ヘナは、古くから愛されてきた植物由来のカラーリングです。化学染料を避けたい自然派のお客様や、お肌が敏感な方にとって、ヘナは非常に価値のあるメニューとなります。その独特な性質を正しく理解し、プロの技術を身につけましょう!


ヘナとは?植物の力で染める「草木染め」
ヘナは、ミソハギ科の植物の葉を粉末にしたものが原料です。一般的にはこれをお湯で溶いて使用します。
ヘナに含まれる赤色酵素色素が、髪のタンパク質と反応して発色します。メラニンを脱色する力はないため、黒髪を明るくすることはできませんが、白髪や明るいベースの髪に色が乗ります。
準備|ダマを作らない「ヘナの作り方」
ヘナの仕上がりや塗りやすさは、調合の段階で決まります。
40℃〜45℃のお湯を使用します。ぬるいとダマになりやすいため注意しましょう。
マヨネーズくらいの硬さを目指して、ダマがなくなるまでマドラーでしっかり混ぜ合わせます。この粘度が、最も塗布しやすい状態です。
実践|ヘナ塗布のステップと重要ポイント

ヘナは他の薬剤に比べて硬いため、「塗る」というより「置く・乗せる」感覚が重要です。
5mmの細かい横スライスで、下から順番に塗り進めます。
薬剤が硬い分、塗布量を多めにして髪を包み込むように乗せるのがポイント。
ヘナは水分で染まるため、髪が薬剤から浮いてしまうと染まりません。クロスチェックの際は、髪同士がしっかり重なり、ヘナの中に収まっていることを確認しましょう。
最後、フェイスラインや分け目は、追いヘナをして毛髪が見えないように覆います。ペーパーを貼り、ラップをしてから手のひらで優しく全体を押さえることで、密着度を高めます。
先輩からのメッセージ
「ヘナの仕上がりは、あなたの丁寧な『積み重ね』で決まります」
薬剤をたっぷり乗せる感覚や、根元を浮かせないクロスチェックなど、ヘナ特有のコツを掴むまでは練習が必要です。でも、ヘナで髪が元気になり、ツヤツヤになったお客様の笑顔は格別ですよ!「この厚みで足りてますか?」と、不安な時はいつでも声をかけてください。自然の力を最大限に引き出すプロの技術を、一緒に磨いていきましょう !


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