ヘアマニキュアは、ダメージを抑えながらツヤを引き出す「髪に優しい」カラーリングです。アルカリカラーとは全く異なる性質やメリットを理解し、頭皮につけない繊細な技術をマスターしましょう!
ATELIER CARINO(アトリエカリーノ…


目指せカラーの達人!ファッションカラー塗布の基礎Lesson | ATELIER CARINO(アトリエカリーノ)
現役の美容師・ヘアメイクアーティストはもちろん、今後美容業界を目指すこれからの担い手となる中高生や美容学生も含め、同職種・職業の在り方を考えると共に、業界や時代…
目次
【ヘアマニキュア】半永久染毛剤とは?
ヘアマニキュアは、イオン結合を利用して髪の表面をコーティングするように色を乗せていく「半永久染毛剤」に分類されます。
- 最大の特徴
髪を脱色する力が無いため、黒髪を明るくすることはできません。その代わり、髪へのダメージはほとんどなく、コーティング効果で圧倒的なツヤが生まれます。
- 色落ちの仕組み
シャンプーのたびに徐々に色落ちしていく性質があります。また、肌に付着すると非常に取れにくいため、頭皮から数ミリ開けて塗布するのが鉄則です。
- 向いているお客様
お肌が弱い方、白髪が少なめの方、あるいは髪を綺麗に伸ばしつつツヤを求めている方に最適なメニューです。
実践:根元ギリギリを攻める塗布ステップ

ヘアマニキュアの塗布は、スピードと正確なコントロールが求められる非常にテクニカルな作業です。
- 薬剤の準備とブロッキング
イヤートゥイヤーで4ブロックに分けます。薬剤はコームの両面に均一に乗せ、はみ出した分を丁寧に取り除いてから塗り始めます。 - オンベースでの塗布
5mmの細いスライスで、頭皮に対して垂直(オンベース)に引き出します。サイドの表面からスタートし、表面・裏面の両方から丁寧に塗り進めましょう。 - 塗り漏れしやすいポイント
もみあげは厚塗りになりやすく、かつ塗り残しも出やすい場所です。スライス幅が厚くならないよう、細心の注意を払います。 - 入念なクロスチェック
全て塗り終えたら、ネープから縦スライスでチェックします。顔周りや分け目などの「白髪が目立つ場所」は、地肌につかないギリギリのラインまで攻めて再塗布を行います。 - 仕上げのラップ
薬剤の乾燥を防ぐためふんわりとラップをしますが、この時に上から強く押さえてはいけません。押された衝撃で薬剤が地肌についてしまうのを防ぐため、最後まで優しく扱いましょう。
プロとして差がつく!上達のチェックポイント

ヘアマニキュアで最も大切なのは、お客様の顔に髪がかからないよう配慮しつつ、いかに「根元ギリギリ」まで染められるかです。肌に付くと落ちにくいため、保護クリームの塗布はもちろん、常に安定したオンベースの角度を保つ練習を重ねましょう。
先輩からのメッセージ
「ヘアマニキュアを制する者は、繊細なタッチを制する」 この技術で培われる「地肌につけないコントロール力」は、他のカラーや薬剤塗布にも必ず活きてきます。
最初は数ミリの隙間が怖く感じるかもしれませんが、スライスを細かく取ることで、安全かつ綺麗に仕上がるようになります。迷った時は「この角度、地肌につきそうじゃないですか?」と、いつでも先輩にチェックをお願いしてくださいね。お客様に「ツヤツヤになった!」と喜んでいただける魔法の手を手に入れましょう!
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