【Week 3】指先に宿る執念と、デザインへの目覚め。小指の火傷はプロへの勲章

研修開始から3週間。13人の新人たちは、今「ただ手順をなぞる」段階から、プロとしての「こだわり」と「苦悩」の真っ只中にいます。1日200分のアイロンワーク、初めての仕上げ技術、そしてミリ単位の正確性が求められるマニキュア。 技術の壁にぶつかり、自分の不甲斐なさに凹みながらも、一歩ずつ確実に「お客様の笑顔」へと近づいていく彼女たちのリアルな5日間を追いかけました。

目次

【DAY 15】縮毛矯正の洗礼。1日5回、200分のアイロン死闘

この日は、今期最大の難所である「縮毛矯正」の検定日。1セット40分のアイロン通しを、なんと1日に5回。合計200分もの間、極限の集中力を維持する過酷な戦いとなりました。「人差し指の感覚がなくなり、小指をじゅわっと焼いてしまった」という壮絶な報告もありましたが、それはすべて「いじわるな癖を逃さない」というプロの意地ゆえのこと。オンベースのズレやプレスの甘さをミリ単位で修正し続ける泥臭い努力の末、彼女たちの指先には、確かな技術が宿り始めています。

【DAY 16】逆転の合格!仲間の支えで超えた「タイムの壁」

ファッションカラーの検定に挑んだこの日。直前の練習までどうしても規定タイムに届かず、焦りと不安が募っていました。しかし、そんな彼女たちの背中を押したのは、同期や先輩たちからの的確なアドバイスでした。「ここのブロッキングを少し変えてみて」その一言を素直に吸収し、本番で見事にタイム内合格。合格してなお「改善点はまだまだある」と冷静に自分を見つめる姿に、技術者としてのプライドが育っています。

【DAY 17】「仕上げ」の重み。ロールブラシが教えるプロの壁

カラーや縮毛矯正といった薬剤の技術から一転、お客様の印象を左右する「コテ・仕上げ」のトレーニングが始まりました。初めて手にしたロールブラシは、先輩が軽やかに使いこなす姿とは裏腹に、驚くほど髪に馴染みません。「こんなこともできないのか……」と、基本のブロー一つで打ち砕かれそうになる自信。しかし、その「凹み」こそが、技術に対して真摯に向き合っている何よりの証です。

【DAY 18】「形」を作る喜び。技術がデザインへと変わる瞬間

昨日の「全然できない」という悔しさからわずか一日。根元の立ち上げを意識し続け、ついに理想の「毛先の丸み」を作ることに成功しました。ヘアセットのトレーニングでも、リバース、フォワード、ウェーブと巻き方のバリエーションを習得。単に巻くだけでなく、全体のバランスを俯瞰して見る「デザインの視点」を養い、自分の技術で「可愛い」を作る楽しさを実感した一日となりました。

【DAY 19】ミリ単位の攻防。ヘアマニキュアが教える「精密さ」

この日の学びは、ヘアマニキュア。一度地肌に付着すると強力に染まってしまうため、一瞬の油断も許されない精密作業です。導き出した答えは「コームの入れ方」にありました。頭皮に絶対につけないという制約のなかで、コームの角度や薬剤の量をコントロールする。これまでのスピード重視の練習から、より繊細で丁寧な仕事へと、13人の意識がさらに研ぎ澄まされました。

【まとめ】技術は「感性」から「根拠のある仕事」へ

この5日間で、13人は多くの壁にぶつかりました。指を焼き、自分の技術に凹み、タイムに追われる。しかし、その一つひとつの経験が、彼女たちの技術に「根拠」を与えています。

「なぜ癖が伸びないのか」「なぜツヤが出ないのか」 その問いに自ら答えを出せるようになった今、彼女たちの視線は5月のモデルデビューに向けた、より実践的なステージへと向かっています。次週は、これまでの学びをさらに深める「座学」と、より高度なデザインへの挑戦が始まります!

🌱 入社を検討されている学生・学校関係者の皆様へ
このブログでは、13人が切磋琢磨する「アカデミーのリアルな日常」をお届けします。技術だけでなく、同期との絆や、壁を乗り越える瞬間など、嘘のない姿をぜひご覧ください。

✂️ ヘアサポ(モデル)をご希望の皆様へ
彼女たちは今、お客様の髪に触れるその日のために、毎日何時間もトレーニングを積み重ねています。このブログを通じて、彼女たちの「現在地」と「技術への向き合い方」を知っていただければ幸いです。

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