メンズの紫外線対策|白くならない日焼け止めやUVカットアイテムをご紹介

紫外線対策にお悩みの男性へ。本記事では日焼けを気にするメンズに向けて、白くなりにくい日焼け止めや、紫外線対策には見えないUVカットアイテムを使った日焼けを防止する方法をご紹介します。日傘などの紫外線対策グッズは、女性が使用するイメージが強くて使いづらいという男性は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

紫外線が起こす肌トラブル

太陽光に含まれる紫外線にはいくつか種類があり、主に日焼けに関係するのはUV-AとUV-Bという紫外線です。UV-Aと呼ばれる紫外線は波長が長く、肌の奥まで届きます。車や家の窓も通過するため、屋内にいるからといって安心できない紫外線です。肌の奥まで届くUV-Aは、肌のハリや弾力をつくりだす細胞を傷つけ、じわじわ肌への負担が蓄積されていき、シワやたるみといった外見での印象を大きく左右する肌トラブルを起こします。

UV-Bと呼ばれる紫外線はUV-Aより波長が短く、肌表面に強く作用します。肌が赤くなりヒリヒリする火傷のような日焼けの原因となる紫外線です。また、紫外線から肌を守ろうと体が生成するメラニン色素が沈着して、シミ・ソバカスの原因になります。

メンズにオススメUVカット方法とおすすめ商品

男性は肌が強いから紫外線対策は必要ないという考え方は間違いです。まず、男性だから肌が強いということはありません。むしろ女性よりも肌の保水力が弱く、髭剃りなどでのダメージも蓄積されているためデリケートです。今まで紫外線対策をしてこなかったという人こそ、これからしっかりケアをしていきましょう。

男性の紫外線対策が当たり前になったとはいえ、あからさまな日焼け対策にはまだ抵抗がある方もいるかと思います。ここからご紹介する紫外線対策は、ごく普通にオシャレとして取り入れつつUVカットできる方法です。簡単に取り入れられるので、チェックしていきましょう。

日焼け止め

紫外線対策として最も基本的な日焼け止め。最近は肌色をよく見せてくれるカラー付きのものや、ツヤと輝きを出してくれるパール入りの日焼け止めが多くみられます。そのような効果のある日焼け止めを使って肌を綺麗に見せることもできますが、メイク的な効果ではなく紫外線対策の効果だけが欲しいという方は、無色の日焼け止めを選びましょう。

また、日焼け止めのパッケージによく見るPAやSPFは、UV-AとUV-Bそれぞれの紫外線に対する効果値を表しています。PAがUV-A、SPFがUV-Bへの防御効果で、どのくらいの時間、どのくらいの強さの紫外線を浴びるかによって選ぶ必要があります。どちらの値も強ければ強いほど肌への負担が大きくなります。長い時間紫外線を浴びる場合はPA値を重視し、強い紫外線に対してはSPF値を重視して、ふたつの値のバランスを図りましょう。

おすすめの日焼け止め

ビオレUVアクアリッチウォータリーエッセンスq

塗りやすくムラになりにくい水感エッセンスの日焼け止めです。何度塗り直しても重たくならず、素肌感を残すことができます。ウォーターカプセルが配合されており、長時間乾燥しない保湿効果で肌を守ってくれます。汗や水に強いウォータープルーフ処方ですが、石鹸で落とせるのが嬉しいところ。ホワイトミュゲのやさしい香りで男性でも使いやすい日焼け止めです。

ニベアSUN角層ケアウォータージェル50

化粧水感覚で使うことができるポンプ式の日焼け止めです。持ち運びには不向きですが、プッシュするだけの簡単で手軽な使用感で、ズボラな人でも使い続けやすい商品となっています。肌にうるおいを与えて乾燥を防ぐジェルタイプの日焼け止めで、水のようにのびてサラッと馴染むつけ心地は癖になります。石鹸や洗浄料で簡単に落とすことが可能です。

ニベアサン
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UVカット機能付き汗拭きシート

シートにUVカット機能がついた商品があります。日焼け止めよりも紫外線対策効果は弱くなりますが、ベタつかずさっぱりした使い心地で日焼けを防止できます。出先で不快な汗を拭き取ると同時に紫外線対策ができるので一石二鳥です。汗は放置しておくと肌荒れの原因になったり体臭の原因になったりするので、ベタつきが気になり始める前にシートで拭きましょう。

塗り直しが必要な日焼け止めも、汗を拭くついでにUVカットできるシートを使用することで手間を省くことができます。カバンにひとつ忍ばせておくととても便利です。キツイ香りが苦手な方はフローラルやマリンの香り付きは避け、無香料か爽やかな柑橘系のものを選ぶと使いやすいでしょう。

おすすめのUVカット機能付きシート

無印良品 日焼け止めシート

簡単手軽にUVカットができるシートタイプの日焼け止めです。お手頃価格でサイズもコンパクト。デザインはシンプルで目立ちませんし、持ち運びやすいのでこの夏一つは持っておくと便利です。シートタイプで塗りやすく、塗りムラや塗り残しの心配がありません。

帽子

帽子は頭皮や髪の毛の日焼け対策として最も効果的です。頭皮の日焼けは炎症を起こし、色素沈着やフケの原因となります。また、髪の毛に色をつける細胞のメラノサイトを傷つけて白髪のリスクを高めたり、頭皮の炎症が薄毛の原因になったりもします。

帽子であればファッションとして取り入れやすく、デザインも自分好みなものを選ぶことができます。キャップやバケハなどつばが大きめの帽子は、顔や首の紫外線対策にも有効です。服装などに合わせられるよう何種類か持っておくと、ファッションの幅が広がると同時に紫外線対策にもつながります。

ただし、帽子をずっとかぶっていると汗や体温がこもり、蒸れて別の問題を引き起こしてしまうので、日陰や屋内では帽子を外して風通しをよくしてあげましょう。

サングラス

日差しが強く眩しい時にかけるサングラスも紫外線対策に繋がります。目自体が紫外線に影響されて起こる炎症もありますし、目で紫外線を察知し脳に伝達されることにより、紫外線から身を守ろうと体でメラニンの生成が促されるという原因にもなります。サングラスで目を覆い紫外線を遮ることによって、炎症やメラニンの生成を防ぐことができるのです。

UVカット機能がついていないサングラスで紫外線を防止するには、レンズの色が濃いほうが効果的に思えますが、実は逆です。濃い色のサングラスをかけると視界が暗くなり、光を集めようとして瞳孔が開くため、紫外線を取り入れる面積が広がってしまいます。サングラスはできる限り薄い色を選ぶのがポイントです。

色付きのサングラスでなくても、UVカット機能付きの眼鏡やコンタクトでも紫外線から目を守ることができます。

UVカット機能付きパーカー

パーカーを着るだけで紫外線対策ができる一番簡単な方法です。UVカット機能がついたパーカーのほとんどは長袖のタイプですが、通気性や吸汗性、速乾性の高い素材が用いられるため、暑い夏に羽織っても蒸れにくく、着ていて不快になることはほとんどありません。また、冷房が効いた室内や海・プールで濡れて冷えた時には、暑くなりすぎない程度に寒さ凌ぎができるというメリットもあります。

UVカットパーカーには「UVカット加工製品」と「UVカット素材製品」があります。UVカット加工製品とは、パーカーの表面に紫外線を通さない加工が施されているもので、パーカーの使用頻度が高く洗濯する回数を重ねると、徐々にUVカット効果が薄れていきます。UVカット素材製品は、パーカーを作る生地の繊維自体にUVカット効果があるため、UVカット加工製品に比べると紫外線対策の効果は低下しにくいといえます。

最近は多くのブランドからUVカット機能付きのパーカーが出ているので、自分好みのデザインを探してみるのも良いでしょう。

日焼け対策をして綺麗な肌を保とう

メンズの紫外線対策についてご紹介いてきましたが、いかがでしたでしょうか。毎日紫外線対策にこだわる事は意外に面倒で、サボってしまうこともあるかもしれません。しかし、紫外線による影響が今目に見える状態で出ていなくても、数年後の肌トラブルにつながっています。できるだけ早い段階から日焼けすることを避けて、綺麗な肌を守りましょう。

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この記事を書いた人

izumi izumi ATELIER CARINO 編集長

ATELIER CARINO編集長。最大手美容学校グループの国試対策の全国模試において、トップの過去実績あり。行動と同時に頭で考える思考派。Z世代のリアルを反映した「新しい美容師」としてのキャリアや可能性をメディアを通じて発信。

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