ブライダルメイクを知りたい方へ。本記事では、ブライダルメイクのポイントから、カウンセリングまで大公開!ドレスによるポイントなども紹介していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!
【こんな人にオススメ】
・ブライダルメイクを知りたい人
・ブライダルの仕事をしたい人
・ブライダルメイクと普段のメイクの違いを知りたい人
ブライダルメイクのポイントを知ろう!

皆さんは、ご友人やご親族の結婚式に参列したことはありますか?
結婚式は、新郎新婦が仲睦まじく喜び合っている姿が印象的ですよね。その姿を引き立てる会場やドレス、そしてヘアメイク。新婦のヘアメイクはとても責任重大ですから、カウンセリングをするつもりになって考えていきましょう。
1. どんな人柄の新婦さんなのかを知ろう

まずはお相手を知らなければいけません。
第一印象はどうですか?お話をした印象やイメージはどんな感じですか?
どんなキャラクターの新婦さんなのかをしっかりと把握しコミュニケーションをしっかりと取りましょう。
2. 結婚式全体のイメージを知ろう

結婚式をどんな場所で行うのか、規模や全体を通したイメージを共有してもらいましょう。
イメージカラーや全体の雰囲気を掴むことで、ヘアメイクの相性も変わってきますよね。グレーや白を基調としていて、シックで落ち着いたイメージの式の場合はどうでしょうか?またはお花が沢山ちりばめられているカラフルで明るいイメージの式の場合はどうでしょうか?
ホテルでの式、海辺での式などシチュエーションも様々だと思います。ヒアリングは細かく行いましょう。
3. 衣装と似合わせを考えよう

新郎新婦はどのような衣装をお召しになるのでしょうか?ドレスやスーツは、デザイン・フォルム・カラーなど見る部分が色々あると思います。
例えば、白レースがメインの生地で、首元やデコルテが透けているけど隠れているようなデザインのドレスの場合、どんなイメージを持ちますか?決して派手なイメージは持たず、可憐で落ち着きのあるクラシカルなイメージを持ちませんか?
このようなドレスの場合、リップやアイブロウにボリュームがありすぎたり、アイカラーを主張させすぎるとちぐはぐなメイクになりますよね。似合うイメージのメイクはどうすればいいでしょうか?一つ一つ丁寧に考えましょう。
4. お二人の想いを知ろう
色々なイメージや式場など、ヘアメイクを決める材料は沢山ありますが、一番大切なのはお二人の結婚式に対する想いをお伺いし、好みなどに合わせて行う事です。
今回の式を誰に一番見せたいのか。お互いに最高に素敵な状態で式を行いたいですよね。
新郎様のヘアメイクを新婦様は素敵だと思うこと。新婦様のヘアメイクを新郎様が素敵だと思う事。
一番忘れてはいけないのは、こちらのイメージを押し付けてヘアメイクをしてしまうことです。主役のお二人が最高に幸せな状態で式が行われることを一番に考えて、ヘアメイクを決めるようにしましょう。
ブライダルメイクをやってみよう!

ブライダルメイクは、丁寧な作りこみが大切です。幸せのおすそ分けなイメージもあるので、新婦様は幸せそうな表情へ導くこともとても重要です。
また、式には涙が付き物なので、ウォータープルーフの製品を必ず準備しましょう。メイクのイメージによってやり方はそれぞれですので、メイク工程ごとのポイントを解説していきます。
1.スキンケア
スキンケアはとても重要です。しっかりと保湿ケアをし、乾燥しないように乳液でしっかりと蓋をすることも大切です。潤った肌は、ハリも出てメイクがとても綺麗に仕上がります。必要であればパックもしましょう。 首やデコルテまでケアをしてあげるとより丁寧です。
2.ベースメイク
スキンケアがしっかりと浸透した状態から始めましょう。
トラブルを丁寧にカバーしていきます。厚塗り感が出ないように、薄く何層にも重ねていく事が大切です。スポンジでなじませながらよれないように作り上げましょう。首のあたりまで気を配り行うようにします。
パウダーはややパール感があるものを使うと、ライトアップされた際にとても綺麗なお肌に見えるのでおすすめです。
3. アイメイク
アイメイクの印象はとても重要です。アイメイクはまつ毛の際を丁寧に埋めてあげて目力を出してあげることも大切なポイントです。
また、アイシャドウのグラデーションを丁寧に行い、深みを出してあげましょう。まつ毛をしっかりと上げて、瞳に光が入るようにしましょう!つけまつげをつける場合は、毛先の方向性を考えながらつけるようにしましょう。細かいつけまつげを何個かつける事もあります。
カラーは、ドレスに映えるようなカラーをチョイスしましょう。カラードレスの場合は統一感のあるカラーが一般的ですが、遊び心を入れても面白いです。パールやラメは、下品にならないようにラメの発光を確認してから乗せましょう。
4.アイブロウ
アイブロウは、眉尻まで丁寧に仕上げましょう。新婦様は色々な場所から見られることが多いので、どこから見ても美しく見えるよう、眉尻の方向性まで注意します。
自然でふんわりとした眉に見えるように丁寧に仕上げましょう。眉の濃さの差や、色の違いはムラっぽく仕上がってしまうので、整えるように眉カットも行いましょう。
5.リップ
リップは、リップラインを必ず引きましょう。リップラインは、形を変える効果もあったり、にじみを防ぐ効果などがあります。
しっかりと口角を引き締めるように引くことが必要です。リップのカラーと合うカラーや、やや濃いカラーを使用すると引き締まります。
ふんわりとした印象にしたいときには、フレームをコンシーラーで前もってカバーしておいたり、薄目のカラーでリップラインを引きます。
6.チーク
微笑んでいて、幸福感あふれる表情に見えるようにしましょう。顔を横から見たときに、目の下が平坦で高さが無い方には、目の下から入れるようにしましょう。目の下からこめかみにかけてぼかすようにして広げていきましょう。
にっこりと微笑んだ状態は、頬がふっくらするので、チークでそのように見えるようにしてあげることが大切です。チークレスにしたい場合も、多少血色を出したり、バランス調整のために入れてあげるとメイクがまとまります。
また、チークブラシを青みが出てしまう部分に馴染ませてあげると、お顔が明るくなりイメージがよくなります。
7.ハイライト
ハイライトは、骨格をしっかりと見極めることや、ハイライトの艶感、光り具合を丁寧に見極めて慎重にいれます。鼻筋を一直線に通すと、スッとして綺麗に見えますが、鼻が元々長い人や、上心顔の方はそれを強調させてしまいます。
遠くから見ても綺麗に見えるように入れることはとても大切ですが、やりすぎは禁物です。小さめのブラシで、ピンポイントにくるっとつけてからぼかしてあげると光が入りやすいのでおススメです。
和装の場合はベースメイクでツヤを出すといいので、ハイライトの使いすぎには注意しましょう。
ブライダルメイク
いかがですか?
ブライダルメイクは、メイクだけではなくお客様へのヒアリング、想いを受け止めるところまでとても大切になります。
どんな想いでこれまでいろんなことを決めてきて、お二人の想いがどうなのか。気持ちに寄り添って行うことがとても大切です。
また、ヘアメイクを任せてもらえるという事は本当に素晴らしいことです。やっつけ仕事ではなく、計画的に技術を磨き、100%でお応えできるようにしましょう。