美容室経営で役立つオンラインサロンを活用した組織作り#1オンラインサロンとは?

昨今、芸能人に限らず、個人やビジネスとしても多く活用されている「オンラインサロン」について知りたい方へ。この記事では、美容室経営をしている方向けに特化した、組織運営においてのオンラインサロンを活用した仕組み作りについて、連載形式でお届けしていきます。

美容室を経営していく上での組織における問題を、オンラインサロンという仕組みを使ってどう解決していくかについて、実際の事例をもとにご紹介していますので、気になる方は是非チェックしてください。

第1回目の今回は、そもそも「オンラインサロンとは何か」について、分かりやすくお伝えしていきます。

【この記事を読んでほしい方】

  • 美容室経営をしている組織に関する問題を抱えている方
  • 新たに組織の文化を一新しようと考えている方
  • 複数の店舗展開をしている/もしくはこれからしようと考えている方
  • 新規事業に踏み込もうとしている方
目次

オンラインサロンとは?

オンラインサロンとは、インターネット上で展開されているコミュニティのことを言います。月額制などの有料、もしくは無料の会員制のコミュニティで、「クローズ」であることが特徴です。会員限定の場で学びや情報交換、交流を楽しめるメリットがあります。

オンラインサロンの種類

オンラインサロンの運営形式は、大きく2つの種類があります。

主催者(運営メンバー)が主体な形式と、参加者が主体な形式です。

それぞれ詳しく見てみましょう。

オンラインサロンの種類①主催者(運営メンバー)が主体な形式

イメージとしてはファンクラブです。芸能人やSNS上で影響力がある方、既にビジネスでファンに近い顧客を抱えている方がこの形式をとっているケースが多いです。主催者から学びを得たい、もしくは主催者のチャレンジを応援したという方が会員になっていきます。

主催者が会員限定の場でしか発信しない情報や、公にリリースする前にオンラインサロンメンバーに第一に情報を発信することで、メンバーは希少価値や特別感を感じることができます。主催者をより身近に感じて、さらに魅力を感じて、応援したい気持ちになります。

オンラインサロンの種類②参加者が主体な形式

主催者(運営メンバー)は縁の下の力持ちに徹して、メンバーが主役として活動できる「場」を創って盛り上げていく形式です。メンバーの参画意識や、よりサロン内での交流が楽しめるのが特徴的です。メンバー同士でイベントを企画したり、プロジェクトを創っていく楽しみや、メンバーが主役で輝ける、自分の個性を活かすことができる「場」として居心地の良さや大きな承認を得ることで、メンバー同士の絆を深め合うことができます。

「ファンとしてもっと応援したい」または「この人から学びたい!」という方は①主催者(運営メンバー)が主体な形式、「コミュニティ活動で仲間を作りたい」「プロジェクトに参画したい」という方は②参加者が主体な形式というように、目的や希望に合わせて形式を選択しましょう。

会費はどれくらい?

有料オンラインサロンの会費は、月額1,000円以内のものから、20,000円ほどのものとバラツキがあります。例えば、芸能人である西野亮廣さん中田敦彦さんのオンラインサロンは月額1,000円以内で、とてもお得感があります。

ちなみに月額20,000円のオンラインサロンを運営しているのは、元美容師で「Dears」という名前でFC展開を全国的に広げている北原孝彦さんという方です。

オンラインサロンとは?まとめ

  • オンラインサロンとはインターネット上で展開されているコミュニティのこと。
  • オンラインサロンには主催者(運営メンバー)が主体な形式か、参加者が主体な形式の2種類がある。
  • オンラインサロンの会費は月額1,000円以内のものから、20,000円ほどのバラツキがある。

たくさんのオンラインサロンがあり、主催者のカラーやコンテンツも様々です。人気のあるオンラインサロンについて興味がある方は、ぜひ調べてみてください。

次回記事では、どんな目的で何にアプローチするためにオンラインサロンを活用するのか、美容室経営におけるオンラインサロン運営の軸2つについてご紹介しています。

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この記事を書いた人

株式会社カプラス
オンラインサロン運営担当(2020年8月から参画)
・組織文化構築やコミュニケーション活性化
・様々な知見を共有できるコミュニティ構築
・美容師の働き方、活躍の場 
など、美容業界への貢献に取り組む。

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