美容室のオンライン企業説明会を行う上で心得ておきたいこと|開催方法や事前に準備することは?#美容室の採用戦略

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美容室採用におけるオンライン企業説明会とは?

新型コロナウィルスの影響で、採用活動だけでなく全ての事柄で「オンライン」という手法が広まりました。今まで出来なかったことも、「非接触・遠距離」でも可能になったことが多くあり、採用活動も基本的に対面での【説明会・見学・面接】から、オンラインでの手法を取り入れています。

オンラインで企業説明会を行うメリット

オンラインで行えるメリットはどのようなものでしょうか?

1. 移動する時間が必要ない

必ずしも現状住んでいる場所ではない所に就職を考えている人も多いかと思いますが、そういった求職者にとって、遠方の美容室に赴て、説明会や見学に参加することは大変なことです。交通費も時間もかかりますし、1日に聞ける会社も限られてきます。

2. 参加しやすい

家や学校など場所を選ばずに参加できるので、拘束時間がタイトでスケジュールが合わせやすいこともメリットです。また、新型コロナウィルス感染症のパンデミックなどの影響で、沢山の人が集まる場所を懸念する人たちも増えているので、非接触で参加できることも良い点かと思います。

3. 開催費用がかからない

企業側にとっては開催場所にかかる経費をかけずに、求職者に自社をアピールできる点も大幅なコスト削減に繋がります。求人広告代理店が主催する企業説明会への参加は、1回の参加費用が10万円~30万円ほどかかる場合も多く、自社でオンラインで開催できれば開催にかかる費用は0で済む場合もあります。

オンライン企業説明会のデメリット

沢山のメリットがある一方でデメリットもあります。

1. リアクションが分かりづらい

対面と大きく違うのは、オンラインではコミュニケーションをとっている相手のリアクションがわかりづらい点です。またこちらの印象も、記憶に残すには工夫が必要です。そのため、通常のリアクションの1.5倍は大きくリアクションをとるようにしましょう。

2. インターネット環境を整えなければならない

リアルタイムでの配信では、接続が途中で途切れてしまうことも懸念されます。中々繋がらないなどとあってはせっかく視聴してくれている求職者も最後まで見ない場合もあり得ますので、事前に自社でのテストや求職者への呼びかけも重要です。

3. 美容室の魅力・雰囲気が伝わりづらい

画面越しでは、なかなか全てを伝えきることは難しいことです。百聞は一見にしかずの通り、魅力・雰囲気・空気感を伝えるには工夫が必要です。

美容師になりたい求職者にとって、実際に働く場所の雰囲気を肌で感じることができる対面での交流は、一番印象に残る手法でしょう。ですが、実際に見学・説明会に来てもらうことは大変なことです。また物理的にも距離的にも難しい求職者もいますので、まずは手軽に参加しやすいオンラインで、自社に興味を持ってもらう足がかりを広げてみてはいかがでしょうか?

オンライン企業説明会の開催方法

オンライン企業説明会とは、スマホやパソコンを使ってインターネット環境下で行う採用活動で、リアルタイムで配信を行うLIVE形式や、あらかじめ録画しておいた動画を配信する形式のふたつに分類されます。

また、開催方法としては、ZoomやインスタLIVE、YouTubeでの配信などを活用している企業が多いでしょう。

1. LIVE配信

リアルタイムで実施することができるので、求職者のリアクションを見ながら会話やチャットなどでコミュニケーションを積極的に取ることができますし、質問などもその場で受け答えができます。 

一方で、配信時間などをあらかじめ決めてから開催することになりますので、スケジュールの調整が大変です。美容室の認知度が高く同じ時間に多くの視聴者を得られる場合は、とても有利ですが、視聴者を集めることが難しい美容室の場合は録画配信の方が活用しやすいかもしれません。

また、リアルタイムでおこなうことなので、ネット環境によって接続が切れてしまったり、映像や音声がフリーズするなどのイレギュラーな事態が起こる可能性もあります。

ライブ配信型の企業説明会は、主にZoomやインスタライブを使って行う場合が多いでしょう。

Zoomを使用する場合

Zoomで行う場合は、事前に告知し参加希望者にURLを送ります。決まった時刻にログインしてもらい、管理者(美容室)側が入室を許可します。また、パワーポイントなどで資料を作成し、画面共有などで写真や表を使いながら説明していくことができます。

美容室側が1人に対して、求職者は1人でも複数でも可能です。1対1で対応する場合はよりコミュニケーションが取りやすいので、求職者からすれば有意義な時間で応募に繋がりやすい傾向にあると思います。参加者の人数が多いと、ひとりひとりの対応は難しいかもしれませんが、個別対応は特別感も増すので、検討してもいいかもしれません。

複数人に向けて行う場合は、ひとりよがりに話してしまっては、求職者も飽きてしまいます。できる限りキャッチボールをしながら、写真など画像を交えて説明していくことがポイントです。マイクをオンにするだけでなく、二択の質問にするなど工夫すればリアクションボタンを活用してコミュニケーションを取ることもできます。

インスタライブを使用する

インスタライブで行う場合も、事前に告知は必要ですが、参加者は自由に視聴したり退出したりできます。フォロワー数が多ければ多いほど有利ですが、認知度が低いと機能しないかもしれません。

インスタライブでは、画像や写真を使って説明するよりも、二人以上で出演し会話しながらインタビュー形式で話すなどの工夫が効果的です。また、リアクションやコメントにすぐ反応し、視聴者とコミュニケーションをしっかりとれることが最大のメリットだと思います。出演者以外の裏方、または出演者のうちのひとりは必ずリアクションとコメントを把握できるようにしておいた方がいいと思います。

Zoomは「かっちりとした」、インスタライブは「気軽さ」がそれぞれのメリットであり、デメリットでもあると思います。まずは、Zoomでの企業説明会が開けるようにしておくと、色々な場面で応用できると思いますので、企画してみるといいかもしれません。

2. 録画配信

録画して動画を編集してから配信できるので、企業にとっては一度作成してしまえばその後の手間などがかからず、求職者にとっても自分の好きな時間に見ることができるので、とても便利です。また、求職者に直接スカウトメールなどを送る場合や、専門学校への自社をアピールする時にも、会社紹介などの動画がある方がイメージを伝えやすく活用の用途は広いです。

しかし、一方的に動画を視聴するだけなので、質疑応答などのコミュニケーションがとれないことや、視聴を途中でやめてしまう場合など懸念点もあります。

また、改善しようとしても、どこが悪かったのかなど視聴者の反応を見れないので、改善しづらい点もデメリットです。

動画の編集方法について

動画の編集方法は、いくつかあります。

編集ソフトは色々なものがありますが、「DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)」というものがおすすめです。「無料 動画編集 ソフト」と検索すると必ず上位に顔を出します。

ほとんどの機能が無料で使えるので、使い勝手がよいと言えるでしょう。

動画を作る際には、まずは何分の動画にするのかなど、台本を作り構成を考えましょう。紹介したいことは何なのかを明確に台本に起こしておくと編集もしやすいはずです。次に素材作りです。説明している動画や、会社の概要が一覧できる表・画像、社員の雰囲気が伝わる写真や動画など、台本に合わせて素材を作りましょう。準備ができたら編集すれば、1年間は色々な場面で使えると思います。

YouTubeを使用する

YouTubeは倍速で聞いたりと使い勝手も良く視聴者にとっても見やすいコンテンツなので、自社のYouTubeチャンネルは開設しておくことが望ましいと思います。

企業説明会動画の他にも、店舗紹介やスタッフインタビューなどもアップロードしておくなど、情報が充実していくといいと思います。

Instagramを使用する

Instagramのリール機能やIGTVを使って、録画動画を配信していくこともいいと思います。

リールは15~30秒の短い動画なので、情報を載せるというよりは「引きつけ」効果の方を期待したい所なので、企業説明会動画としてはIGTVで投稿するといいと思います。IGTVで投稿する場合、スマホからのアップロードは1~15分、パソコンからだと1~60分の動画が投稿できます。

まとめ

「オンライン企業説明会」と聞くと、何から始めたらいいのか分からない美容室経営者・採用担当者もいると思います。美容室で働いているとデジタルに疎いなんてこともあると思いますが、これからの時代は、非接触・遠距離・遠隔・デジタル化・オンラインなど、美容室にとっても避けては通れない時代となっていくでしょう。

開催方法や、動画作成方法など、ひとつずつ紐解いてみれば、自社の方針にあったやり方が見えてくると思います。この記事が、少しでも美容室採用に行き詰っている経営者・採用担当者へのヒントになればと思います。

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この記事を書いた人

abie hair在籍。株式会社カプラスの採用担当として、企業説明会や学校訪問など採用活動の全般に携わってきた経験を活かして、美容室採用のノウハウを配信していきます。

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