【ヘアメイク師®︎インタビュー】アシスタント一年目で感じたやりがい #3 篠田千佳

ヘアメイク師とは、美容師とヘアメイクアーティスト、双方の働き方を両立した職業の総称です。

「働き手が不足している美容室」と、「環境や体制が整備されていないがためにヘアメイク関係の仕事に就けない求職者」を結びつける事業として発足され、全国のサロンでヘアメイク師という働き方が導入され始めています。会社の体制として、美容師としてもヘアメイクアーティストとしても働ける環境が整えられており、安定した集客と制度のもと働くことができるのが特徴でありメリットです。

今回は、ヘアメイク師の二期生として株式会社カプラスに入社した篠田千佳さんに、新卒一年目で得られたやりがいや、実際に働いてみて感じた理想と現実とのギャップについてお話を伺いました。

＜ヘアメイク師＞篠田千佳さんのプロフィール

大宮ビューティー＆ブライダル専門学校を卒業後、株式会社カプラスに入社。サロン事業部・ヘアメイク事業部・メディア事業部に所属し、美容師アシスタントをはじめ、ヘアメイクアーティスト、webライター、インフルエンサーなど幅広く活動中。

Q1. 美容師、ヘアメイクになろうと思ったきっかけは？

中高生の時、勉強に対するストレス解消として美容に触れていたことで、ヘアアレンジの楽しさやメイクをして自信が持てることの楽しさを知りました。将来は自分が好きで楽しいと思えることを仕事にしたかったので、興味を持った美容の道を選びました。

Q2. 実際にヘアメイクさんとして活動するようになって、元々イメージしていたヘアメイクアーティスト像とのギャップはありましたか？

私はそんなに大きなギャップを感じたことがありません。ヘアメイクさんになりたいと考え始めた頃から、仕事内容の大変さや体力が必要な職業ということは調べていて、事前に身構えた状態でいたので、理想との大きなギャップは感じませんでした。強いていうなら、実際に現場に出てみて、ヘアメイクさんの周りへの気遣いができる力の重要性を知った時、思っていたよりもそういった力を身につけることが大変なのだと感じました。

Q3. 直近の現場として成人式のヘアメイクに参加していましたが、初めて1人でお客様対応をしてみてどうでしたか？

今までは、先輩方が1対1でお客様に施術をしているところを見ているだけでしたが、初めて自分がその立場になることができたので、率直な感想として楽しかったです。自分でできてない課題等も見つけることができたので、来年に生かしたいと思いました。

ー具体的にどんな課題が見つかりましたか？

1人のお客様につき、ヘアセットとメイクを合わせて40分で仕上げなければならないのですが、一生に一度の成人というイベントを迎えるお客様の要望を取り入れながら、タイトなスケジュールを管理するというのが難しく、自分の中での課題だと思いました。

Q4. 普段は美容師アシスタントとして美容室で働いていますが、サロンワークを通して感じるやりがいや楽しさはなんですか？

自分が提供する技術に対してお客様から褒めていただいた時や、前回のご来店時に話したことを覚えてくださっていた時などに、楽しさややりがいを感じます。特に、私が入社する前からお店に通ってくださっている常連のお客様から、「この前こんなお話ししたよね」などと話しかけてもらえると、とても嬉しいです。

Q5. 2年目となる4月からの目標や、新たに挑戦したいことなどを教えてください

まず、今年度から引き続き、美容師とヘアメイクの両立を頑張りたいです。ヘアメイクの方では、先輩方のように一スタイリストとして現場に出て、1人ででもお客様を仕上げられるようになりたいと思います。また、美容師としては、更なる技術の向上と、新しい技術習得・チェック合格を目指します。

ヘアメイク師を全国に

第3回目のヘアメイク師インタビューは、ヘアメイク師の二期生として株式会社カプラスに入社し、1年目から現場でも活躍した篠田千佳さんにお話を伺いました。美容師とヘアメイクの両立を実現するヘアメイク師の働き方は、全国のサロンに導入され始めています。ヘアメイク師についてもっと詳しく知りたい方は、プアラのホームページをご覧ください。