数ヶ月でも1日だけでも楽しめる!ヘアエクステの種類とそれぞれのメリット

ヘアエクステをつけるメリット・デメリットを知りたい方へ。本記事ではエクステの種類からそれぞれのお手入れ方法、付け外し期間の目安までご紹介します。エクステ初心者の方や、1日から数日だけエクステを試してみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

ヘアエクステとは?

ヘアエクステとは、もともとある自分の髪の毛に付け加える毛束のことです。短い髪の毛から一気にイメージチェンジしたい人や、ちょっとしたカラーの変化を楽しみたい人がよく利用します。ヘアエクステの種類は以前に比べて増えており、それぞれメリット・デメリットが異なります。求めている仕上がりのイメージやスケジュール感に合わせて選ぶことをお勧めします。

まずはその前に、ヘアエクステをつけること自体のメリットとデメリットをチェックしていきましょう。

ヘアエクステの種類は?つけていられる期間とお手入れもチェック

ヘアエクステは種類がいくつかあります。それぞれメリット・デメリットやつけていられる期間がことなりますので、自分のなりたい仕上がりのイメージに合わせて選択できるように、ご紹介していきます。また、お手入れ方法によって長く保てたり早く外れてしまったりします。正しいお手入れ方法も解説しますので、参考にしてください。

長期タイプエクステ1. 編み込みタイプ

編み込みタイプはヘアエクステの中で一番スタンダードな付け方です。編み込みタイプのエクステは装着部分を糸ゴムでしっかり固定するので、他の付け方と比べて持ちがいいのが特徴です。また、糸ゴムを切れば自分でも簡単に外すことができるので、わざわざ美容室に出向く必要がありません。

デザイン的には、編み込み部分が少し盛り上がるので、全体的にボリュームが出ます。髪のボリュームがほしいという方にはおすすめですが、ボリューミーにはせず長さだけを足したいという方には不向きです。

約1ヶ月〜2ヶ月ほど持ちます。糸が切れてしまったり緩んでしまったりすると、1ヶ月経たずとも外れてしまうのでお手入れの際は注意してください。

長期タイプエクステ2. テープタイプ

テープタイプのエクステは地毛とエクステの装着部分が目立ちにくく、元のスタイルとの馴染みがいいのが特徴です。ボリュームは出さずに長さだけを足したいという方におすすめです。また、地毛にシールを貼り付けるだけなので、元の髪の毛が細かったり毛量が少なかったりしても問題ありません。

編み込みタイプと比べてかなり短い時間で施術が完了するので、サロンの後に予定を入れたい人や長時間座っているのが苦手な人でも安心して予約できます。しかし、テープタイプは編み込みタイプや超音波タイプに比べて強度に劣るため、1ヶ月〜1ヶ月半くらいが外す目安です。

長期タイプエクステ3. 超音波エクステ

最近話題になっているのが、超音波が出る専用の機会で髪の毛にくっつけるタイプのエクステです。超音波エクステは髪へのダメージが少ないのが特徴で、髪の毛を傷めたくない方や、既にダメージが気になるけれど髪を伸ばしたい方におすすめです。1ヶ月半〜2ヶ月ほど持ちます。

外す際はサロンに行かなければならず作業時間もある程度かかること、ほかのエクステと比べてやや値段が高いことがデメリットとして挙げられます。

お手入れ方法

  • シャンプー前に髪の毛の絡まりを引っ張らないように解きましょう。
  • お湯で濡らしたらエクステの毛先部分の絡まり防止に少量のコンディショナー等を塗布します。
  • シャンプー剤を頭皮中心に馴染ませて、地肌と地毛を洗います。装着部分は外れないよう特に優しく洗いましょう。
  • シャンプー剤が残らないよう良く流します。
  • 毛先中心にコンディショナーやトリートメントを馴染ませます。エクステと地毛の装着部分にはつかないようにしましょう。
  • 残らないよう良く流します。全て終わったら余分な水分はタオルでとり、毛先に洗い流さないトリートメントをつけます。ドライヤーは根元を中心に乾かします。よく乾かさないと、かゆみや臭いの原因になるのでしっかり乾かしてくだい。

1日だけエクステ1. クリップタイプ

エクステは、一日だけ楽しむこともできます。それがクリップタイプです。自分で簡単につけることができ、好きなタイミングで外せます。地毛にパチッとピンで留めるだけなので、どんな不器用さんでも簡単につけられます。

「サロンに行く時間がとれない」、「ライブなどイベントの時だけ楽しめれば十分」という方におすすめです。全体的な髪の長さや量を増やすというよりは、ワンポイントのおしゃれを楽しみたい人に適したタイプ。最近では100円ショップなどでも手軽に購入することができるので、チェックしてみてください。

1日だけエクステ2. ワイヤータイプ

こちらも一日だけ楽しめるタイプのエクステです。頭にワイヤーを引っ掛けることで、髪の毛の長さや量をたすことができます。ほかのエクステと違い、1本1本の毛束を装着するのではなく、一気に纏まった髪の毛をつけるのが特徴です。地毛と違う色を選べばインナーカラーとしても楽しむことができます。

お手入れ

一日だけ楽しむタイプのエクステは、特別なお手入れはありません。絡まらないように梳いてあげるだけで大丈夫です。人工毛でできているか人毛でできているかによって、アイロンなどの熱を与えても良いかどうか、カラー剤による染色ができるかが変わってくるので、性質をよく確認しましょう。

ヘアエクステをつけるメリットとは?

ヘアエクステは以前よりも違和感なく地毛と馴染む付け方やカラーの種類が増えていることもあり、需要が増加しています。エクステをつけるとどんな良いことがあるのか、メリットを5つ挙げました。

エクステのメリット1.一気に髪の毛を伸ばせる

エクステの一番のメリットは、短時間で好きな髪の長さに大変身できることです。ショートヘアからイメージチェンジしたいときや、サロンで希望が上手く伝わらず短く切られすぎてしまったとき、すぐに髪の毛を伸ばしたいですよね。

しかし、髪の毛の伸びる速さは1ヶ月で1センチほどで、ショートスタイルがロングスタイルになるまで、少なくとも半年以上はかかります。すぐにショートヘアからロングヘアになりたいというときは、ヘアエクステが有効です。

エクステのメリット2.いつもと違うヘアアレンジができる

髪の毛が短かったり量が少なかったりすると、できるヘアアレンジは限られます。エクステをつけることで、長さだけでなく量も増やすことができるので、ヘアアレンジのレパートリーが増えることがメリットとして挙げられます。今の髪型に飽きてしまった、毎日変化が欲しいという方は、エクステをつけてみると代わり映えのある毎日を楽しめます。

エクステのメリット3.髪を傷めずにカラーを楽しめる

ヘアエクステは、カラーバリエーションも豊富で、好きな色を選べるメリットもあります。

垢抜けたい時やイメチェンして気分転換をしたい時は、ヘアカラーを変えると一気にイメージが変わります。しかし、カラー剤を使った施術は、髪の毛へのダメージが気になったり、校則や職場のルールで制限されていたり、なかなか思い切れないもの。

ヘアエクステは、髪の毛の細胞にダメージを与えずにカラーをプラスすることができますし、連休の間だけというように期間を限定できるので、ヘアカラーを簡単に試せない人にとって大きなメリットです。

エクステのメリット4.取り外しが自由自在

エクステは、色や長さの他に、付け方の種類もたくさんあります。エクステの付け外しのためにお店に行く必要があるタイプもあれば、付けるのも外すのも自分でできるタイプもあります。自分が希望する仕上がりや強度、スケジュール感によって選べるのが、エクステの利点です。

エクステのメリット5.ウィッグのような見た目の違和感がない

髪の毛を伸ばす、色を変えるという点ではウィッグという選択肢もありますが、サイズが合わなかったり、激しい動きをしてズレてしまったりすると、どうしても見た目に違和感が出ることがあります。エクステは、サイズ調整の必要がありませんし、激しい動きをしてもズレることはありませんので、ウィッグと比べてとても楽に過ごせる利点があります。

ヘアエクステをつけるデメリットとは?

ヘアエクステは魅力がたくさんありますが、デメリットがない訳ではありません。ヘアエクステをつけるデメリットについても事前に理解しておく必要があります。5つほど挙げましたので、チェックしていきましょう。

エクステのデメリット1.頭皮が荒れる

エクステを長期間付けていると、頭皮が炎症を起こすことがあります。しっかり洗えていなかったり、乾かせていなかったりすることが主な原因です。

また、編み込み部分やテープなどが頭皮に対して刺激を与えてしまっていることや、普段付け慣れていないせいで頭皮にとってストレスになっていることも考えられます。頭皮が荒れてしまった場合は、せっかく付けたエクステをすぐに外さなければならなくなるといったこともあるので、丁寧なケアが大切です。

エクステのデメリット2.地毛が抜ける

エクステが無理に引っ張られて、地毛が抜けてしまうというデメリットもあります。エクステが着いている時点で髪の毛はある程度引っ張られており、毛根部分に負担がないわけではないですが、ハゲるほどではありません。

しかし、ブラッシングや手ぐしを通した時に引っかかってしまったり、サロンでしか取り外せないものを取り外そうとしたりすると、地毛ごと抜けることがあるので注意してください。

エクステのデメリット3.洗いにくい

エクステを付けている間は、エクステを付けていない時と同じように手を動かして頭皮を洗うことができません。エクステを付けている部分が外れたりひっかかったりしないように優しく洗う必要があります。しっかり洗えている気がしない、気を使うのに疲れるなどのデメリットがあるので、前もって覚悟しておきましょう。

エクステのデメリット4.乾きづらい

シャワー後の髪を乾かす時に大事なのが、毛先ではなく根元をしっかり乾かすことです。そのしっかり乾かしたい根元がエクステとの接続部になっているので、完全に乾くのにかなり時間を要します。付けているエクステの本数によっては、ドライヤーで乾かす時間が元の倍以上になったという人もいます。つける本数を抑えるなどして、少しでも辛くならないようにすることをおすすめします。

エクステのデメリット5.値段が高く時間もかかる

エクステは一本300〜500円ほどが相場で、高いものだと800円ほどするものもあります。長さや毛量にもよりますが、例えば、ショートからロングにするとなると100本ほどつける必要があるので、1本300円のエクステでも合計で30,000円はかかるという計算になります。

またエクステのタイプにもよりますが、編み込みタイプだと100本つけるのに3時間ほど、テープタイプで1時間ほどかかります。カットやカラーなど他の施術もある場合は、その後の予定に余裕を持たせておく必要がありますので注意してください。

自分の希望と合う条件のエクステを選ぼう

ヘアエクステのメリット・デメリットをご紹介しました。良い点ばかりでは無いことも理解した上で、エクステを楽しんでいただければと思います。また、種類も5つほどピックアップしましたが、それぞれメリット・デメリットがあります。なりたい仕上がりに合わせて選べるように、ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

izumi izumi ATELIER CARINO 編集長

ATELIER CARINO編集長。Z世代のリアルを反映した「新しい美容師」としてのキャリアや可能性をメディアを通じて発信します。

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