりシャンプー剤を落としましょう。シャンプー剤の残留は頭皮の詰まりや臭いの原因になります。
④トリートメント
トリートメントは、頭皮や根本付近は避け、毛先中心に揉み込むようにつけていきます。また、ここで目の細いコームでとかすとより浸透度がアップします。うるツヤ髪になるポイントです♪
トリートメントは、シャンプーほどしっかりとすすぐ必要はありません。少しとぅるんとした感触が残るまででOKです◎
サロン級の仕上がりに◎ドライヤー乾かし方
綺麗な髪の毛を目指すには、自然乾燥はNGです。ちゃんとドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
また、乾かし方を少し工夫するだけで、サロン帰りのようなツヤのある髪の毛に仕上がります。
ドライヤーテクニック① タオルでしっかり拭く
まず、ドライヤー前のタオルドライにもポイントが。水分が残りやすい地肌は、毛を立ててしっかり拭きます。また、毛先などを擦ると摩擦で傷んでしまうので、優しくポンポンと叩いて水気をとりましょう。
タオルドライの時にできる限り水分をとってあげると、ドライヤーの時間を短縮できますよ◎
ドライヤーテクニック② アウトバス
乾かす前に、ドライヤーの熱から髪の毛を守りコーティングをするために、ヘアミルクを適量(シャンプー剤と同じ量)毛先中心に揉み込みつけていきます。
オススメヘアミルクはこちら⬇︎
ヘアオイルでもいいのですが、オイルだと油分が多いため髪の毛が吸収しやすく、普通よりドライヤー時間がかかりすぎてしまうことが多いため、今回はヘアミルクをおすすめしています。
ドライヤーテクニック③
根本中心にまず乾かしていきます。この時下向きにドライヤーを当てて乾かすのはNG。キューティクルが開いて傷みやすくなってしまいます。毛流れに沿って上から乾かしてあげましょう。また、手で軽く髪を引っ張りながら乾かしてあげるとツヤ感が出やすくなります。
余裕がある人はブラシなどを使用しブローしても◎
寝る前のヘアケアアイテム
寝てる間にも摩擦などで切れ毛や傷みが発生しているなんて皆様はご存知でしたか?寝ている間のダメージ対策としてご紹介したいのヘアケアグッズがこちら!
N.シアオイル
ドライヤーが終わった後や寝る前の摩擦の保護としておすすめなのがヘアオイルです。スタイリングオイルは少し重いため、軽めのサラッとしたテクスチャーのオイルがおすすめ◎
シルク生地ナイトキャップ
特にロングヘアの方必見なのですが、シルク生地のナイトキャップを使用することで摩擦が起こりにくくなります。これを被るだけでも朝からうるツヤヘアに大変身。楽天やAmazonで手軽に購入することができます!
ナイトキャップ
最近はSHEINなどの海外サイトでも可愛くてお手頃価格のナイトキャップがあります。まずはとりあえず試してみたいという方は、こちらから初めて見ると良いかもしれません◎
自宅でサロンクオリティのうるツヤ髪へ
今日から実践できるヘアケア方法について解説しました。サロンクオリティを毎日家でも再現できたら嬉しいですよね。いつものシャンプー、トリートメント、ドライヤーのやり方に少し気をつけるだけで、ツヤ髪になることができます!毎日のヘアケアが大切になってくるので、ぜひ意識して続けてみてください♪