イベントやライブ、気合を入れた日の夜。鏡の前でふと我に返ると、そこにはハードスプレーでカチカチに固まった自分の姿が。
「早く寝たいから」と、いきなりお湯をぶっかけたり、強引にシャンプーを泡立てようとしたりしていませんか?それ、髪が折れてちぎれます。
今回は、現場のプロがお客様にもこっそり教えている、髪を1本も犠牲にしない「正しいスプレーの落とし方」を解説します。


帰宅後、まずは「絶対に」ブラシを通さない

一番やってはいけないのが、固まった髪を無理やりブラッシングすること。 スプレーの樹脂で固まった髪は、言わば「飴細工」のような状態です。そこに無理な力が加わると、表面のキューティクルが剥がれるどころか、髪の毛そのものがパキッと折れて(断毛して)しまいます。
◎ プロのアドバイス ◎
まずは触りたい気持ちを抑えて、そのままお風呂場へ直行しましょう。道具は一切使いません。自分の指さえも、まだ出番ではありません。
お湯をかける前に「コンディショナー」で先制攻撃!
ここが最大のポイントです。お湯で濡らす前の「乾いた髪」、または「軽く湿らせた程度の髪」に、コンディショナーやトリートメントをたっぷり馴染ませてください。
「え、汚れ落ちるの?」と思うかもしれませんが、目的は汚れ落としではなく「スプレーを溶かすこと」。スプレーの樹脂は油分に溶けやすい性質があるため、コンディショナーの油分でふやかしてあげるのが、最も髪に優しい方法なんです。
◎ プロのアドバイス ◎
ガチガチの部分を中心に、揉み込むように馴染ませて。数分置くと、あんなに硬かった髪が驚くほど柔らかく、指が通るようになります。
38度のぬるま湯で「しっかり乳化」させる
髪が柔らかくなったら、ここで初めてお湯の出番。ただし、いきなり洗い流すのではなく、少量のぬるま湯を加えて、髪についたコンディショナーを白く濁らせる(乳化させる)ように馴染ませましょう。
◎ プロのアドバイス ◎
お湯が熱すぎると髪の乾燥を招くので、38度くらいのぬるま湯がベスト。この段階で、スプレーのカスがポロポロと落ちて、指通りが完全に復活しているはずです。
シャンプーは「指通りが良くなってから」
スプレーがしっかり落ちたことを確認してから、ようやくシャンプーの登場です。 一度スプレーをコンディショナーで落としているので、シャンプーの泡立ちが劇的に良くなっていることに驚くはず。
◎ プロのアドバイス ◎
もし、これでも泡立ちが悪い場合は、まだスプレーの成分が残っているサイン。無理にこすらず、もう一度軽くすすいでから、少量のシャンプーで丁寧に洗い直してくださいね。
メンズもレディースも「最後はしっかり保湿」を

スプレーで固めていた髪は、1日中緊張状態にあり、少なからずダメージを受けています。
お風呂上がりは、メンズの方もアウトバストリートメント(オイルやミルク)を忘れずに。翌朝、髪が「パサパサ・ゴワゴワ」にならずに、またカッコいい・可愛いセットを楽しめるかどうかは、この一手間で決まります。
まとめ
「お湯より先にコンディショナー」。 このルールを知っているだけで、大切な髪を折らずに、ストレスフリーで翌日を迎えられます。
「自分じゃ落としきれないほど盛りたい!」「特別な日はプロに任せたい!」という方は、いつでもご相談ください。落としやすさまで計算した、最高のヘアセットを提供します!


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