ヘアメイク師®︎必見!現場で使えるマナーを覚えよう!

ヘアメイク現場で使えるマナーを知りたい方へ。本記事では、ヘアメイクの仕事から、現場で気を付けるべきマナーまで大公開!一般的なマナーの点で紹介していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

この記事を読んでほしい人

  • ヘアメイク師を目指している人
  • 現場マナーを身に着けたい人
  • 現場のマナーがわからない人
  • 現場へ行く前にもう一度読み返したい
目次

1. 事前準備

ヘアメイクとして現場に必ず必要な物は、ヘアメイク道具一式ですがそのほかにも準備することがあります。

1. 事前打ち合わせ

必ずと言っていいほど事前打ち合わせはあります。この時に、クライアントの意向を確認し、要望に沿うようなヘアメイクの提案が大切です。あまりにも違うテイストにするのは、クライアントの意向を無視しているようになってしまうため、マナー違反となりかねません。

意見を言う事はかまいませんが、我を通すのはやめましょう。

2. ヘアメイク道具の準備

無くてはならない物ですね。打ち合わせを元に、必要な道具を揃えます。筆やパフなどはしっかりと清潔な状態にすることは当たり前です。忘れ物が無いように入念にチェックしましょう。

3.ヘアメイク道具以外の準備

ヘアメイク師の仕事は、ヘアメイクをするだけではありません。ヘアメイクをしてから、その仕事が終わるまでが仕事です。ロケバックを持参し、ケアに必要そうな物の準備は忘れずにします。

例えばのど飴やティッシュ、扇風機や日傘などが必要となります。
*詳しい持ち物は別記事参照

4. 時間の管理

当たり前ですが、入り時間は必ず守ります。マナー的には10分前くらいについているのがいいでしょう。早く着きすぎても迷惑になりますし、ギリギリだと不安がられますので、そのくらいがベストです。

撮影場所、仕込みの場所が送られてきたら時間に遅れないように逆算して家を出発する時間を決めましょう。都内は電車が遅延したり、渋滞に巻き込まれる事も考えられるので、早めに出るようにします。

2.現場での立ち振る舞い

実際に現場へ行ったときにどうすればいいでしょうか?考えながら読んでいきましょう。

1.現場入りするとき

最初が肝心です。

挨拶は「おはようございます、ヘアメイクの〇〇です。今日はよろしくお願いいたします!」 と元気よく挨拶をしましょう!スタッフさん一人ひとりに挨拶するのは難しいかもしれませんが、時間があれば挨拶をしましょう。

この挨拶一つでその日の現場の雰囲気や、自分の仕事へのモチベーションが決まります。より良い雰囲気で仕事をするために、挨拶をきちんとすることを心がけましょう。

2. 準備をするとき

ヘアメイクさん用に与えられているスペースが必ずあります。どんなスペースだったとしても、なるべくコンパクトにまとめたいものですよね。広いスペースだからといって、どこにでも物を置いていいわけではありません。

また、汚さないようにテーブルにはシートを敷くなど配慮しましょう。ヘアの道具など熱が出るようなものはより気を付けます。コンセントが遠く、延長コードを使用する場合は、コードに養生テープを貼るなどして配慮しましょう。物を出すときにキャリーケースを開けるのはかまいませんので、出すものだけ出したら邪魔にならない場所へ移動させるようにします。

3. ヘアメイクをするとき

演者さんへのフォロー、気遣いがとても大切です。よろしくお願いします、などきちんと挨拶をし、いい雰囲気でヘアメイクを始められるようにしましょう。モデルさんに触る時には「失礼します」と必ず声をかけます。

ヘアメイクの最中には、「痛くないですか?」「寒くないですか?」など、配慮を忘れずにしましょう。プライベートな話題は、親密になってからするものです。踏み込んだ内容になりすぎないように気を付けてください。

いきなり会話をしながらは難しいので、普段から会話を楽しむように仕事をしましょう。

4. 撮影中のフォロー

担当した方が多い場合はなかなか難しいかと思いますが、ヘアの乱れやメイク崩れが気になるときはしっかりとケアをしに行きます。基本的にはすぐに直しに入って大丈夫です。エキストラさんの場合は、持ち物は自己管理が多いですが、貴重品などが入れられる位のバックは持っているようにしましょう。

5.終了したとき

メイクを落とす場合、そのあと違うメイクをして帰る場合などによりますが、不必要なものはあらかじめ片づけておくとスムーズです。メイクブースは元通りきれいにしてから帰るのが鉄則です。

椅子など物を移動した場合は元の場所に戻しましょう。他のスタッフさんよりも先に帰る場合は、責任者の方に必ず伝えます。礼儀として、「お先に失礼します」「またよろしくお願いします」などしっかりと声をかけて帰宅します。

まだ撮影中の時に先に出る場合は、先輩に伝達をして速やかに帰宅するようにします。

3.周りのスタッフさん、関係者さんとの距離感

なるべくいい距離感でいたいものですよね。どんな会話をしてもいいですが、なるべくポジティブに、その場の雰囲気が良くなるような会話やテンションで居ることを心がけましょう。

1.撮影中は一緒に盛り上げよう

撮影中に会話ができないタイミングの時には、無駄に話さないように気を付けます。静止画の時には、演者さんが気持ちよく撮影を続けられるような言葉を投げかけましょう。最初はあまり言えないかもしれませんが、徐々に伝えるといいかと思います。

無言でいることが一番気まずい・・・と感じると思うので、まずは一言、かわいい!かっこいい!!と言ってみることも手です。

2. 聞き上手は話し上手

何気ない会話を楽しみましょう。相手の話をしっかりと聞き、聞いてますよとわかるような反応をしましょう。質問してみたり、話を広げられるとベストです。どんな現場へ行かれてるのか聞いたりして、情報交換などもできるといいですね。失礼の無いようにしましょう。

3. 連絡先の交換

もし可能であれば、名刺交換をしましょう。ヘアメイクのアシスタントで入っている場合は、メインの担当の方の了承を得て行いますが、できない可能性が高いので注意しましょう。メインの担当の方に失礼のないようにします。(自分に仕事がほしいといっても、まだまだできることは限られています。メインの方が居て、自分がその日仕事が出来ていることを忘れないようにしましょう)

名刺交換をした場合は、その日か次の日までに、御礼の連絡をするのがマナーです。連絡先にメールアドレスがあるかとおもうので、そこに連絡します。

現場マナーを身につけてリピートされるヘアメイク師に!

現場マナーを身につけることは、演者さんやスタッフに不快な思いをさせたり現場の雰囲気を悪くしたりしないようにするためでもありますが、印象を良くしておくことで、後々の自分にとってのメリットになります。

「あのヘアメイクさんいい人だったな」「次回もお願いしたいな」と思っていただけると、リピートされたり専属になれたりとヘアメイク師としての道が開けるので、最低限の現場マナーを早いうちから身につけていきましょう。

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この記事を書いた人

abie hair 在籍。現在西大島店ディレクターを務めながら、美容師ヘアメイクとしても活動中。お客様一人一人に寄り添った接客から、必要な情報を分かりやすく発信します。

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