【美容室で働く】教育カリキュラムを紹介『シャンプー#06』

美容室のシャンプーってとても気持ちがいいですよね。今回は、シャンプーの基本の手順やシャンプーが上手くなるコツなどを詳しくご紹介していきます。シャンプーは、アシスタントのメインのお仕事です。しっかり習得してお客様に極上のシャンプータイムを提供しましょう!

目次

|シャンプーの流れ

ここからは、サロンで実際にお客様へ施術しているシャンプーの流れを詳しく解説していきます。シャンプーのコツもご紹介していきますので、しっかり流れを覚えてスムーズに出来るようにしましょう!

①お客様の首を支え椅子を倒す

お客様にシャンプークロスを付け、「お席を倒します。ゆっくりともたれ掛かってください。」とお声がけをし、お客様の首を支えながらゆっくりと椅子を倒します。倒し終えたら、「体制はお辛くないですか?」とお声がけをし、体制がつらくないか確認をしましょう。

②ウエット

手首でお湯の温度を確認し、フェイスラインから髪全体を濡らしていきましょう。地肌までお湯を通したら「お湯加減よろしいですか?」とお声がけをし、お客様にお湯加減を確かめましょう。ネープもしっかり濡らしましょう。

③1シャン

全体を濡らし終えたらシャンプーをつけ泡立てをします。泡立ては、シャンプー剤・水・空気をしっかり混ぜて、最後まで持ちの良い泡をつくりましょう。その後、1シャン(全体を軽くシャンプー)していきます。ネープまで洗い終えたら、泡が残らない程度に一度流します。

④2シャン

再度シャンプー剤をつけ泡立てをし、しっかりとシャンプーしていきます。

1線目は、もみあげからスタートし、フェイスラインを洗っていきましょう。

2線目、イヤー・トゥ・イヤーのラインを洗っていきます。正中線を洗いながら「力加減いかがですか?」とお声がけをし、力加減をお客様に確認しましょう。

3線目はクラウンを洗っていきます。

4線目は、ネープを洗っていきます。ネープを洗う時は、左手で後頭部を支え持ち上げます。そのまま右手で下からすくうように縦に洗っていきます。そのままネープの少し上の後頭部もしっかり洗いましょう。洗い終えたらゆっくりと頭を下ろします。下から逆の手順でフェイスラインまで戻ります。フェイスラインまで戻ってきたら、「お痒いところはございませんか?」とお声がけしお客様に確認しましょう。その後、全体をもう一度軽く洗い、手の動きを徐々に緩めていき最後に指圧をして終了です。線の境目や正中線はオーバーラップして洗うのがポイント!

⑤流し

初めに顔や耳周りの泡を拭ってから流していきます。フェイスラインから流していき、しっかりと頭皮を擦りながら流していきましょう。耳後ろは、お湯を溜めて手前にかき出しながらすすぐと流し残しを防ぐことができます。ネープも奥までしっかりとお湯を行き渡らせ流していきましょう。

⑥コンディショナー

コンディショナーを毛先から全体に馴染ませ、軽く頭皮をタッピングし、指圧をして終了です。

⑦流し

コンディショナーを流していきます。シャンプー流しと同様の手順で流していき、全体を流し終えたら「気持ち悪いところございませか?」とお声がけをし、お客様に気持ち悪いところがないか確認しましょう。

|シャンプーのコツ

ここからは、シャンプーが上手くなるコツをご紹介していきます。1つ目は、髪がつれないようにするです。髪がつれてしまうとかなり痛いので気を付けましょう。しっかりと指ぬきをするのがポイントです。2つ目は、手を大きく動かすです。手を大きく動かすことでとても気持ちがいいシャンプーができます。頭皮全体を触り、洗い足りないところがないようにしましょう。3つ目は、左右の動きを同じしての頭がぐらつかないようにするです。左右の動きが違うとお客様の頭がぐらついてしまい、不快な思いをさせてしまいます。気を付けましょう。また、フェイスライン・センター・ネープは鈍感な場所なのでしっかり洗いましょう!

|YouTube動画でも紹介|#07【シャンプー】編

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この記事を書いた人

CARINO編集部です。美容師さんやヘアメイクアーティストさんに役立つコンテンツを発信します。

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