こんにちは!前回に引き続き、ショートドラマ『A.Iは知らない』のキャラクター解説をお届けします。
今回ご紹介するのは、主人公・秋人の幼馴染的なポジション、莉子(りこ)です。 彼女は、失恋して部屋に引きこもる秋人を叱咤激励する「しっかり者」。でも実は、AIに何百件も彼のことを相談しちゃうくらい、健気でピュアな一面も持っている……という、とっても魅力的なキャラクターなんです。
そんな彼女の「快活さ」と「一途な想い」をどう表現したのか、ポイントを絞って解説します!
ベースメイク:大学生らしい「瑞々しいツヤ肌」
莉子のベースメイクで意識したのは、大学生らしいフレッシュな若々しさです。 VDLのカラーコレクティングプライマーで肌色を整え、UTOWAのファンデーションでカメラ映えするツヤ感を仕込みました。
実は今回、ベースメイクで一番苦戦したのが「クマやくすみのカバー」でした。 しっかり者の莉子ですが、実は裏で秋人のことを心配して夜も眠れないほど相談を繰り返している……。そんな設定を裏付けつつも、画面上ではあくまで「健康的で綺麗な大学生」に見えるよう、MACのミネラライズスキンフィニッシュなどで質感を作り込んでいます。


アイメイク:強さと可愛さを混ぜた「絶妙なツリ目」
莉子の性格を表現する上で、最もこだわったのが目元です。 彼女の「しっかりした性格」を印象付けるために、少しだけツリ目っぽいラインを意識しました。
ポイント
BBIAのアイパレットで陰影をつけ、メイベリンのスカイハイでまつ毛をスッと立ち上げています。
こだわり
単にキツい印象にするのではなく、可愛らしさも残すのが莉子流。UTOWAのアイブロウペンシル(アッシュブラウン)で眉を整え、意志の強さを出しつつも、全体的に柔らかいトーンにまとめています。


リップ&チーク:キャラクターを彩る血色感
リップは、落ちにくさと発色の良さを兼ね備えたKATEのリップモンスター05をベースに、Dintoのグロスを重ねて奥行きを出しました。 チークはセザンヌ。しっかりした性格を印象づけるために、入れる位置や角度にもこだわって「デキる女感」と「ヒロインの可愛げ」のバランスを取っています。



ヘアスタイル:重なりを計算した「動きのあるレイヤー」
莉子のヘアは、動きのあるスタイル。 彼女の髪は毛先にレイヤーが入っていたので、セットを間違えると毛先だけが浮いて、上が重たく見えてしまうんです。
全体のボリューム感に細心の注意を払いながら、oggiottoとケープを使って、ナチュラルだけど崩れないスタイルをキープしました。彼女のサバサバした性格に合う、清潔感と動きのある仕上がりになっています。
まとめ:ヘアメイクから透ける「役の性格」
今回の莉子という役を通して、改めて「ヘアメイクから性格を感じ取ってもらう」ことの大切さを実感しました。
アイラインの角度ひとつ、チークの入れ方ひとつで、その子がどれだけ秋人を想い、どれだけ自分の足でしっかり立っているのかを表現できるんです。 視聴者の皆さんに、莉子の「切なくて強い想い」がメイクを通じて少しでも伝わっていたら嬉しいです!
皆さんも、その日の「なりたい自分」に合わせて、パーツの角度や質感を少しだけ変えてみませんか?
本サイトは、ヘアメイク師を育成する株式会社サロンフラフが運営しています。
日々の現場で得た知識をもとに、美容師のスキル向上に役立つポイントを解説しています。
気になることがございましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。
