「美容室って、マスクをつけたまま行ってもいいの?」
「できればマスクを外したくないんだけど、美容師さんからしたら迷惑?」
「カットやカラーって、マスクをしたままでもできるの?」
こんなふうに気になったことはありませんか?
美容室では顔を見られることに抵抗があったり、マスクをしているほうが安心できたりして、できれば施術中もマスクをつけていたいという人もいます。
一方で、「美容師さんが施術しにくいなら外したほうがいいのかな」「マスクをつけたままだと失礼なのかな」と、なかなか自分から聞きづらいこともありますよね。
そこで今回は、美容師目線で「美容室でマスクをつけたまま施術を受けるのはアリなのか?」について解説します。
結論からいうと、マスクをつけたまま施術できるケースは多いです。ただし、メニューや施術する場所によってはマスクの紐が邪魔になることもあるので、最初に美容師さんへ相談しておくのがおすすめです。
美容室でマスクをつけたままでも大丈夫?

まず気になるのが、「そもそもマスクをつけたまま美容室に行ってもいいの?」というところ。
これは、基本的には美容室や担当する美容師さんに確認してみればOKです。
カットやカラーなど、多くの施術はマスクをつけたままでも進められる場合があります。
ただし、美容師さんが髪を切ったり薬剤を塗ったりするとき、マスクの紐が施術する部分にかかってしまうことがあります。
特に影響しやすいのが、耳周りやもみあげ、顔周りです。
そのため、「マスクをしていること自体がダメ」というより、マスクによって施術しにくい部分が出てくることがあると考えておくと分かりやすいでしょう。
「マスクをつけたまま」は美容師さんにとって失礼?
「美容師さんはマスクを外してほしいと思っているのでは?」
「つけたままだと失礼かな?」
と気になる人もいるかもしれません。
でも、マスクをつけていたいこと自体を、必要以上に気にする必要はありません。
風邪をもらうのが怖かったり、マスクをしているほうが安心できたり、さまざまな理由がありますよね。
美容師さん側としても、マスクをつけていることそのものより、施術するうえでどうすればやりやすいかのほうが重要です。
もしマスクを外したくないのであれば、最初に「できればマスクをしたままお願いしたいです」と伝えておけばOK。
美容師さんも、どこまでマスクをつけたまま施術できるかを考えて対応しやすくなります。
逆に、何も伝えずに施術を始めてしまうと、途中で「ここだけ少しマスクをずらしてもらえますか?」となる可能性もあります。
なので、最初に希望を伝えておくほうがお互いにスムーズです。
カットはマスクをつけたままでもできる?

カットは、マスクをつけたまま施術できることが多いメニューです。
ただし、注意したいのがもみあげや耳周り。
マスクの紐がもみあげにかかっていると、髪を切りたい場所に紐が重なってしまいます。
特にもみあげがある程度長めに生えている人は、紐がかぶってしまうことで、きれいに切りにくくなることがあります。
そんなときにおすすめなのが、マスクの紐をクロスして耳にかける方法です。
通常は左右の紐をそのまま耳にかけますが、紐を交差させて耳にかけることで、もみあげ部分に紐がかかりにくくなります。
少しの工夫ですが、耳周りをカットするときには意外と便利です。
もちろん、マスクの形や耳の位置などによってやりやすさは変わるので、担当の美容師さんに相談してみてもいいでしょう。
カラーはマスクをつけたままでもできる?
カラーもマスクをつけたまま施術できる場合があります。
ただし、カット以上に気をつけたいのがカラー剤による汚れです。
カラー剤がマスクや紐についてしまう可能性があるため、施術後に「マスクが汚れてしまった!」となることがあります。
もしマスクをつけたままカラーをしたいなら、汚れてもいいマスクを用意しておくのがおすすめです。
私自身も、できればマスクを外したくないタイプなので、カラーのときは替えのマスクを持っていくことがあります。
そして、最初に「マスクが汚れても大丈夫です」と美容師さんに伝えておく。
これだけでも、美容師さん側は対応しやすくなります。
「汚れてもいいから、マスクをつけたままカラーしたい」という希望があれば、遠慮せずに伝えてみましょう。
「似合わせカット」ならマスクは外したほうがいい?

ここは少し悩ましいところです。
美容師さんによっては、似合わせカットをするときに顔の輪郭やパーツの位置などを確認したい場合があります。
顔周りの髪型は、顔の形やパーツとのバランスによって見え方が変わるためです。
そのため、似合わせを重視するなら、マスクを外したほうが美容師さんが判断できる情報は増えます。
ただ、「だから絶対にマスクを外さなければいけない」という話ではありません。
たとえば、マスクを外すことで得られる「似合わせのための情報」と、マスクをつけていることで得られる「安心感」を天秤にかけたときに、後者を選びたい人もいるでしょう。
私自身も、できるだけ顔を見られたくないので、マスクをつけて施術してもらうことが多いです。
多少顔周りの判断材料が減る可能性があることは分かったうえで、それでもマスクを外したくないと思うからです。
ここは「美容師さんのために外すべき」というより、自分がどこを優先したいかを考えて決めていいところだと思います。
もし似合わせをしっかり重視したい場合は、「マスクをしたままでもできますか?」と相談したうえで、美容師さんの意見を聞いてみるのもいいでしょう。
美容室でマスクをつけたままにしたいときの伝え方
「マスクを外したくない」と思っていても、どう伝えればいいのか分からない人もいるかもしれません。
難しく考えなくて大丈夫です。
たとえば、「できればマスクをしたままお願いしたいのですが、大丈夫ですか?」と、これくらいで十分。
カラーなら、「マスクは汚れても大丈夫なので、つけたままお願いしたいです」と伝えてもいいでしょう。
もし「ここだけ外してもらえますか?」とお願いされて迷ったら、施術する場所によって一時的に外したほうがいいのか、それとも別の方法で対応できるのかを相談しながら答えを出してみてください。
美容室でマスクをつけたまま施術するときに覚えておきたいこと

最後に、マスクをつけたまま美容室を利用したい人が覚えておくといいポイントをまとめます。
- マスクをつけたまま施術できるメニューは多い
- マスクをしていること自体が「失礼」というわけではない
- 耳周り・もみあげ・顔周りは紐が邪魔になることがある
- カラーではマスクが汚れる可能性がある
- 水が顔側の方まで沁みてくることがある
- 替えのマスクがあると安心
- 紐をクロスして耳にかけると、もみあげにかかりにくくなる
- マスクを外したくない場合は、最初に美容師さんへ伝える
- 似合わせを重視する場合は、顔を確認できたほうが美容師さんが判断しやすいこともある
美容室では、「マスクをつけるか、外すか」のどちらかが正解というわけではありません。
マスクをつけたまま施術を受けたい理由があるなら、その希望は伝えて大丈夫です。
その一方で、美容師さんには施術するうえでマスクの紐が邪魔になる場面もあります。
だからこそ、「できればマスクをしたままにしたい」と最初に伝えて、どこまでそのまま施術できるか相談する。
これくらいの感覚で考えておけば、必要以上に「失礼かな」「迷惑かな」と悩まなくても大丈夫です。
自分が安心して美容室で過ごせることも、ヘアスタイルを楽しむうえでは大切なことですよ。

