今回の現場でアオイを担当するにあたり、一番の課題は「ただ走っている」だけでなく、ドーナツ屋さんに急ぐ彼女の「必死さ」と「女子高生らしい瑞々しさ」をどう共存させるかでした。


リップバームとオイルで描く、物語の「体温」
一番こだわったポイントは、やはり汗の表現です。 今回は水を被るような汗ではなく、走り続けてじわじわと滲み出たような質感を出すために、指塗りでリップバームやベビーオイルをポイント使いするテクニックを採用しました。
特に難しかったのは、汗による「テカリ」と「髪の毛の肌への張り付き感」の絶妙なバランスです。メイベリンのフィットミーをあえて「103」と「220」の2色使い分けることで、素肌感を残しながらもカメラ映えする立体感を作り、その上にオイルの光を乗せることで、アオイの焦燥感と元気さを視覚的に表現しました。
走る姿を魅力的に見せる「動き」のヘア
ヘアスタイルは、街中を駆け抜けるシーンに合わせて「動きのあるナチュラルなスタイル」を意識しています。 N.ナリッシングオイルを使用し、あえて少し乱れたような束感を作ることで、風を切って走るリアリティを演出しました。
汗のメイクと連動して、顔周りに少しだけ髪が張り付くような仕掛けを作ることで、「本当に全速力で走ってきたんだな」という説得力を持たせています。




幸せな結末を引き立てる「リップと瞳」
アイメイクにはデイジークの09パレットを使い、アオイらしい明るい目元に。リップはKATEのリップモンスター02にロムアンドのウォーターグロスを重ね、走り終えてドーナツを頬張る瞬間の「幸福感」が一番輝くように仕上げました。
視聴者の皆さんには、特殊メイクさながらに作り込んだ「汗のテカリ」にぜひ注目していただきたいです。ラストシーン、3人でドーナツを食べて「幸せー!」と笑うアオイの表情から、彼女のひたむきなエネルギーを感じてもらえたら嬉しいです!


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