先日、国試筆記の勉強法についての記事を公開したのですが、「どう勉強していたか」を言葉だけで説明するより、実際の空気感を見てもらったほうが伝わる気がしたので、当時実際に使っていた模試の用紙を写真で共有してみようと思います。

私は学生時代、某大手美容専門学校に通っていたのですが、系列校共通の「全国模試」で1位を取ったことがありました。

座学だけはわりと得意なタイプでしたが、それ以上に大きかったのは、「どう解くか」を細かく考えていたことだと思っています。
例えば、
- どこに線を引くか
- どの選択肢から先に消すか
- 問題文のどこを見るか
- 覚える時に何をセットで整理するか
みたいな部分です。
今回は、その時実際に使っていた模試用紙を見ながら、当時自分がやっていたことをできるだけリアルにまとめてみます。
百聞は一見にしかず、ということで、まずはこちらが実際の私の模試用紙です。
【画像】当時のリアルな模試用紙の写真
字が汚いのは許してください。見てほしいのは、ただ正解の番号にチェックをつけて終わりではというところです。
① 回答に選んだ選択肢の印

これは自己採点のためにみんなやっていると思います。
② 「迷った選択肢」につけた印
これが本当に大事です。解いている最中に「これ、②と④で迷うな…」と思った設問や選択肢には、必ず印を残していました。たまたま勘で当たった正解を「自分の実力」だと勘違いして放置しないための命綱です。

この設問がいい例です。
運よく正解できていますが、年間の患者発生数がわかってなくて、「?」と書かれています。
「合っててよかったー」で終わらせず、年間何人なんだろう?と調べるきっかけにするためのメモです。

これは、「おとろえを防ぐ」が該当するはずがないので正解できていますが、『「容貌を変える」なんてあったっけ?』と迷ってる様子が見てとれますね。
「あるんだ」で覚えます。

関係法規覚えるの大変ですよね。これはほぼわかってないので「何となくここ違いそう……?」で答えてます。
「これも怪しくない……?」って(3)にも印つけてますね。
こういうのを覚え直します。
③ 間違っている選択肢を「正しい内容」に修正したメモ
これが、先日の記事でもお話しした「1問で4倍トクする」の現物です。間違っている文章を見つけたら、「どこが嘘なのか」「どう直せば正しい知識になるのか」を、その場で問題用紙の余白に直接書き込んで直していました。

「ここがこう違う」を書くことで、もったいないケアレスミスも無くなります。

とはいえ、”これを考えていたから時間内に解ききれなかった”となってしまっては本末転倒です。
いつも時間ギリギリで解き終わる、もしくは解ききれないという人は、まずスラスラ回答できるようになることが先です。
④ 誤答した設問への、自分なりの解説メモ
間違えてしまった問題には、教科書やアプリの解説をそのまま写すのではなく、「これは〇〇だから×!」などと、自分が納得した言葉で小さな解説を問題のすぐ横にメモしていました。

これはちょっと違いますが、(4)と迷って(1)を選んで正解になってる『偶然ポイント』です。
丸つけの時にメモっといた方がいいと判断したポイントが書かれてますね。
綺麗にノートをまとめるより、問題用紙をうまく使う
教科書の内容を綺麗にノートへまとめ直す時間は、正直かなりもったいないと思っています。
実際、私の美容保健の授業ノートは、『教科書には書かれていない先生が喋ったこと』を重点的に書いた20ページくらいしかありません。自主勉用の“まとめノート”みたいなものも、特に作っていません。

「迷った選択肢を放置しないこと」 「間違っている選択肢を、自分で正しい組み合わせに直すこと」
この2つを徹底するだけで、本番でどんな変化球の問題が出ても、驚くほどスラスラ解けるようになりますよ。
勉強がしんどくなっている美容学生さんの、毎日の過去問の解き方のヒントになれば嬉しいです。応援しています!


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