【坂本りんな×高塩貴史】美容業界で活躍するZ世代の起業家2人にインタビュー

株式会社プアラ代表ヘアメイク師の坂本りんなさんと、株式会社Aim Agency美容部取締役の高塩貴史さんが、美容業界で活躍するZ世代の起業家を代表して対談しました。本記事では、その時の内容を一部抜粋してご紹介します。対談の様子を収めた動画も配信しておりますので、合わせてご覧ください。

目次

美容業界で活躍するZ世代の起業家2人

今回の対談企画で登場していただいたのは、20代という若さで会社の代表を務め、「美容業界を良くしたい」という志を持って活動に取り組んでいる2人の人物です。

坂本りんな

・株式会社プアラ代表取締役
・2002年生まれ(20歳)
・Instagram:https://www.instagram.com/linna.sakamoto/

トリプルスクールを経て18歳で美容師免許取得。株式会社カプラスが提唱する「美容師」×「ヘアメイク」の取り組み、活動をより進化させた「ヘアメイク師」という新しい職業を開発、自らが体現しキーアイコンとして活動を行うことを目的とした、株式会社プアラを2022年9月15日に創業、代表取締役ヘアメイク師に就任。全国の美容学校やサロンを巡り、同世代の視点から新たなヘアメイクアーティストの在り方を啓蒙中。

高塩貴史

・株式会社Aim Agency 美容部取締役
・1999年生まれ(23歳)
・Instagram:https://www.instagram.com/taka5557/

高校生時代に表参道のハイステージサロン「Lily」よりスカウトを受け、インターンを開始。大学と美容専門学校のダブルスクールを経て美容師資格を取得。現在はヘアスタイリストだけでなく、美容室のSNSや広告、組織体制のコンサルティング、D2Cスキンケアブランドのマーケッター、美容学生に向けたコミュニティメディア「BESION」の編集長を務め、業界内外から注目を集める。

対談内容一部チラ見せ!

今回の対談は、「好きをカタチに。」をキーワードに、Z世代ならではの視点や感性から生み出されたビジネスについてお話を伺いました。展開している事業内容、それらの活動を通して実現したいビジョンや今後想い描く将来とは、どのようなものなのでしょうか。

ここでは、彼らが若くして起業、会社のトップという立場に就くまでの経緯について、一部抜粋してご紹介します。

代表として活動を始めたきっかけとは

ー 坂本さんが20歳で会社を立ち上げ、活動を始めたきっかけはなんですか?

私は高校生の時に美容師免許を取得してヘアメイクさんになりたいと就職活動を始めましたが、就職先が美容室しかないというのに違和感を感じていて…。

「なんでヘアメイクさんになりたいのに、美容室に就職しなきゃいけないのかな」という疑問をずっと持っていたことを、私が就職した美容室の代表に話したところ、「ヘアメイクさんになりたい子」と「アシスタント教育をする美容師スタイリスト」との意識のズレがある問題について、意見が一致しました。

そこから、「ヘアメイクさんになりたい子を集める新しい会社を立ち上げて、やってみる?」という起業の機会をいただき、今に至ります。(坂本)

起業する上での不安はありませんでしたか?(高塩)

それが、全くなくて。基本的に何をするにも「やってみなきゃわからない」という学生時代に培われたマインドがあるので、「無理だったら無理でしょうがないし、やらないことには始まらないな」と思って、とりあえずやってみました(笑) ノリと勢いで、ビビってもしょうがないなという気持ちでやってます。(坂本)

高塩さんの起業したきっかけはなんですか?(坂本)

僕は大学と美容専門学校を同時に通っていたんですけど、そもそも何故大学にも通っていたかというと、中学校くらいの時から「自分で会社を持つ」というのを決めていたのですが、美容専門学校ではマーケティングを教えてくれないことを知ったので、美容師としてトップを目指すために大学に行くことを決めました。

美容師になることを決めていた高校時代には、ヘアメイクやセミナー開催などの、人を集めてお金をもらうという独立した活動が習慣になっていたんですよ。そして、大学に入るぐらいのタイミングで、このままだと扶養の枠を超えるということで親と話をして、会社を立ち上げて活動を継続することになりました。(高塩)

起業を決めたのが大学生の時…?(坂本)

18とか19歳の時です。(高塩)

えぇ信じられないんですけど!笑(坂本)

現在の事業内容は?

「ヘアメイク師」という職業をつくり商標登録をとって、美容師とヘアメイクの両立した働き方の認知拡大を図るのと同時に、全国のサロンさんと提携して、ヘアメイク師になりたい子たちの教育をするというプロジェクトを進めています。今、北関東から熊本まで11社のサロンオーナーさんと提携している状況です。

(全国のサロンと提携する目的は)例えば、北海道で撮影の現場があるときは、プアラと提携している北海道のサロンからヘアメイク師が出動するみたいな感じで動くためです。出張費の削減や地域の活性化につながるという目的もあります。(坂本)

ー 高塩さんはどんな感じですか?(坂本)

学校から声がかかればセミナーに行きます。美容学校さんが抱えている悩みに合わせて、就職のことであったりSNSのことであったり、その都度内容は変わりますね。共通しているのは、就活に関して悩んでいることが多いです。

ー 私も交流のある美容学生さんから就活に聞かれることがあるんですけどうまく答えられなくて…。高塩さんはどうやって話してますか?(坂本)

実は僕も就活をしたことはないんですけど…(笑) 高校時代に美容学生の友達からたくさん話を聞いたり、履歴書を一緒に作成して企業に通す手伝いをしたりしていたので、その経験から答えることもあります。あとは、サロンのオーナーさんとの付き合いもあるので、美容室側の採用状況や基準、悩みについて聞いたことからお話しすることもあります。

もっと詳しい内容はYouTubeで…!

対談内容について、ほんの一部ですがご紹介しました。もっと詳しい活動内容や、事業を通して実現したい将来、思い描いているビジョンについてたくさんお話しいただいています。また、同世代へのメッセージも必見です。ぜひ、YouTube動画をご覧ください。

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この記事を書いた人

izumi izumi ATELIER CARINO 編集長

ATELIER CARINO編集長。最大手美容学校グループの国試対策の全国模試において、トップの過去実績あり。行動と同時に頭で考える思考派。Z世代のリアルを反映した「新しい美容師」としてのキャリアや可能性をメディアを通じて発信。

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