美容室に就職するための履歴書の書き方と志望動機例文を大公開!質問の答え方もアドバイス

美容室への就職活動に取り組み始めている美容学生さんへ。

就職活動において、将来ここで働きたいという自分の想いを相手に伝えることはとても大切です。ですが、文章にするのが苦手な方や、あがり症で緊張してしまい本番に自信がないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、美容室の就職活動についてのアドバイスが欲しい美容学生さんへ向けて、履歴書に記入する志望動機や面接時の質問の受け答えなど、例文も合わせてご紹介いたします!ぜひ参考にしてみてください!

目次

志望動機を書く4つのポイント

「ここのサロンで働きたいんだ」という想いを最大限に伝えることができる志望動機を書くために、まずは以下の4つのポイントを書き出してみましょう。

1. 美容師になりたいと思ったきっかけ

美容師を志した理由は人により様々だと思いますが、強く熱意を与えることのできるポイントですので、しっかり伝えられるように言葉にしましょう。

どんな経験を通して、美容師という職業に就きたいと考えるようになったのか。誰に憧れて美容業界を目指したのか。具体的であればあるほど魅力的な文章になります。

例えばポジティブなきっかけではなくても、その経験があったからこそ自分はこんな美容師になりたいんだという意志を感じられれば、立派な志望動機になります。

最終的に、”美容師になりたいと思ったきっかけ”から、”どんな美容師を目指しているのか”が線で繋がるようなイメージで書き起こすといいと思います。

2. 美容を通じて感動した体験

人それぞれの感動体験はオリジナリティを感じ、他者と差別化できるポイントになります。

「自分の悩みを解決してくれた美容師さんに憧れた」「学校の友達のヘアアレンジをしたときに喜んでもらえたのが嬉しかった」など、今までの人生の中で美容を通じて感動した体験を挙げましょう。

トータルビューティーサロンやメニューが充実した美容室では、メイクやネイル、まつげエクステなどの施術ができるサロンもあるかもしれません。その場合は、髪の毛に特化した美容師さんがきっかけの感動体験以外もお話しできますね。

3.なぜそのサロンを選んだのか

志望するサロンの方針と相違がないかは、入社後のミスマッチを防ぐための重要なポイントです。その美容室を選ぶ前に、色々なサロンの見学に行ったり、インターン実習に参加していると思います。

皆さんにとって、自分が目指す美容師としての働き方とサロンの方針に違いがないかというのは重要なポイントだと思いますが、それはサロンにとっても同じことです。せっかくサロンに就職の意思を見せても、言葉が欠けると他の美容室でも良かったのではないかと思われてしまいます。

「自分の夢はここでしか叶えられないんだ」という強い意思を見せることができる項目ですので、具体的に書きましょう。

4. 入社後のなりたい美容師像

入社した後、なりたい美容師像や、サロンにとってどのような人材になりたいのかをアピール出来れば、目標意識や熱意が伝わりやすいです。

何年も先のことを具体的に話すのは難しいと思う学生さんもいるかもしれませんが、一つの目標を諦めずに追いかけることも、そのときに応じて柔軟に対応しながら目標を立てていくことも、どちらも大切なことです。

将来をどれくらい見据えているのかというのが大切ですので、より具体的にお話しできるように要点をまとめておきましょう。

志望動機の例文とそのポイント

わたしが美容師を志した理由は、母親が美容師であったことがきっかけです。母からは大変なこともある半面、すごくやりがいを感じているよと母から話してもらったことがあります。実際に、私自身が友人の髪の毛をヘアアレンジをし、とても喜んでくれたとき、「誰かに喜びを与える」ことの嬉しさと感動を、今も忘れられずにいます。

御社を志望した理由は、サロンワーク以外にヘアショーやヘアメイクなどのクリエイティブな活動を通じて、多くの経験を積めるのではないかと感じたからです。ぜひ、入社後は、得意なヘアアレンジをさらに奥深く習得し、お客様やモデルさんに「あなたがいい」と言われる美容師になりたいです。

1. どんなところに注意したらいいの?

簡潔にまとめることも大切ですが、ありきたりでは印象に残らないのでは、いささかもったいないですよね。いかに、自分の体験を盛り込み、印象付けられるかが大切です。

コンテストなどの受賞歴や、具体的な成功体験・感動体験はあなただけのものです。経験を踏まえてアピールできるといいと思います。

2. 学生と中途採用ではアピールを変えるべき!

中途採用やブランクからの復職は、一度、美容室を辞めている経験がありますので、「なぜまた志すことになったのか」を明記して書いた方がいいでしょう。

転職理由が曖昧だと、採用する側も不安を感じてしまい、採用に至らないかもしれません。しっかりと熱意を伝えると同時に、ネガティブな経験もポジティブに変換できるよう努力できることなどを伝えられれば、サロン側の不安も払拭できるでしょう。

3. 志望動機で○○はNG!

給与や待遇が志望する主な理由となってしまうのは、あまり勧められません。仕事をする上でとても重要視するポイントではありますが、サロン側は「想いを共有」できるかを見ていることが多いでしょう。給与や待遇だけでは、他の条件がいいサロンが現れればすぐに移っててしまうかもしれませんし、中々信用するに至らない理由と言えるでしょう。

事前にしっかり整理してまとめておくことで、本番に繋がる自信に!

志望動機は、履歴書や面接時にも必ずと言っていいほど聞かれる項目です。

最初に述べた4つの項目をしっかりと整理しましょう。文字にしてまとめておくと、履歴書記入の時はもちろん、面接時の会話の中でも、まとまった内容で話すことができると思います。

想いを伝えるのに、「伝わり切らなかった・・・」と後悔する面接になってしまうのは悲しいですよね。事前に準備して備えることができれば、本番の自信に繋がると思いますよ。

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この記事を書いた人

abie hair在籍。株式会社カプラスの採用担当として、企業説明会や学校訪問など採用活動の全般に携わってきた経験を活かして、美容室採用のノウハウを配信していきます。

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