ヘアメイク師について知りたい方へ。本記事では、ヘアメイク師代表 りんなの、撮影の日の1日に密着した様子を大公開します。ヘアメイク前の準備から、モデルさんへの施術の様子、撮影中の動きまで全てを見ることができる内容になっていますので、実際の撮影現場の様子を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください!
今回のヘアメイク現場は?準備から施術、撮影に密着!
今回ご紹介する日の撮影内容は、写真展に出展する作品の写真ロケ撮影でした。オーディションによって選ばれたモデルさんそれぞれのコンセプトに合わせたヘアメイクをします。この日のモデルさんは2人で、abie hair住吉店でヘアメイクをした後、渋谷で撮影という流れでした。
ヘアメイク現場準備
まず、カメラマンさんやモデルさんが来る前に、ヘアメイクができる環境を整えます。今回は、サロンの一角を借りてのヘアメイクだったので、スペースに余裕がありました。
大きなキャリーケースから道具を取り出し、使いたい時にすぐに使えるよう綺麗に並べます。事前の打ち合わせである程度のコンセプトが決まっていたので、それに合ったメイク道具・ヘアセット道具を準備します。モデルさんの肌等の状態や実際にやってみてから出てくるかもしれないイメージの変更に備えて、リップだけでも色やタイプ別に何本か用意していました。
1人目のモデルさん到着!
カメラマンさんと1人目のモデルさんが到着し、衣装やコンディションを見ながら最終的なイメージのすり合わせをします。今回の写真撮影は、モデルさん自身の趣味や特技が反映されている部分もあったので、モデルさんが普段どんなメイクをしているのか、どんなファッションが好きなのかなど、実際に会ってからわかる情報を聞き取りつつ、ヘアメイクを決めていました。
まずはメイクから取りかかります。
次にヘアセットです。小物を使って撮影するとのことだったので、シンプルなデザインになりました。
1人目のヘアメイクが完了し、カメラマンさんとモデルさんは撮影地である渋谷へ一足先に出発。りんなは2人目のモデルさんのヘアメイクの準備に取りかかります。
2人目のモデルさんに着付け!
2人目のモデルさんは、衣装が着物だったので、着付けから始まりました。本人の希望やカメラマンさんのイメージに合わせて、現代風な着こなしに。着崩し方や帯の結び方があまりにもおしゃれで、モデルさんもりんなも大盛り上がりでした!さすが飯田さん!
ヘアメイク開始!
着物の柄や着こなし方に合わせて、メイクもモードな感じにしていきます。普段のメイクでは赤いアイシャドウがあまり得意ではないというモデルさん。ここはヘアメイク師の腕の見せ所ということで、似合う赤をチョイスしてグラデーションの付け方にもテクニックを使います。「自分でも赤いアイシャドウ使えたんだ!」と喜んでもらえるのは、ヘアメイク師としてとても嬉しいリアクションですよね♪
ヘアセットは、着物やメイクがかっこいい分、ちょこっと可愛さをプラスした編みこみに。
ヘアメイクが完了したのでりんなとモデルさんも渋谷へ向かいます。
2人目のモデルさんの撮影から現場に合流!
1人目の撮影を終えたカメラマンさんと渋谷で合流。2人目のモデルさんの写真撮影に入ります。
撮影中は、特にリップや前髪が崩れやすいので、そこを中心にお直しに入ります。撮影した映像も確認しながら、その都度直しに入る感じです。
撮影終了!現地解散
良い写真がたくさん撮れたということで、1時間半ほどで撮影が終了しました。カメラマンさんとモデルさんとは現地解散で、渋谷でご挨拶。りんなはサロンに戻って片付けをします。
ヘアメイク師りんなの撮影日の流れ
りんなの撮影の日の1日の流れをご紹介しました。ロケ撮影はたくさん歩きながら良い感じの場所を探しつつ撮っていくので、体力はそれなりに必要ですが、良い写真をたくさん撮影できてとても楽しい現場でした。みんなが「ステキ!」と言ってくれる作品にヘアメイク師として関われるのは、とてもやりがいや誇りを感じられますね。
この日撮影した写真は、こちらの写真展で見ることができます。気になった方はぜひご覧になってみてください♪