ねじりアップ【美容室で働く】教育カリキュラムを紹介

ヘアセットでは、成人式の現場など時短を求められる場合があります。本記事では、20分で完成する時短ねじりアップをご紹介します。

目次

前準備

時短でセットを行う際、前準備としてベースが巻いてあることやブロッキングしてあることで、セットがしやすくなったり、迷わず早く手を動かすことができます。

ベース巻き

直毛の方や、髪が短い方は、ピンがとまりずらかったり、イメージする動きが出しずらかったりします。そのため、やりたいイメージに合わせて、前準備としてしっかりベースを巻いておくことが重要です。

今回は、時短のため表面は巻かずに毛先のみをリバースに巻いて行きます。
癖毛や髪質の柔らかい方は、巻く必要は、ありません。

ブロッキング

迷わず、時短で仕上げるために初めにブロッキングを分けておきます。

①イヤートゥイヤーで分ける

②バックをトップポイントから放射状に3等分に分ける

全てのブロッキングは、地肌が見えないように大きくジグザグに取っていきましょう。

ねじりアップの作り方

時短のためには、できるだけコテ巻きの時間を減らしていきます。ねじりアップでは、トップを巻かなくても動きが出せるやり方をご紹介します。

クロス編み

バックの3つのブロックをクロス編みにしていきます。
真ん中の髪をトップから三角ベースにとり、上下に2つに分けます。

下の段を上に、上の段を下にして2本の髪をクロスします。

左右から少しずつ髪を同時にすくい、同じ方向にクロスします。

襟足までクロス編みにしたら、一度仮留めして両サイドも同じようにクロス編みにしていきます。

3ヶ所編み、軽く引き出して動きを出したら、まとめてゴムで結びます。

シニヨン

まとめた毛先を三つ編みにしてシニヨンを作ります。

作った三つ編みを軽く引き出し、毛先から丸めて襟足に両サイドからピンで固定します。

仕上げ

残ったサイドの髪もクロス編みにして、ゴムが隠れるようにピンで固定します。

毛先は、見えないように内側に折り込んでとめておきます。

反対サイドも同じように作ったら完成です。

まとめ

今回は、時短でできるねじりアップをご紹介しました。
お客様は、時短かつ仕上がりの良いものを好みます。仕上がりが良くても長時間かかってしまうようだと満足とは、言えません。少しでも、ベース巻きを減らしたり、前準備をしっかりして迷わずスムーズに仕上げることが時短の鍵です。施術前に、お客様の髪質や好みをしっかり見極め、時短かつ素敵なヘアスタイルを提供していきましょう。

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この記事を書いた人

美容師として働きながら、ヘアセットとメイクを勉強し直し、ヘアメイク師として活動するために転職。美容師ならではのヘアメイクから着付けまでトータルでの対応可能も強みの1つ。ひとりひとり、個性を生かしつつ魅力を引き出すヘアメイクが特徴。それぞれの悩みに寄り添った情報を発信します。

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