「美容師になりたいけど、ヘアメイクの仕事もやってみたい」
「美容師として働きながら、撮影のヘアメイクにも関わりたい」
そんなふうに考えている美容学生もいるのではないでしょうか。
美容師とヘアメイクは別の仕事というイメージがありますが、美容師として働きながらヘアメイクの仕事に携わることは可能です。
むしろ美容師として身につけた技術や経験が、ヘアメイクの現場で活かされることもあります。
この記事では、美容師とヘアメイクを両立する働き方について紹介します。
美容師になったらヘアメイクの仕事はできない?

結論からいうと、美容師として働きながらヘアメイクの仕事をすることはできます。
美容師はサロンでカットやカラー、パーマ、ヘアセットなどを行う仕事。
一方、ヘアメイクは撮影やイベントなどで、モデルや出演者のヘアセット・メイクを担当する仕事です。
働く場所や仕事内容は異なりますが、どちらも「髪やメイクで人の見た目をつくる」という点では共通しています。
そのため、美容師として身につけたヘアセットの技術や髪質への知識、似合わせの感覚などは、ヘアメイクの仕事にも活かせます。
美容師の経験がヘアメイクに活きることも

ヘアメイクの現場では、ただ髪をセットするだけではなく、モデルの髪質や長さ、ダメージの状態などを見ながら仕上がりを考える必要があります。
美容師として日頃からさまざまな髪に触れていれば、こうした判断にも経験を活かせます。
また、現場によってはヘアセットやメイクだけではなく、カットやカラーなど美容師の技術が必要になることもあります。
例えば、
- 撮影途中に前髪や毛先を微調整する
- ビフォー・アフターで髪型そのものを変える
- カラーを含むビフォー・アフター企画
- 美容師向けコンテンツでカット技術を見せる
- テレビや動画企画で変身を行う
といった現場です。
こうした仕事では、美容師としての技術を持っていることが強みになる場合があります。
美容師ならすぐヘアメイクができる?

ここは注意しておきたいポイントです。
美容師免許を持っているからといって、撮影現場で求められるヘアメイクがすぐにできるとは限りません。
美容師としてのサロンワークと、撮影現場でのヘアメイクでは、求められる技術や動き方が異なるからです。
例えば撮影現場では、
- カメラに合わせたヘアメイク
- 衣装や企画に合わせた仕上がり
- 撮影中の細かなヘアメイク直し
- 限られた時間の中での対応
- カメラマンやスタッフとの連携
など、サロンとは違った経験が必要になります。
そのため、美容師としての技術を身につけながら、ヘアメイクの現場経験も積んでいくことが大切です。
美容師とヘアメイクを両立するなら「環境」も大切
「美容師をしながらヘアメイクもやりたい」と考えているなら、就職先を選ぶときに、サロンワーク以外の仕事にも関われる環境かどうかを確認してみましょう。
◯撮影のヘアメイク案件があるか
実際にヘアメイクの仕事が発生しているのかを確認してみましょう。
◯ヘアメイクを学べる環境があるか
美容師の技術だけではなく、ヘアメイクについて学ぶ機会があるかもポイントです。
◯実際に美容師とヘアメイクを両立しているスタッフがいるか
求人情報だけでは分からないこともあるので、サロン見学などで聞いてみるのもおすすめです。
「ヘアメイクもできます」と書いてあっても、実際にどのくらいの頻度で、どのような仕事に携われるのかは会社によって違います。
気になる場合は、面接やサロン見学で具体的に確認しておきましょう。
「美容師かヘアメイクか」の二択にしなくてもいい

美容学生のうちは、「美容師になるか、ヘアメイクアーティストになるか」と、どちらかを選ばなければいけないように感じることもあるかもしれません。
もちろん、どちらか一方を専門的に目指す道もあります。
一方で、美容師としての技術を身につけながら、ヘアメイクの仕事にも挑戦するという働き方もあります。
サロンワークでお客様をきれいにする経験と、撮影現場でモデルや出演者のビジュアルをつくる経験。
両方を経験することで、自分が得意なことや、将来やりたいことが見えてくることもあります。
サロングラフでは「美容師×ヘアメイク」という働き方を実践しています

サロングラフでは、美容師としてサロンワークを行いながら、ヘアメイクの仕事にも携わる「ヘアメイク師」という働き方を提案しています。
在籍するヘアメイク師は美容師免許を持ち、普段はサロンで働きながら、撮影やイベントなどのヘアメイク現場にも対応しています。
ヘアセットやメイクだけでなく、現場によってはカットやカラーなど、美容師としての技術が必要な仕事にも対応できることが特徴です。
「美容師になりたい。でもヘアメイクもやってみたい」
そんな人にとって、どちらかを諦めるのではなく、美容師とヘアメイクの両方を仕事にすることも選択肢の一つです。
将来どんな美容師になりたいのか。どんな現場で美容の仕事をしてみたいのか。
就職先を探すときには、目の前の仕事内容だけでなく、その先にどんな経験を積める環境なのかまで考えてみてはいかがでしょうか。


