まずは、第53回美容師国家試験の合格、本当におめでとうございます! 自分の受験番号を見つけた時のあの感動は、一生の宝物ですね。
しかし、喜んでばかりはいられません。実は「合格=美容師」ではありません。免許証が手元に届くまでは、法的にはまだ美容師としてカットなどの施術を行うことはできないのです。
4月の入社式やサロンワークをスムーズに始めるために、今すぐやるべき「免許申請」の手順を分かりやすくまとめました。

①合否の最終確認と「合格証書」の受け取り
合否は2026年3月31日(火)午前9時から、理容師美容師試験研修センター公式サイトで確認できます。 その後、合格者には「合格証書(ハガキ)」が郵送されます。このハガキが届いたら、いよいよ申請スタートです!
②免許申請に必要なものチェックリスト
申請には意外と準備するものが多いです。以下の6点を揃えましょう。
- 免許申請書
合格通知に同封されています。 - 合格証書
届いたハガキ原本が合格証書です。 - 医師の診断書
発行から3ヶ月以内のもの。近所の内科などで「美容師免許申請用」と伝えれば作成してもらえます。 - 住民票(または戸籍抄本)
「本籍地記載」かつ「マイナンバー(個人番号)なし」のものを役所で取得してください。 - 登録免許税(9,000円)
郵便局の窓口で「収入印紙」を購入します。 - 事務手数料(5,200円)
同封の振込用紙で支払い、受領証を申請書に貼ります。

【重要】収入印紙の買い方 コンビニでは高額な印紙(9,000円分)を置いていないことが多いので、必ず郵便局の窓口へ行きましょう。購入した印紙は申請書に貼りますが、「割印(ハンコ)」は絶対にしないでください!
③免許証が届くまでの「4月の過ごし方」
「免許証がないとお店で働けないの?」と不安になりますよね。
◯できること
シャンプー、カラーの塗布、ワインディングの練習、接客など
◯できないこと
カット、パーマ、まつ毛エクステなど(これらは免許登録が完了してから!)
<リアルな流れ>
4月は研修やアシスタント業務がメインになるため、免許証が届く(5月頃)までは先輩のサポートに徹する期間となります。

④美容師免許の申請に必要なものリスト
合格証書が届いたら、すみやかに以下の書類を揃えましょう。特に「診断書」や「住民票」は有効期限があるため注意が必要です。
| 必要書類 | 入手先 | 備考 |
| 免許申請書 | 合格通知に同封 | 振込用紙もセットになっています |
| 合格証書(ハガキ) | 自宅に届く | 申請時に原本を同封します |
| 医師の診断書 | 病院(内科等) | 発行から3ヶ月以内のもの |
| 住民票 or 戸籍抄本 | 市区町村役所 | 本籍地記載・マイナンバーなしのもの |
| 登録免許税(9,000円) | 郵便局 | 収入印紙を購入して貼り付けます |
| 事務手数料(5,200円) | 郵便局 | 同封の振込用紙で支払い、受領証を貼付 |
⑤注意点!「医師の診断書」は何科に行けばいい?

意外と迷うのが診断書です。美容師免許の申請には「精神機能の障害に関する診断」が必要です。
◯どこで取れる?
精神科である必要はなく、近所の内科や総合病院で受け付けてくれることがほとんどです。
◯ポイント
合格通知に同封されている試験研修センターの指定用紙を持参して書いてもらうのが一番スムーズです。
◯費用
3,000円〜5,000円程度が相場です。
⑥免許証が届くまでのスケジュール
書類を簡易書留で郵送してから、実際に免許証が自宅に届くまでは約1ヶ月程度かかります。
◯4月の入社式に間に合わせたい!
合格発表後すぐに書類を揃えて発送すれば、4月末〜5月上旬には手元に届くイメージです。
◯それまでの仕事は?
免許証がない期間は、シャンプーやカラーのヘルプなど「アシスタント業務」の範囲内で働くことになります。
まとめ|焦らず、でも迅速に!
3月31日に自分の番号を見つけたら、その日のうちに書類を揃え始めるくらいのスピード感が理想です。4月の入社式を晴れやかな気持ちで迎えられるよう、この記事をブックマークして準備しておいてくださいね。

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