「美容室のトリートメントって、本当に意味あるの?」
「数千円するけど、市販のトリートメントと何が違うの?」
美容室でトリートメントをすすめられたものの、「営業なのかな…」と迷った経験がある人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、美容室のトリートメントには意味があります。ただし、「傷んだ髪が元通りに治る」というわけではありません。
今回は、美容室のトリートメントで期待できる効果や、市販品との違い、効果を長持ちさせるコツについて美容師目線で解説します。
美容室のトリートメントに意味はある?
美容室のトリートメントは、髪のダメージに合わせて必要な補修成分や保湿成分を補い、指通りやツヤ、まとまりを良くするための施術です。
カラーやパーマ、毎日のヘアアイロンやドライヤーなどによって髪は少しずつダメージを受けています。
美容室では、その髪の状態を見極めながら複数の薬剤を組み合わせて施術するため、自宅で行うトリートメントよりも仕上がりの違いを実感しやすいのが特徴です。
ただし、髪は一度ダメージを受けると、肌のように自然に修復されることはありません。
美容室のトリートメントは髪を「治す」のではなく、補修・保護して扱いやすい状態へ整える施術と考えるとイメージしやすいでしょう。
市販のトリートメントとの違い
「家でもトリートメントをしているから、美容室でやる必要はないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
もちろん市販のトリートメントでも髪を保湿したり、手触りを良くしたりする効果は期待できます。
一方、美容室のトリートメントは次のような違いがあります。
- 美容師が髪質やダメージレベルに合わせて選んでくれる
- 複数の工程で補修成分を髪へ浸透させるものが多い
- サロン専売品ならではの成分を使用している場合がある
- 仕上がりの質感を選べることもある
そのため、ブリーチや繰り返しのカラーでダメージが気になる方ほど、美容室でのトリートメントの効果を感じやすい傾向があります。
効果はどれくらい持続する?
美容室のトリートメントの持続期間は、およそ2週間〜1か月程度が目安です。
ただし、持続期間は次のような条件によって変わります。
- 髪のダメージレベル
- トリートメントの種類
- ホームケアの方法
- シャンプーの頻度
毎日高温のヘアアイロンを使ったり、洗浄力の強いシャンプーを使っていたりすると、効果が早く薄れてしまうこともあります。
トリートメントの効果を長持ちさせる方法
せっかく美容室でトリートメントをしたなら、できるだけ長持ちさせたいですよね。
おすすめの方法は次の4つです。
洗浄力がマイルドなシャンプーを使う
洗浄力が強すぎるシャンプーは、トリートメント成分が流れやすくなることがあります。
髪の乾燥が気になる方は、アミノ酸系など比較的やさしい洗浄成分のシャンプーを選ぶのもおすすめです。

お風呂上がりはすぐに乾かす
濡れた髪はダメージを受けやすい状態です。
自然乾燥ではなく、できるだけ早めにドライヤーで乾かしましょう。
アウトバストリートメントを使う
ヘアミルクやヘアオイルを使うことで、髪の水分蒸発を防ぎ、乾燥や摩擦から守りやすくなります。
毎日のホームケアが、サロン帰りの質感を長持ちさせるポイントです。

高温のアイロンを毎日使いすぎない
180〜200℃の高温を毎日使用すると、髪への負担は大きくなります。
必要以上に高温にせず、自分の髪質に合った温度でスタイリングしましょう。
トリートメントをした方がいい人
次のような方は、美容室でのトリートメントがおすすめです。
- カラーやブリーチを繰り返している
- パサつきや広がりが気になる
- 髪が絡まりやすい
- ツヤを出したい
- 手触りを改善したい
反対に、髪がほとんど傷んでおらず、普段からホームケアが十分できている場合は、毎回必ず施術する必要はありません。
髪の状態や予算に合わせて取り入れるのがおすすめです。
よくある質問
トリートメントをすると傷んだ髪は治りますか?
残念ながら、一度ダメージを受けた髪が元通りに再生することはありません。
トリートメントは髪を補修・保護し、手触りや見た目を整えるための施術です。
毎回トリートメントをした方がいいですか?
必須ではありません。
カラーや縮毛矯正をしたタイミングや、乾燥が気になる時期に合わせて取り入れる方も多くいます。
市販のトリートメントだけでも大丈夫?
日頃のホームケアとしては十分役立ちます。
ただし、ダメージが気になる場合やイベント前など、より仕上がりにこだわりたい場合は、美容室でのトリートメントも選択肢のひとつです。
まとめ
美容室のトリートメントには、髪を補修・保護し、ツヤやまとまりを良くする効果が期待できます。
一度傷んだ髪を元通りにすることはできませんが、髪を扱いやすい状態へ整え、毎日のスタイリングもしやすくなります。
また、サロンでの施術だけでなく、自宅でのシャンプーやアウトバストリートメントなどのホームケアも仕上がりを維持するためには欠かせません。
髪質やダメージレベルに合わせて上手に取り入れながら、美しい髪をキープしていきましょう。

