【現場レポ】『熱さにはご用心』悠司編:ほとばしる情熱を「汗」に込めて。社長の「じんわり感」を作る技術

今回の現場で、物語の熱源となる悠司のヘアメイクを担当するにあたって一番考えたのは、「ただの汗かき」ではなく「目標に向かってストイックに体を動かしている男の汗」をどう表現するかでした。

目次

「パフで叩き込む」ベビーオイルの特殊な仕掛け

悠司の最大の見せ場である「汗」を作るために、今回は少し特殊な技法を使っています。tfitのプライマーとALBIONのリキッドファンデで素肌感を活かしたベースを作った後、ベビーオイルをパフに取り、肌にじんわりと叩き込みました。

スプレーで水をかけるだけでは出せない、内側からじわじわと湧き上がってくるような「汗のリアルな重み」を出すのが本当に難しくて…。ZEESEAのパウダーで抑えるところは抑えつつ、オイルのツヤで熱気を演出することで、視聴者の方に悠司のエネルギーが体温と一緒に伝わるような質感を目指しました。

社長の威厳と「動き」を両立させたヘア

ヘアスタイルは、社長としての「トップのボリューム」や「サイドの毛流れ」を大切にしつつ、筋トレの激しさも感じさせるスタイルに仕上げています。

ジオ フレイマンのムーブドロップを使って、耳掛けのラインや毛束の動きをしっかり作り込みました。仕事も筋トレも全力で取り組む悠司らしく、動いても崩れすぎない、でも躍動感はある、そんな絶妙なバランスを狙っています。

「じんわり感」に込めたキャラクターの想い

口元にはLakaのマットリップを使い、全体的にナチュラルながらも、どこか意志の強さを感じさせる表情に整えました。

一番難しかったのはやはり「汗」でしたが、その「じんわり感」を通して、悠司が掲げる「英雄を目指す」という少しおバカで熱い情熱が、少しでもリアルに伝わっていれば嬉しいです。ラストの冷え切ったオフィスとの温度差、ぜひ楽しんでください!

本サイトは、ヘアメイク師を育成する株式会社サロンフラフが運営しています。
日々の現場で得た知識をもとに、美容師のスキル向上に役立つポイントを解説しています。
気になることがございましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次