「そろそろブリーチをやめて地毛に戻したいけれど、暗く染めたらその後どうなるの?」
「色落ちして、またすぐ汚いヤンキーみたいな金髪に戻っちゃうのが怖い……」
ハイトーンカラーは可愛いけれど、髪のダメージや毎月のメンテナンスを考えると、そろそろ卒業したいと思う瞬間がありますよね。でも、いざやめるとなると色落ちの過程や、新しく生えてくる地毛との境目(プリン)が不安で、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では同じように不安に思っている皆さんへ、ブリーチ歴8年の私がハイトーンを卒業した際の実体験をもとに、染めたてから1ヶ月後までの色落ちのリアルな経過や、地毛とブリーチ毛の境目を綺麗に馴染ませるコツを写真付きで徹底解説します!
ブリーチをやめるときにみんなが抱く3つの不安

長年ブリーチを続けていると、髪のベース(土台)がかなり明るくなっています。そのため、ハイトーンをやめようとするときには、特有の不安がつきまといますよね。当時の私が抱えていた不安は、大きく分けて次の3つでした。
不安①:暗く染めてもすぐ色落ちして、汚いベースに戻るのでは?
ブリーチ毛は髪の芯がスカスカな状態なので、染料を入れてもすぐに流出してしまいがち。色落ちしやすいのは分かっていたのである程度は割り切っていますが、色落ちしたあとにオレンジ系になるのが嫌で悩んでいました。
不安②:新しく生えてきた地毛とブリーチ毛の境目が目立って恥ずかしい
すぐに色落ちするとは思っていたので、暗く染めてもほぼ1ヶ月プリンで過ごさなければならないのかな?と想像し少し憂鬱な気持ちになりました。
不安③:一気に暗くすると、次からカラーチェンジができなくなる?
ブリーチはやめようと思っていましたが、暗くしたいというわけでもありませんでした。暗くした方が地毛との境目がなくせると分かっていても、明るめの色にしたくなったときどうしたらいいのかな?と考えていました。
これらの不安を解消するために重要なのが、「1回で完全に地毛に戻そうとせず、数ヶ月かけて色を定着させていく」という考え方です。
【写真で見る経過】暗髪に染めた直後〜1ヶ月後の色落ち
では、実際にブリーチ毛をトーンダウンしたとき、どんな風に色落ちしていくのでしょうか? 私の実際の経過写真と一緒に見ていきましょう。
⚫︎ビフォーと染めたて

ビフォーは、完全に色落ちした明るめのベージュ、根本は2cmほど地毛が伸びていました。せっかくここまで育ててきたブリーチベースがあるので透明感のある暗髪にしました。ここで大切なのは「希望の仕上がりよりも1〜2トーン暗め(濃いめ)に入れてもらうこと」。ブリーチ毛は一瞬で色落ちが始まるため、最初は「ちょっと暗すぎたかな?」と思うくらいで調度良いです。真っ黒ではなく、ピンク系を混ぜてもらい色落ちもベージュ系に落ちるようにしました。
⚫︎1週間後


ピンクが無くなり暗めのベージュになりました。
シャンプーを重ねるごとに、ピンクが先に抜けていきました。染めたてより少し明るくなりますが、まだ黄色っぽさは出ていません。透け感のあるお洒落なブラウン、グレージュのような色味に落ち着く、一番綺麗な時期です。
⚫︎1ヶ月後

ビフォーの写真を撮り忘れてしまいましたが、1ヶ月経つと、上記の一週間後の写真よりもう少し明るいベージュに色落ちしました。元々のブラウンを入れる前の明るい金髪に戻るわけではありませんが、まだまだブリーチのベースは生きています。
そして、今回はグレージュ系のカラーにしてもらいました。染めたては黒髪に近いですが色落ちも楽しめるよう少し濃いめにしました。今回は前回よりもブラウンが濃いめなので、色落ち後のベースがもう少し暗くなると思います。
ブリーチをやめるプロセスにおいて、1ヶ月〜1.5ヶ月後のタイミングでもう一度、暗めのカラーを重ねることがポイントです。
地毛とブリーチの「境目」はどのくらいで目立たなくなる?

ブリーチをやめるにあたって、誰もが通る試練が「地毛との境目問題」です。結論から言うと、完全に気にならなくなる(馴染む)までは、約3ヶ月〜半年ほどかかります。
髪の毛は1ヶ月に約1cm伸びます。3ヶ月で3cm、半年で6cm。
最初の1ヶ月目は、毛先の色落ちが激しいため、根元の地毛(黒)と毛先(色落ちしたベージュ)の境目がどうしても目立ちやすいです。
しかし、先ほどお伝えしたように「2ヶ月に1回ペースで、根元の地毛に合わせて毛先にブリーチなしの暗髪カラーを重ねる」という作業を2〜3回繰り返すと、毛先がそれ以上明るくならなくなります。
根元は完全な地毛、中間から毛先にかけては「色落ちしても落ち着いたダークブラウン」という状態を作れるため、自然なグラデーションのようになり、半年が経つ頃には「どこからがブリーチ毛か分からない」くらい自然に馴染みます!
汚く見せない!ブリーチを賢くやめていくための3つのアプローチ

「ただ暗く染めて、あとは放置する」だけでは、髪が伸びる途中でどうしても汚く見えてしまいます。美容師さんと相談して、以下のいずれかのアプローチを取るのがおすすめです。
① 一気に真っ黒にしない「中明度カラー」を重ねる
真っ黒にしたい場合以外は黒染めを使わず、5〜6トーンのダークグレージュやアッシュブラウンを定期的に重ねます。色落ちはしますが、次に明るくしたくなったときにも対応でき、透明感もキープできます。
② 根元ブリーチなしのダブルカラー(地毛を少し明るくする)
新しく生えてきた地毛(黒髪)の部分だけを、ブリーチなしの通常のカラー剤でほんの少し(8〜9トーンくらいに)明るくします。毛先のブリーチ毛は暗く沈めることで、根元と毛先の差をギュッと縮めて繋ぎ目を完全に分からなくするテクニックです。
③ あえてグラデーションやバレイヤージュとして活かす
ブリーチ部分を無理に黒く塗りつぶそうとせず、根元をあえて暗いまま伸ばし、毛先にかけて明るくなる「海外セレブ風のグラデーションカラー」として楽しむ方法です。これなら、髪が伸びてきても「あえてそういうデザイン」に見せることができます。
【実体験から】色落ちを極限まで遅らせる必須のホームケア

どれだけ美容室で綺麗に染めても、家でのケアを怠ると一瞬で色落ちしてしまいます。ブリーチ歴8年の私が、ハイトーン卒業期に絶対に欠かさなかったホームケアがこちらです。
カラーシャンプーを味方につける
色落ちして黄色っぽさが出てきたら、紫シャンプー(ムラシャン)や、ブラウン、チャコールのカラーシャンプーを3日に1回ほど使いましょう。これだけで、退色後の「ヤンキー感」を完全に防げます。
シャンプーはお湯の温度「38度」で
熱すぎるお湯は、髪のキューティクルを開いて染料を外に流し出してしまいます。少しぬるいと感じる38度前後で洗うのが、色持ちを良くする鉄則です。
お風呂上がりは「1秒でも早く」乾かす
濡れた状態の髪は、キューティクルが開っきっぱなしで一番色が抜けやすい状態です。お風呂から上がったら、目の粗いコームで優しくとかし、アウトバストリートメントをつけて即ドライヤーで乾かしてください。
まとめ|ブリーチ歴が長くても、綺麗に地毛へ戻せます!
ブリーチ歴が8年と長くても、正しいステップを踏めば、汚いプリン状態に悩まされることなく、綺麗にハイトーンを卒業することができます。
一番失敗しないコツは、美容師さんに「ブリーチを完全にやめて、地毛に戻していきたいです」という長期的なゴールを最初に伝えること。そうすれば、半年先を見据えたカラープランを提案してくれます。
「ハイトーンを辞めたら、髪がツヤツヤになった」「服選びの幅が広がった」など、地毛に戻すプロセスには嬉しいメリットもたくさん待っています。ぜひ、この記事の経過を参考に、一歩を踏み出してみてくださいね!
