「アカデミーサロンって実際どんな雰囲気なんだろう?」
求人票やホームページを見ても、カリキュラムの内容は分かっても、実際にどんな空気の中で学んでいるのかまではなかなか伝わりません。
今回は、SALONGRAPH ACADEMY(HOT PEPPER Beautyでは「ラミンアカデミー」として掲載)のアカデミーを見学してきました。
講師として参加したわけではなく、全体の様子を見る立場として一日過ごしてみて感じたことを、美容師経験者の目線でお伝えしたいと思います。
思っていた以上に「学校」に近い空間だった

この日は、新卒10名と講師1名で行われるウィッグ講習の日でした。
アカデミーは週3日あり、
- 2日はアカデミーサロンで実際のお客様を担当
- 1日はウィッグを使った技術講習
という流れになっています。
私が見学したのは、そのウィッグ講習の日。
久しぶりに会う新卒のみんなでしたが、雰囲気はまさに学校の実習室のようでした。
質問が飛び交い、講師がアドバイスをし、それぞれが自分の課題に向き合っていました。

成長が早い人には共通点があった

一日見ていて、一番印象に残ったのはここでした。
成長が早い子は、とにかく講師に声をかけます。
「ここ合っていますか?」「もう一回見てもらえますか?」「コツありますか?」
できたら見せる。直す。また見せる。
その繰り返しです。
講師との距離が近い環境だからこそ、その積極性がそのまま成長スピードにつながっているように感じました。
もちろん、一人で考えながらじっくり進める子もいます。
それが悪いわけではありません。
ただ、同じ時間の中では、質問を重ねながら進めている子の方が、やはり吸収は早いなと感じました。
「え、もう切り終わったの?」と思った理由

個人的に一番驚いたところを語りましょう。
今回の講習はパーマ。
でも、いきなり巻き始めるわけではありません。
まずは、パーマを巻くためのベースカットから始まります。
講師が、「このロッドなら10センチくらいかな。じゃあその長さでレイヤーを入れてみよう。」と伝えると、新卒のみんなが一斉にウィッグを切り始めました。
しかも速い。
本当に「もう終わったの?」と思うくらい速い子もいました。
実はこれ、美容師経験者の私からすると結構驚きだったんです。
私がアシスタント1年目だった頃は、技術練習用のウィッグは先輩にカットをお願いするのが当たり前でした。
なぜなら、まだカットを教わっていなかったから。
つまり、練習を始める前の準備を自分ではできなかったんです。
でも今回は違いました。
新卒のみんなはすでにカットに合格し、アカデミーサロンで実際のお客様も担当しています。
だから、自分がパーマを練習するための土台も、自分で作れる。
「実際に人の髪を切っているからこそ、ウィッグのカットも迷いがないんだ。」
そんな成長を目の当たりにして、思わず感心してしまいました。
一人ひとりに合わせた教え方が印象的だった

講師の教え方も印象的でした。
全員を止めて一斉に説明するというより、
早く進んだ人には先の内容を教え、ゆっくり進む人には、そのタイミングでもう一度デモンストレーションを見せる。
だから、速い人を待たせることもないし、遅い人を置いていくこともない。
「みんな同じスピードで進める」のではなく、「それぞれのペースで進められる」教え方になっていました。
質問に対しても、「なんでこうなったと思う?」とまず本人に考えさせてから、「じゃあ次はこうしてみよう。」と具体的なアドバイスをしていて、一方的に答えを教えるだけではない指導が印象的でした。
向いている人・向いていない人はあると思う

見学していて感じたのは、この環境にも相性はあるということです。
向いているのは、
- 分からないことをすぐ質問できる人
- 自分から行動できる人
- 周りを見て刺激を受けられる人
逆に、一人で悩み込んでしまう人や、周りと比べて焦ってしまう人は、少し大変に感じる場面もあるかもしれません。
もちろん、ゆっくり理解しながら進めること自体は悪いことではありません。
ただ、周りのペースを気にしすぎず、「昨日の自分より成長できればいい」と考えられる人の方が、この環境を楽しめそうだと感じました。
実際に見ないと分からないことは多い
ホームページや求人票を読むだけでは、「教育制度があります」ということしか分かりません。
でも実際に見学してみると、講師との距離感や質問しやすい雰囲気、学ぶ空気、一人ひとりの成長の仕方等々、、その場に行って初めて感じられるものだと思いました。
だからこそ、美容学生のみなさんには、気になるサロンがあればぜひ一度見学に行ってみてほしいです。
求人票だけでは分からない「自分に合う環境」が、きっと見えてくるはずです。


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