カラーシャンプとは?
カラーシャンプーはシャンプーに染料が配合されていて少し時間を置いてから流すと染料が髪に浸透して色持ちを良くする、色落ちを綺麗にするなどの効果があります。中には補色の関係を使って黄ばみや赤みをおさえるなどの効果があります。
髪色に合わせてムラサキ、ピンク、シルバー、ブラウンなど様々な種類が販売されています。ムラサキシャンプーとピンクシャンプーを混ぜたり普通のシャンプーと混ぜたりして使用することもできます。またカラーシャンプーは色を入れると言うよりも、いかに綺麗に色落ちをさせるか、なので色を入れることがメインではありません。その点を注意して使用しましょう。
カラーシャンプーを使うメリットは?
ブリーチをして色を入れた髪に通常のシャンプーを使うと、シャンプーするたびにあっという間に色が無くなってしまいます。カラーシャンプーを使うことによって、色落ちを抑えるのではなく、その色落ちをする過程を楽しむことができます。
ここでは、カラーシャンプーを使用するメリットを紹介します。
・色落ちを綺麗にする。
・ダメージを抑えながら色落ちを楽しめる。
・色落ちをの段階でカラーチェンジを楽しめる。
・次のカラーの土台作りができる。
・簡単に使える。
・頻繁にカラーするよりもコストがおさえられる。
・キューティクルを開かないため痛みにくい。
カラー別カラーシャンプーの特徴|髪色に合わせた選び方も解説!
種類と特徴1. ムラサキシャンプー
ムラサキシャンプーはカラーシャンプーの中で1番メジャーで使いやすいシャンプーになっています。
名前の通りムラサキの色素が配合されているシャンプーでムラシャンと呼ばれています。
ムラシャンは寒色系のカラーに染めた時によく使われます。また、日本人はブリーチをした時に黄みが残りやすいため補色の関係でムラシャンを使うと黄みを抑える役割も果たしてくれます。そうすることによって、ハイトーンカラーが黄みが少なく綺麗な色に見せてくれます。
種類と特徴2. ピンクシャンプー
ピンクシャンプーは、赤やピンクなど暖色系のカラーをした時に使われます。
ピンクシャンプーと言っても種類がありビビットなピンクシャンプーやアッシュ系のピンクシャンプー、黄みが混ざったサーモンピンク系のシャンプーなどがあります。
沢山あるピンクシャンプーの中から、自分の理想のピンクを探して使うことをあすすめします。またムラシャンと同じように黄ばみを抑える効果も期待できます。
しかし、ピンクシャンプーは他のカラーシャンプーよりも色素が濃いためあまり使用しすぎてしまうと髪の毛に色素が残留してしまう可能性があります。残留してしまうと次のヘアカラーに影響してしまうので注意して使用頻度を担当美容師さんと相談しながら決めてみるのも良いですね。
種類と特徴3. シルバーシャンプー
シルバーシャンプーは、ムラサキシャンプーと比べて青みがあるため黄みよりも赤みが気になる方やアッシュ系やグレー系のカラーにされた方におすすめです。シルバーシャンプーもピンクシャンプーと同じように色々な種類があります。
グレージュ系のカラーなら、グレーが強いシルバーシャンプーがおすすめです。そして赤みをしっかりおさえたい方はブルーやグリーンが強いシルバーシャンプーが良いでしょう。ただこちらも使いすぎると思ったよりも濃い色が入ってしまったりすることもあるので頻度を考えながら使用しましょう。
種類と特徴4. ブラウンシャンプー
ブラウンシャンプーは、カラーシャンプーの中でも1番使い方がシンプルでベージュ系やブラウン系に染めている方がブラウンシャンプーを使うことでカラーを楽しむことができます。
例えば、ムラシャンなら補色の黄色を消したいために使われる場合が多いですがブラウンシャンプーはブラウンを入れたい方向けのシャンプーになっています。また黄みをとってくれる効果もあります。
カラーシャンプーの正しい使い方
カラーシャンプーの頻度ですが毎日と言うより2-3日に1回程が良いとされています。また色落ちが早いと感じる方は染めたその日からカラーシャンプーをして頂いて大丈夫です。早いと感じない方は色が落ちてきたと思うタイミングで使っていただくと良いかと思います。
間違った使い方をしてしまうと残留してしまったりすることもあります。
シャワーの温度は38~40°くらいのぬるま湯でよく泡立ててからご使用ください。その後5~10分ほど時間を置いてから目が粗いコームなどで梳かすと色ムラがなく均一に仕上がります。その後ぬるま湯で流します。
カラートリートメントがある場合はそちらも併用して使っていただくとより効果が期待できます。
手順① 予洗い
スタイリング剤がついてる場合普通のシャンプーで軽く洗う。
スタイリング剤がついたままカラーシャンプーをすると色ムラの原因になってしまう場合があるので注意しましょう。
手順② 水気を取る
1度タオルドライをして水気をとる。
水分が残っていると色ムラになりやすいですし、水分と一緒に色も抜けていってしまうためタオルドライをしてからシャンプーをしましょう。ただしあまり水気をとりすぎてしまうと泡立たないので泡立つ程度に水気をとりましょう。
手順③ 根元からシャンプー
根元の方が染まりづらいため根元からシャンプーをしていく。
髪の毛に色を入れたいので頭皮よりも、髪の毛にシャンプーをしっかりつけて5~10分ほど時間を置きます。
カラーシャンプーの場合普通のシャンプーの2倍~3倍くらいの量を使うとしっかりカラーシャンプーの働きをしてくれます。