「作品撮り」と聞くと、ちょっとハードルが高く感じませんか?
モデルを用意して、衣装を考えて、プロのカメラマンに撮ってもらって……。そんな本格的な撮影をイメージする人もいるかもしれません。
でも、今回先輩たちに話を聞いてみて感じたのは、作品撮りはもっと気軽に始めてよかったんじゃない?ということ。
実際、学生時代に作品撮りをしていた先輩からは、「もっと学生のうちに作品を撮っておけばよかった」という声がある一方で、「作品撮りはしていたけど、写真のデータが残っていなくて、今になって使える作品がない……」という声もありました。
せっかく作ったヘアメイクも、写真が残っていなければ、あとから見せることができません。
そこで今回は、実際の先輩たちの声をもとに、美容学生のうちに作品撮りをしておくメリットと、作品を残しておくことの大切さについて紹介します。
作品撮り=クリエイティブな作品じゃなくてOK

「作品撮り」と聞くと、派手な衣装や個性的なメイク、作り込んだ世界観を用意しなければいけないように感じるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
たとえば、
- 韓国っぽい雰囲気のメイクをしてみた
- ツヤ肌をきれいに見せることを意識した
- ナチュラルだけど盛れるメイクを研究した
- ブライダルをイメージして上品に仕上げた
- トレンドのメイクを自分なりに取り入れてみた
これだって立派な作品撮りです。
ポートフォリオは「こんなに派手な作品が作れます!」と競うためだけのものではありません。
「私はこんなヘアメイクができます」と、相手に自分の技術や得意なテイストを伝えるためのもの。
たとえばブライダルや広告などの仕事を目指しているなら、個性的なクリエイティブ作品だけでなく、ナチュラルなメイクや上品なヘアセットなども見せられると、自分ができることをより伝えやすくなります。
「すごい作品を作らなきゃ」と考えすぎず、まずは自分がやってみたいヘアメイクを作ってみるくらいでOKです。

スマホで撮るだけでも十分

作品撮りを始めるとき、最初から一眼レフやプロのカメラマンを用意する必要もありません。
スマホで十分です。
友達にモデルをお願いして、ヘアメイクをして、自然光の入る場所で撮ってみる。
背景がごちゃごちゃしているなら、できるだけシンプルな場所を選ぶ。
何枚か撮って、その中から気に入った写真を選ぶ。
まずはこれだけでもいいんです。
撮影に慣れてきたら、
「もう少しヘアがきれいに見える角度を探してみよう」
「このメイクは自然光の方がきれいに見えるかも」
「もう少し写真の構図を考えてみよう」
と、少しずつ工夫していけばOK。
作品撮りを繰り返すうちに、ヘアメイクだけでなく「どう撮ると自分の作品がきれいに見えるか」も分かってきます。

作った作品は「撮って終わり」にしない



意外と大事なのがここ。
作品撮りをしたことがあっても、時間が経ってから、
「写真のデータがどこにあるかわからない……」
「友達が持っているはずだけど、もう見つからない」
「作品は作ったのに、見せられる写真がない……」
となってしまうのは、かなりもったいないですよね。
せっかく時間をかけて作ったなら、写真にして残すところまでを作品撮りと考えてみましょう。
スマホの写真フォルダに入れておくだけでもいいですし、クラウドやPCなどにバックアップしておくのもおすすめ。
Instagramに作品を投稿しておく方法もあります。
誰かに見せる予定がなくても、鍵アカウントで自分用の作品記録として残しておけばOK。
もちろん、モデルさんの掲載許可など、必要な確認は忘れずに。
「いつか使うかもしれないから、とりあえず残しておく」。
これだけでも、あとから作品を探したいときにかなり助かります。
就職してから作品撮りの時間を作るのは意外と大変

「就職してから必要になったら撮ればいい」と思う人もいるかもしれません。
もちろん、それでも問題ありません。
ただ、仕事が始まると、学生の頃のように友達と予定を合わせて、「今度みんなで撮影しよう!」と気軽に時間を作るのは、意外と難しくなります。
仕事の休みが合わなかったり、練習やモデル施術が入ったり、自分自身が忙しくなったり。
だからこそ、時間を合わせやすい学生のうちに、友達と一緒に作品を作る経験をしておくのはおすすめです。
しかも学生同士なら、モデル・ヘア・メイク・撮影をみんなで分担することもできます。
「今日は私がヘアをやるから、次はお願いね」くらいの感覚で、お互いの作品を撮り合うのも楽しそうですよね。
もう少しきれいに撮りたくなったら、スタジオも選択肢

スマホで作品撮りをしていると、
「もう少し背景をきれいにしたい」
「光を気にせず撮影したい」
「いつもと違う雰囲気で撮ってみたい」
と思うこともあるでしょう。
そんなときは、撮影スタジオを使ってみるのもひとつの方法です。
特にポートフォリオ用の写真なら、背景がシンプルな空間で撮影すると、作ったヘアやメイクが見やすい写真に仕上げやすくなります。
スタジオLaLaなら、シンプルな白壁を背景に、ライトなどの機材を使って自由に撮影ができます。今なら1時間料金が半額になる学生向けクーポンも発行中。気になったらこちらのページを覗いてみてくださいね。

もちろん、最初からスタジオを借りる必要はありません。まずはスマホで撮ってみる。もっとこだわってみたくなったら、次はスタジオを使ってみる。
そのくらいのステップで十分です。
美容学生の作品撮りは「未来の自分」のためにもなる
作品撮りは、就活のためだけにするものではありません。
学生のうちに作った作品を残しておけば、就職後に自分の技術を振り返ることもできますし、SNSやポートフォリオで使える素材にもなります。
何より、「自分はこんなヘアメイクを作ってきた」という記録が残るのは大きなメリット。
最初はうまく撮れなくても大丈夫。派手な衣装も、プロのカメラマンも、高価なカメラも必要ありません。
友達をモデルにして、スマホで撮ってみる。
「韓国っぽくしてみた」
「ツヤ肌を研究してみた」
「このヘアセットをきれいに撮ってみたい」
そんな小さなきっかけから始めてみてください。
作る、撮る、残す。
まずはこの3つをやっておくだけでも、学生時代の作品は未来の自分にとって大切な財産になっていくはずです。