結婚式のヘアメイクリハーサルは必要?メリット&デメリット・料金・タイミングを解説!

ヘアメイクリハーサルは必要?

結婚式を控え、ヘアメイクリアハーサルをするかしないかで悩んでいる方へ。本記事は、

・ヘアメイクリハーサルって必要なの?
・ヘアメイクリハーサルって何をするの?
・どのくらい費用や時間がかかるの?
・ヘアメイクリハーサルをしないとどうなるの?

などなど、様々な疑問を持った方におすすめの記事になりますので、ぜひチェックしてくださいね。

目次

結婚式のヘアメイクリハーサルはしないといけない?

ヘアメイクリハーサルは必要?

結婚式のプランの中には、結婚式当日のヘアメイクに関する打合せが含まれています。打合せでは、担当の美容師さんやヘアメイクさんと、当日のドレスや和装などの衣装に合わせた髪型やメイクを相談して決めて行くのですが、あくまで相談のみ。

「当日と同じ髪型やメイクを事前に見ておきたい!」といった場合には、ヘアメイクリハーサルを別料金で予約する必要があります。ヘアメイクリハーサルの料金は1回1万円前後が相場になるので、「どうしようかな…」と検討もしてしまいますよね。ヘアメイクリハーサルをしないという選択肢ももちろんありますが、迷った場合は、ヘアメイクリハーサルを受けておくことをおすすめします。

ヘアメイクリハーサルの必要性を感じてる花嫁さんは全体の90%以上

実際に、ヘアメイクリハーサルをして結婚式に臨む花嫁さんが多く、実際に受けた方の多くがヘアメイクリハーサルを受けたことに満足しています。

たとえば、「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」による報告を見ると、ヘアメイクリハーサルをした花嫁さんの割合は66.2%。実際にリハーサルをした花嫁の96.3%が、「必要」or「やや必要」と感じていることが分かります。

「理想通りの仕上がりになるか確認しておきたい」「当日に的確に希望を伝えられる自信がない」「衣装とのバランスを事前に見ておきたい」と言った場合に、ヘアメイクリハーサルを受けておくことで、余裕をもって式に臨めそうですよね!

ヘアメイクリハーサルをするメリット&デメリットは?

メリット&デメリット

ヘアメイクリハーサルを受けておいた方が良いとご紹介しましたが、「ヘアメイクリハーサルはしなくても良かった」という声もチラホラ…。費用も時間もかけて別に行うリハーサルなので、慎重に検討したいところです。

ここでは、ヘアメイクリハーサルをするメリット・デメリットをまとめました。

ヘアメイクリハーサルをするメリット5つ

ヘアメイクリハーサルをすることで得られるメリットは以下の通り。

・自分のイメージに合っているか確認ができる
当日イメージと違う場合に、「時間の制約からやり直しができない!」といった事態を防げます。

・希望する髪型ができるのか、確認ができる
髪の毛の量や長さによっては、希望する髪型が出来ないケースも。事前に分かることで、当日に慌てません。

・髪飾りについて相談ができる
お花や髪飾りを使用したい場合に、どのようなものが良いのか、どんなお花やカラー、本数が良いのかなどアドバイスをもらえます。

・満足できるまで何度もやり直しが可能!
時間と予算さえあれば、納得できるまで調整が可能です。ただし、追加料金が掛かる可能性もあります。

・髪色や髪の毛の長さもアドバイスがもらえる
当日に衣装と合わせてみたら、「もう少し髪色が明るい方が良かった…」なんてことも。事前に分かることで、後悔を防げます。

ヘアメイクリハーサルをするデメリットは「時間」と「お金」

ヘアメイクリハーサルをするデメリットとして、「時間」と「費用」がかかることが挙げられます。

ヘアメイクリハーサルに掛かる時間はおよそ2~3時間ほどと、長めです。結婚式前のバタバタしている期間に、時間を捻出するとなると大変かもしれません。

さらに、ヘアメイクリハーサルの費用として、ほとんどが5,000円~20,000円の間で、平均すると10,000円前後です。平均すると1万円前後が相場となり、複数のメイクや髪型を試す場合には追加料金が発生することもあります。余裕を持ったスケジュールと予算が必要になってくるでしょう。

ヘアメイクリハーサルはいつ行く?目安は2週間〜1ヶ月前

「早速ヘアメイクリハーサルを予約しなきゃ!」と慌てて予約をするのはちょっと待って!ヘアメイクリハーサルのタイミングはいつでも良い訳ではありません。

早すぎると、髪の毛の長さや色が当日までに変わってしまう可能性もあります。遅すぎると、万が一リハーサルのヘアメイクが満足いかない場合に、やり直しができなかったり、化粧品が合わずに式数日前にお肌が荒れてしまったりして当日を迎えることになるケースも。

当日の状況に限りなく近く、さらに安心してリハーサルに臨める日程を組むのであれば、ヘアメイクリハーサルのタイミングは2週間前〜1か月前に設定するのがおすすめですよ。

混み合う可能性があるので、予約は結婚式の2ヶ月前がおすすめ

「ヘアメイクリハーサルにいくのが式の2週間〜1か月前なら、いつのタイミングで予約をして大丈夫そう!」
と思われている方、要注意です。

平日は比較的予約が取りやすくても、土日を希望される場合は予約に苦労する可能性が高いです。
土日となると、予約できる日や枠がかなり限られてきます。混みあう可能性を考えて、結婚式の2ヵ月前からヘアメイクリハーサルの予約を入れておくと安心です。

ヘアメイクリハーサルのポイント|当日の流れや持ち物は?

ヘアメイクリハーサルの準備

ヘアメイクリハーサルに臨むにあたって、当日の流れや持ち物や、洋服などを考えずに受けてしまうと、せっかくのヘアメイクリハーサルの時間を十分に活かしきれないことも。どんな服装やメイクをして行くと良いのか、何を持って行くべきなのかについて詳しくご紹介します。

ポイント1. 服装はドレスの色味に近い服|襟足や首元は出ているものを選ぶ

結婚式当日に着用するドレスの色に近い色合いの洋服を着て行くことで、よりメイクと衣装との相性をつかみやすくなります。ウェディングドレスの色合いに近い白やベージュなどですね。

お色直しも考えて、当日着用するドレスの写真を持参したり、別の色のお洋服を持って行くのも良いでしょう。また、ドレスの多くは美しくデコルテが映える胸元が広くあいたデザインなので、できるだけ本番と似た条件になるよう、タートルネックや襟ぐりの詰まった服装は避けるのがベストですよ!

ポイント2. メイクは式場の方の指示に従う|すっぴんで行く場合も

メイクをして行っても良いですが、時間の制約もあるためノーメイクで行くのがおすすめです。担当者によっては「当日はノーメイクで来てくださいね」と事前に指示される場合もありますので、担当の方の指示があれば従いましょう。

ただ、すっぴんで行くとなると、自分の普段のメイクや雰囲気の好みが伝わりにくい面があります。
普段のメイクや服装が分かる写真を持参したり、SNSの投稿を担当の方に見せたりして、どんな雰囲気が好みなのかを伝えられる準備をしておくと万全です。

ポイント3. 本番で身につけたい小物やアクセサリーも持っていく

結婚式当日に身に付ける予定の小物やアクセサリ―を持って行くと、当日のイメージに近い状態でヘアやスタイルのセットができます。

特にイヤリングはピアスがあると、おくれ毛のニュアンスなど細かな部分まで調整できるので、より理想に近い仕上がりを目指せますよ。あれも、これもとアクセサリーで華やかにしたくなるところですが、髪の毛やメイクに合わせてみたら引き算をした方が良いなんて発見ができることも!

手元に当日に着用予定のアクセサリーや小物がない場合には、写真を持って行くか、イメージの近いものを持って行くと良いでしょう。

ポイント4. 気に入ったヘアメイクのイメージ画像を準備しておくとスムーズ

雑誌の切り抜きや、インターネットで探した画像など、「こんなヘアが素敵」「こんなメイクをイメージしたい」など、好き・素敵・なりたいと心惹かれるイメージカット集を持参しましょう!

担当のヘアメイクスタイリストにとって、好きな雰囲気や好みの系統を知る大切な情報になり、情報量が多いほどに色々な提案を受けやすくなります。好きなイメージが分からないと言う場合には、「これは嫌」というヘアやメイクの画像を見せてもOKです。

ポイント5. 会場の雰囲気やブーケの色味も伝えておく

「ヘアメイクに関係ないのでは?」と思ってしまうところですが、会場のテーブルに置くアイテムやメインのカラー、ブーケ、会場の雰囲気が分かる写真もお忘れなく。

可愛らしい会場と、シックで上品なイメージの会場では、場に似合うコーディネートが全く変わってきます。
ヘアメイクやアクセサリーの相談の際に、メイクさんが全体のバランスを考えやすくなり、完璧なコーディネートを叶えやすくなるでしょう。

ポイント6. 当日の衣装チェンジなどのスケジュールを伝えておく

担当ヘアメイクの方と当日のスケジュールを共有しておくことはとても大切です。スタイルチェンジを色々と検討していても、「スケジュールを見ると十分な時間がなくチェンジが難しい」といった問題点を事前に洗いだすことができます。

「どうしてもここでチェンジするのであれば、プランナーさんに伝えてスケジュール調整をしましょう!」「もう少しシンプルなお直しにしましょう」など、当日に慌てないための対策を立てられるでしょう。

ポイント7. カメラを持っていき、完成したヘアメイクを撮影しておく

ヘアメイクリハーサルでお気に入りのヘアメイクが完成したら、写真に納めましょう!「鏡でみたらしっくりと来たのに、実際に写真でみたら、なんだか違う。当日はここを少し変えてみよう」なんて発見に繋がるかもしれません。

また、写真があれば、前髪をどうするか、アイシャドウの色をどうするかなど迷ってしまった際に、後で写真を見ながらじっくり考えることも、誰かに相談をすることもできますよ。

ヘアメイクリハーサルをお願いする際の注意点|後悔しないためのポイント

ここからは、ヘアメイクリハーサルの際の心構えや注意点をご紹介!担当の方に要望や希望が伝わりやすくなるほか、理想の出来栄えに限りなく近づけるためのヒントが見えてくるはず。

当日余裕をもって式に臨める心境になるためにも、ぜひ、ヘアメイクリハーサルのポイントを押さえて行きましょう!

注意点1. こだわりやコンプレックスはきちんと伝える

「目を大きく見せたい」「この花を使ったヘアで、派手に魅せずにシンプルにまとめたい」「編み込みを入れて可愛くしたい」など、こだわりがある方はどんどん共有しましょう。

また、「目が離れて見えるのが悩み」「髪の毛の質が硬くて理想のニュアンスヘアになるか不安」などのコンプレックスも遠慮なくお伝えすることをおすすめします。カバーできる髪型やメイクのポイントを抑えた提案をしてくれますよ。

逆に、「具体的なこだわりや何をしたいのかが分からない」といった場合には、「これだけは嫌!」といったポイントを的確に伝えられると良いでしょう。

肌質やアレルギーも伝えておくのがおすすめ

せっかくの華々しいヘアメイクやドレスも、お肌の状態が悪いと台無しになってしまいますよね。特に敏感肌の方は肌質や、化粧品に含まれる物質にアレルギー反応があるようであれば、アレルギーについてもヘアメイク担当の方に報告しましょう。

使える化粧品を揃えてくれたり、ヘアメイクリハーサル時に使用するコスメアイテムとの相性を慎重に確認してもえますよ。肌トラブルなく、結婚式当日を迎えるためにも、情報共有を欠かさないようにしたいですね。

注意点2. 当日の担当者は誰なのか?も確認しておく

ヘアメイクリハーサルの担当者が当日とは違うケースもあります。細かなニュアンスをリハーサル時と同じようするには、できれば、同じ方に当日のヘアメイクを任せられるとベストではあります。

ですが、どうしても同じ担当者による結婚式当日のヘアメイクが難しい場合には、リハーサル時に撮った写真を用意しておくなどの準備が必要に。リハーサル時から担当者を確認し、備えておくと良いでしょう。

注意点3. 新郎や家族も連れて行くのがベター

ヘアメイクリハーサルには、ぜひ新郎や家族など、迷った時に背中を押してくれる助っ人を連れて行きましょう。ヘアメイクリハーサルでは、普段自分が使わないアイシャドウやメイクの仕方、髪型などに挑戦します。

そうなると「どっちが良いかな?」なんて思ったり、客観的に見るととても似合っているのに主観的に「自分には似合わないのでは?」と思ったりすることも。新郎や家族に一緒に付き添ってもらうことで、迷った時にずばずばと「こっちが良いよ!」と客観的なアドバイスをもらえて、よりよい選択が出来るようになるはずです。

ヘアメイクリハーサルを活用して、理想の状態で晴れ舞台を。

ヘアメイクリハーサルを活用して、理想の状態で晴れ舞台を。

結婚式を控えている新婦の皆さまは、きっと「ヘアメイクに関してあれもしたい、これもしたい」といった理想や希望に胸をウキウキされていることと思います。

一生に一度の晴れ舞台になるのですから、当然のことです!そんな方こそ、理想の結婚式を叶えるべく、ヘアメイクリハーサルをぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

今回ご紹介したヘアメイクリハーサルに臨む際の手順や、持ち物や心構え、注意点を参考にぜひ、ヘアメイクリハーサルを制してください。必ずや、当日の結婚式を余裕をもって、素敵な笑顔で迎えたいものですね!

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この記事を書いた人

CARINO編集部です。美容師さんやヘアメイクアーティストさんに役立つコンテンツを発信します。

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