火傷の作り方【ヘアメイク師®︎】現場で使える特殊メイクテクニック#2

特殊メイクのやり方を知りたい方へ。本シリーズでは、ヘアメイク師が現場で使える特殊メイクのテクニックをご紹介しています。今回ご紹介する特殊メイクテクニックは、「火傷」メイクです。必要な道具から実際のやり方、ポイントまで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

道具を準備

今回火傷メイクに使用した道具はこちらです。

  • リキッドラテックス
  • 三善 ブロードペイント(血糊)
  • メイクアップフォーエバー フラッシュカラー
    (耐水、耐汗性のあるもの。フェイス、ボディー用クリームカラー)
  • スパチュラ
  • スポンジ(通常のメイク用スポンジと、すり傷を再現する用の粗めのスポンジ)
  • ワセリン
  • 綿棒
  • ティッシュ

火傷メイクのやり方とポイント

上記の道具を使って、実際にリアルな火傷を再現してみましょう。

まずは、火傷を作りたい場所にリキッドラテックスを塗ります。一度に厚塗りせず、傷となる場所全体にリキットラテックスを薄く広げる感じで塗るのがポイントです。スポンジに染み込ませて塗っていきます。

※ラテックスアレルギーを持っている方は使用しないでください。誰かに使用する場合はその方がラテックスアレルギーを持っていないか必ず確認しましょう。

この時毛が生えていると、乾いたリキッドラテックスを剥がす際に痛みを伴う可能性があるため、施術前に毛を剃るか、もしくはワセリンなどを塗って保護しておきましょう。

メインとなる酷い火傷を再現する場所は、リキッドラテックスを塗り重ねて厚みを出します

周りの薄く塗っている部分は先に乾き始めるので、フラッシュカラーの赤や茶色を使って傷を再現していきます。

厚く塗った部分のリキッドラテックスも乾いたら、穴を開けて広げます。

さらに、アイシャドウやフラッシュカラーを使用して肌の焼けた感じや傷を施します。

赤、茶、黒色をメインで使用しました。

穴を開けた部分は皮膚が捲れたように見せるため内側を赤っぽく色付けします。粗いスポンジや綿棒などを使ってリアルに見えるように工夫していきましょう。

最後にワセリンを上からのせて、火傷のグジュグジュ感を作ったら完成です。

リアルを追求しよう◎

今回は腕に火傷のメイクをしてみました。参考になりましたか?

火傷する位置や原因、程度によって、表現の仕方は様々です。目的に応じてどんな火傷になるのかをイメージしながら作っていきましょう◎

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