【現場レポ】『嘘でもいいから』茉奈編。女優志望の「素の魅力」を引き出す、計算されたナチュラル美人メイク

こんにちは!今回は『嘘でもいいから』のヒロイン、茉奈(マナ)のヘアメイクについてご紹介します。

茉奈は、女優を目指している女の子。ハルが「あいつには才能がある」と確信しているくらいの存在感が必要だったので、あえて「今っぽさ」や「トレンド」に寄せすぎないように意識しました。 素材の良さを最大限に引き出しつつ、カメラを通したときにハッとするような「女優さんっぽい美人顔」をどう作ったのか、そのポイントを解説します!

目次

ベースメイク:内側から発光する「カメラ映え」の肌

茉奈のベースメイクは、ナチュラルさとカメラ映えの両立がテーマです。 VDLのカラーコレクティングプライマーで肌色を整え、UTOWAのファンデーションで薄膜のツヤを仕込みました。

さらに、MACのミネラライズスキンフィニッシュtoo cool for schoolのシェーディングで、やりすぎない立体感をプラス。 一番の難所は、撮影中のメイクチェンジでした。目元だけを落として作り直す際、元のベースと重なって厚塗りにならないよう、極限まで薄く、かつ美しく馴染ませることに神経を研ぎ澄ませました。

アイメイク:素を活かす「ニュアンスカラー」の魔法

こだわりのアイシャドウには、HolikaHolikaのアイパレット(ボタンアップ)をチョイス。 あえて派手な色を使わず、肌馴染みの良いナチュラルなカラーを重ねることで、彼女自身が持っている目の形や力強さを際立たせています。

<ポイント>
KATEのスーパーシャープライナーで極細のラインを引き、メイベリンのスカイハイで自まつ毛が伸びたような上向きカールに。

<こだわり>
UTOWAのアイブロウペンシル(アッシュブラウン)で眉を整え、意志の強さを感じさせる「女優の卵」らしい凛とした目元に仕上げました。

リップ:知性を感じさせる「マット」な質感

リップには、hinceのムードインハンサーマット(MO14)を使用。 ツヤツヤにしすぎず、マットな質感で仕上げることで、若さの中にも「大人っぽさ」や「落ち着き」を感じるバランスにしています。

ヘアスタイル:重なりと動きの「くびれすぎない」ゆる巻き

ヘアスタイルは、女優さんらしい華やかさを出すためのゆるい巻き髪。 ですが、茉奈の髪は毛先にレイヤーが入っていたので、巻きすぎると毛先だけが軽くなって、上とのバランスが崩れてしまうんです。

あえて「くびれすぎない」ようにボリュームを調整し、シュアルオイル モイストでしっとりとしたまとまりをプラス。 ケープでキープしつつも、動いた時に柔らかく揺れる、自然なスタイルを目指しました。

ヘアメイクから透ける「役の性格」

女優を目指す茉奈だからこそ、盛りすぎない「素」の魅力を大切にしたい。 そんな思いで作り上げた今回のメイク、いかがでしたでしょうか?

ヘアメイクには、その人の未来や覚悟まで映し出す力があります。 茉奈が劇中で見せる決意や、ハルが守りたかった「彼女の輝き」を、ビジュアルからも感じ取っていただけたら嬉しいです!

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