メイクブラシって本当に必要?メイクブラシ解説【ベースメイク編】

皆さんは普段メイクをする際に、メイクブラシを使用しますか?「チークブラシは持っているけど、アイブロウはパレットに付属の小さいもので済ませてる。」「ファンデーションを塗ったらパウダーをはたいてベースは終わり!」なんて方も多いのではないでしょうか。実はメイクブラシは、メイクの完成度を上げてくれる素晴らしい道具なんです!

メイク用ブラシの必要性や使い方を知りたい方へ。本記事では、ベースメイク(アイメイクなどのポイントメイクの前段階)でメイクブラシを使用する理由やメリット、メイクブラシの種類や使い分け方について解説をしていきます!おすすめのブラシも紹介していますので、気になった方はぜひ活用してみてください。

目次

メイクブラシって本当に必要?ベースメイクにブラシを使用するメリットとは!

・リキッドなどのファンデーションを指で塗ると、指のしわにファンデーションが入り込んでしまって洗う手間が出来てしまう・・・
・チークがいつも固まって付いてしまう
・シェーディングが固まって不自然になってしまう・・・

など、少なからずベースメイクを普段していて不満に思うことはありませんか?付属のブラシ、小さいブラシではなじませることが難しいため、カラーがしっかりと乗りすぎてしまうデメリットがあったり。そんな悩みを解消してくれるのがメイクブラシです。

では具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?ブラシを使用するメリットについて解説していきます!

1. 下地、ファンデーションに使用するメリット

下地やファンデーションにブラシを使用すると、密着度が増します。際まできれいに塗れますし、手も汚れません。

2. パウダーに使用するメリット

パフでつけてもOKです。パウダーだとカラーの違いで引き締めができたり使い分けができます!例えば全体をカラーレスタイプ、フェイスラインのみダークトーンのパウダーで骨格を引き締めることが簡単にできます。

3. 骨格修正(ハイライト&ローライト)に使用するメリット

骨格に合わせて使いやすいブラシがあります。それぞれに合ったブラシを使うことで自然な骨格ができ、なじませやすくなるためスピードも速くできます。正確な位置に入れることも容易になります。

4. ニュアンスカラー(チーク)に使用するメリット

固まらずにふわっと広げられ、とても楽にニュアンスカラー(チーク)が入り、自然な血色感を出すことができます。狙った位置にしっかりと入れることができるのも、ブラシを使うメリットです。 

ベースメイクに使用するブラシを解説!

ブラシを使用した方がいい理由については理解できてきましたか??では実際にベースメイクに合わせて使用するブラシについて解説していこうと思います。

1. 下地・ファンデーションにおすすめのメイクブラシ

下地、ファンデーションを塗るときに必要なのは、ファンデーションブラシ。平たい形状の丸平型タイプや、断面が一直線のフラットタイプがあります。リキッド、クリームなど水が含まれているファンデーションに活用します。近年では、感染症対策としてこのようなファンデーションブラシの需要が高まってきました。ブラシの種類と特性について解説していきます。

1. 丸平型タイプ

ファンデーションを変に吸収しないため、無駄なく塗ることができ、目や小鼻などの際まで塗りやすいのがこのブラシの特徴です。

2.フラットタイプ

フラットタイプは、毛穴をしっかりと隠したり、カバーリングがしっかりとできるのが主な特徴です。

3. 丸型、歯ブラシ型

比較的テクニックがいらないので、簡単に使用することができるブラシです。しっかりと密着し、うすく伸ばすことができます。ちなみに、白無垢の時は、リキッドファンデーションやパウダーファンデーションの後に、水性ファンデーションを筆で伸ばして叩き込みをしていきます。丁寧に作りこんでいけば、重ねてもよれにくくムラにならずに塗ることができます。

2. パウダーにおすすめのメイクブラシ

ブラシの種類がある中で一番大きくふわっとしているブラシを使用します。

1.フェースブラシ

パウダーをしっかりと含ませてつけられる大きいブラシを選びましょう。やわらかく密なブラシがいいです。

2. パフでもOK

パフを使用する場合はパウダーに適量落としたら、軽く揉みこんで使用します。叩き込むようにすると、メイクが崩れにくくなります。

3. 骨格修正(シェーディング/ローライト)におすすめのメイクブラシ

骨格をはっきりと出すために使用します。しっかりとカラーをのせることができる、フラットタイプのブラシ。または骨格に合わせて入れることのできる、グラデーションタイプのブラシを使用します。

1. フラットタイプ

フェイスラインを、理想型の逆卵型に近づける際にはこちらを使用します。断面がストレートにカットされており、パウダーをしっかりと乗せることができます。密なブラシ程、硬いため一回でしっかりと骨格を作ることができます。ふわっとしたブラシは、ぼかすのがとても楽なので、ナチュラルなメイクに向いています。

2. フラットタイプ(小)、グラデーションカットタイプ

鼻筋や眉へのつながり、目元の骨格を作るには、こちらを使用します。骨格を作るには、ブラシの選定や、力加減も重要になります。コシがあるブラシの場合、適度に力を加えるとしっかりはっきり入れることができます。逆に優しく持ち、ふわっと入れることも可能です。鼻筋に入れる際は、顎を上げると眉へのつながりが見えやすくなります。

4. ハイライトにおすすめのメイクブラシ

主に前へ出てほしいところにいれますが、ローライトよりも細かいところにいれるため、小さめのブラシを使用します。グラデーションカットタイプのブラシだと、縦にすれば細く、面を使えば大きくいれることができます。

1. グラデーションカットブラシ

グラデーションカットになっている部分にハイライトをつけると、お顔の丸みにフィットさせて入れることができます。

2.フラットブラシ

細かい範囲に入れることができます。

練りタイプ、スティックタイプのハイライトの場合は、毛が比較的少ないブラシにつけると簡単になじませることができます。

3.チーク、ハイライト一体型ブラシ

チークブラシと併用できるタイプもあります。ハイライト専用のブラシよりも少しサイズが大きいので、使用するには注意が必要です。慣れれば1本で済むので持ち物を少なくできます。

5. ニュアンスカラー/チークにおすすめのメイクブラシ

ニュアンスカラーとは、チークの下地のようなもの。イメージに合わせたカラーリングと、血色感を出す効果があります。チークは最後の仕上げとして、全体のバランスで入れてメイク全体をなじませることが必要となります。そうすることで、全体の統一感がでてメイクの仕上がりがワンランクアップします。基本的にチークブラシでどちらも入れます。

1.グラデーションカットブラシ

パウダータイプはグラデーションカットブラシを活用しましょう。グラデーションになっている所にパウダーをつけると、的確な場所にのせやすいです。にこっと笑ったところにグラデーションの部分をフィットさせましょう。チークの後は、ブラシに残ったパウダーを眉、アイメイク、口元へ馴染ませるとメイクの統一感が出るためぜひ行いましょう。

2.ハイライト兼用ブラシ

ハイライトの時に解説した通りとなります。練チークなどは指でポンポンと乗せるか、ハイライトと兼用の小さい柔らかいブラシにポンポンと軽くつけてもいいかと思います。こちらはここに乗せたい、というポイント使いの際に重宝します。

6. リップブラシ

近年はリップブラシを使用する方は少なくなってきたかもしれませんが、リップブラシを使用すれば縁まできれいに塗ることができますよ♪カラーをミックスしたいときにも重宝します。家族でリップを使いまわす際にも衛生的でいいですね。

メイクブラシのお手入れ方法|洗い方はどうすればいい?

ブラシを使用するのであれば、衛生的に使用することが大切になります。お手入れ方法は意外と簡単です。ブラシクリーナーは簡単にしっかりと落とすことができます。クリーナーがない場合は、ぬるめのお湯に石鹸や中性洗剤を溶かし、ブラシをお湯の中でゆすりながら汚れを落とします。直接ブラシにつけて落としてもいいですが、傷まないように注意します。

どちらもお湯でしっかりと流し、ブラシの毛流れを整えて乾かせば完了です。毛を上に向けてしまうと根本の部分が乾かず根腐れの原因になるので、横に寝かすか毛を下に向けて乾かしましょう。ぼさぼさな状態で乾かさないように注意しましょう!

メイクブラシを活用して、メイクの完成度をUP!

メイクブラシを活用すると、手元が汚れにくいこと、メイクのなじませが楽になります。指やブラシをうまく使い分けることで、メイクの完成度は各段にアップし、とてもメイクが楽しくなると思います。

いきなりすべてをそろえるのは難しいと思いますが、まずはあると便利でブレンディングもできるチークブラシからスタートしてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

CARINO編集部です。美容師さんやヘアメイクアーティストさんに役立つコンテンツを発信します。

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