【中高生向け】美容師とヘアメイクさん両方できる!ヘアメイク師®︎についてご紹介

中学生・高校生の時点ですでに美容業界で働きたいと決めている方へ。本記事では、美容師とヘアメイクさん、双方の働き方を両立した新しい職業「ヘアメイク師」についてご紹介します。また、高校生から美容師免許の取得を目指す方法についても触れていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

目次

ヘアメイク師とは?

ヘアメイク師とは、美容師とヘアメイクさん双方の仕事を両立した、美容師アシスタントの働き方です。普段は美容室で美容師アシスタントとして働き、ヘアメイクの依頼を受けたら現場でヘアメイクさんとして働きます。

美容師とヘアメイクさんの違いは?

美容師とヘアメイクさんは、求められる技術だけでなく、働く場所や必要な資格、目指し方などが変わります。双方のお仕事の大きく異なる点を比較してみましょう。

美容師

  • 美容師免許が必須
  • カットやカラー、パーマの技術が求められる
  • 美容室入社後、アシスタント期間を経てスタイリストデビューする

美容師になるためには、美容師免許を取得して美容室に入社し、まずはアシスタントとして技術や接客を学びます。日々のサロンワークの中で、掃除や予約対応などの雑務から、シャンプーやカラーのヘルプなどをこなし、営業後に練習したりチェックを受けたりして一人前の美容師スタイリストとしてデビューするという道のりです。

ヘアメイクアーティスト

  • 特別な免許や資格は必要ない
  • ヘアセットやメイクの技術が求められる
  • ヘアメイク事務所への入社は美容師経験が求められることが多い

ヘアメイクアーティストは、特別な免許や資格がなくてもなることは可能です。ヘアメイクアーティストとして働くためには、ヘアメイク事務所に入社をすればいいと思いがちですが、ヘアメイクの現場では即戦力が求められるため、新卒採用を受け入れているところがほとんどないのが実情です。多くのヘアメイク事務所の採用条件は、美容師歴が求められます。そのため、ヘアメイクアーティストを目指す人はまず美容室に入社し、美容師経験を積みます。美容師とヘアメイクアーティストを両立している人が少ないのは、こういった壁が一因です。

ヘアメイク師という働き方のメリット

ヘアメイクアーティストを目指すまでに美容師経験を得る必要があることから、そのまま美容師として働く道を選んだり、そもそも美容の道を諦めてしまったりする人が多くいます。そんな今までを覆す働き方が、この新しい「ヘアメイク師」という職業です。

ヘアメイク師は、美容師アシスタントとしてスタイリストデビューを目指しながら、ヘアメイクアーティストの技術も学びます。従来、美容師アシスタント→スタイリスト→ヘアメイクアーティストと、何年もかけて目指す必要があったものを、同時進行することができるため、最短でのデビューが可能です。

また、美容師とヘアメイクアーティスト、それぞれの現場でしか得られない技術や知識を両方得られるため、美容師としてヘアメイクさんの経験を生かしたり、ヘアメイクさんとして美容師の経験を生かしたりできるのも、ヘアメイク師の特権です。いずれヘアメイク師として一人前のスタイリストになれれば、自分のやりたい方にシフトチェンジしたり、予約や依頼の受け入れを調整したりなど、将来の働き方の選択肢も増えます。

ヘアメイク師になるには?

ヘアメイク師として働くためには、美容師免許を取得後、ヘアメイク師の働き方を導入しているサロンに入社します。ヘアメイク師の働き方を導入しているサロンはこちらをご覧ください。

中高生必見!最年少でヘアメイク師デビューする方法

美容の世界で働きたい!と、早い年齢のうちから決めているのであれば、通常のヘアメイク師のなり方よりも早い年齢でデビューできる方法があります。通常、高校を卒業後美容専門学校に入学して美容師免許を取得するのが一般的ですが、高校からダブルスクールすることで、通常よりも2年早く卒業できる方法があるのです。詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください。

美容業界の新時代!ヘアメイク師になろう

ヘアメイク師についてご紹介しました。今まで両立するにはハードルが高かった美容師とヘアメイクアーティストですが、ヘアメイク師という働き方ができる環境が整ったことにより、働き手の夢が広がりました。また、中高生のうちからこういった情報に触れているだけで、20歳にしてヘアメイクの現場に入ることもできるなんて夢のある話ですよね。ぜひヘアメイク師について興味を持っていただけたらと思います。

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この記事を書いた人

izumi izumi ATELIER CARINO 編集長

ATELIER CARINO編集長。最大手美容学校グループの国試対策の全国模試において、トップの過去実績あり。行動と同時に頭で考える思考派。Z世代のリアルを反映した「新しい美容師」としてのキャリアや可能性をメディアを通じて発信。

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