受講料0円・就職義務なし。SALONGRAPH ACADEMYの仕組み

美容室向けのアカデミーやスクールは数多くありますが、「受講料0円」「就職義務なし」という形は、かなり珍しいと思います。なぜその仕組みが成り立つのか、なぜあえて“縛らない”選択をしたのか、この記事では、SALONGRAPH ACADEMYの制度設計を、包み隠さず整理します。

目次

アカデミー=学校、ではありません

SALONGRAPH ACADEMYについて説明すると、よく「スクールですか?」と聞かれます。

ただ、私たちの認識は少し違います。ここは技術を教えるための学校ではなく、現場に戻るための準備期間を用意した場所です。

カリキュラムがあって、講師がいて、テストがある。そういった一般的な教育モデルではなく、サロン・撮影・ヘアメイクの現場そのものを、学びの場として開放しています。

なぜ、受講料を取らないのか

受講料0円という点は、どうしても「怪しい」「続くの?」と思われがちです。

でもこれは、短期的な収益を目的にしていないから、というだけの話です。

SALONGRAPH ACADEMYは、単体で利益を出す事業ではありません。あくまで、

・人材の入り口を広げる
・現場に入る前のミスマッチを減らす
・育成コストを分散させる

ための採用・育成の前工程として設計されています。

結果として、採用後の教育負担や早期離職による損失が減る。長い目で見れば、そのほうが健全だと判断しています。

就職義務をつけなかった理由

もう一つよく聞かれるのが、「なぜ就職義務をつけないのか」という点です。

理由はシンプルで、義務がある時点で、本音が出なくなるからです。

・本当にこの環境が合っているのか
・サロンワークとヘアメイク、どちらに興味があるのか
・自分がどのレベルにいるのか

これらは、体験してみないと分かりません。

無理に囲い込むより、 一度外から見てもらったほうが、結果的に「合う人」が残ります。

現場を“教育の場”として使う設計

SALONGRAPH ACADEMYの特徴は、別枠の研修施設を持たないことです。

実際のサロン、実際の撮影現場、そこにアカデミー参加者が段階的に関わっていきます。

・最初は見学
・次に補助
・少しずつ実務へ

いきなり戦力扱いはしません。でも、ずっと練習生でもありません。

この「間」を作ることで、現場も参加者も、無理なく関われるようになります。

向いているサロン、向いていないサロン

この仕組みは、すべての美容室にフィットするわけではありません。

向いているのは、

・採用後のズレに悩んでいる
・育成を仕組みで支えたい
・人を“消耗品”にしたくない

こう考えているサロンです。

逆に、即戦力一本、短期回転を前提にしている場合は、正直、合わないと思います。

仕組みを知るだけでも意味はあります

SALONGRAPH ACADEMYの形をそのまま真似する必要はありません。

ただ、

「なぜこの設計にしたのか」
「どこでズレを減らそうとしているのか」

を知ることは、自社の採用設計を見直すヒントになります。

もし、制度の考え方だけでも聞いてみたい、壁打ちしてみたい、という段階であれば、気軽にご相談ください。

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