【保存版】目指せカラーの達人!グレーカラー塗布の基礎Lesson

美容室で最もオーダーが多いメニューの一つがグレーカラー(白髪染め)です。白髪特有の性質を理解し、スピーディーかつ丁寧な技術を身につけることで、お客様からの信頼を勝ち取りましょう!

目次

01 準備:カラー剤の種類と安全管理

現在、美容室で主流となっているのは「永久染毛剤」と呼ばれるタイプで、一度染まると2〜3か月ほど色が持続します。非常に優れた染毛力を持っていますが、体質によってはかぶれの原因になることもあるため、安全管理は欠かせません。初めてのお客様や不安がある方には、必ず48時間前のパッチテストをご案内しましょう。

薬剤の準備は、塗布の直前に行います。調合した薬剤を混ぜ合わせた瞬間から化学反応が始まるため、最高のパワーを発揮できるタイミングで塗り始めるのが鉄則です。

02 実践解説:グレーカラーの塗布テクニック

ここでは、白髪の状態に合わせた具体的な塗り方を解説します。

【今回のお客様設定】
現状は根元が1.5cm伸びている状態で、ここにしっかりと色を乗せていきます。基本の順番は「根元」→「毛先」の順に進めていきましょう。

03 ステップ別・失敗しない塗り方のコツ

① 根元の塗布(リタッチ)

まずは正中線とイヤートゥイヤーでブロッキングを行い、各ブロックの縁をなぞるように薬剤を置いていきます。白髪は硬くて染まりにくいため、塗布量は多めを意識するのがコツです。短い毛が浮いてこないよう、地肌にピタッと「貼り付ける」ようなイメージで塗布しましょう。

② サイドからバックへの展開

縁が塗り終わったら、一番しっかり染めたいサイドのトップから2cmスライスで塗り進めます。パネルを倒しながら「表」と「裏」の両面から薬剤を置くように塗るのがポイントです。顔まわりはお顔に薬剤がつかないよう、細心の注意を払いながらたっぷりと塗布してください。

③ 塗り漏れチェックと毛先の仕上げ

根元の塗布が完了したら、2cmの斜めスライスで「クロスチェック」を行います。塗り残しがないか確認し終えたら、最後に毛先へと繋げます。毛束の中に薬剤がしっかり浸透するよう、手のひらで支えながら丁寧にもみ込んでいきましょう。根元と毛先で薬剤が異なる場合は、色が混ざりすぎないよう丁寧に塗り分けることが大切です。

プロとして差がつく!上達のチェックポイント

白髪は薬剤がついた状態で浮いていると、染まりムラの原因になります。必ず「髪が寝ている状態」で収めることを意識してください。また、フェイスラインは保護クリームの影響で染まりが甘くなりやすいため、塗り漏れがないか特によく観察しましょう。

万が一、お顔周りにはみ出してしまった場合は、放置時間に入る前に必ず綺麗に拭き取ります。こうした細かな配慮が、プロとしての信頼に繋がります。

先輩からのメッセージ

「丁寧な仕事は、お客様の安心感に変わる」 グレーカラーのお客様は、定期的にメンテナンスに来られる方が多いです。だからこそ、毎回「ムラなく、綺麗に、不快感なく」仕上げることが、次回の指名に直結します。

塗り終わった後は、必ず担当の先輩にチェックをお願いしてくださいね。「この塗り方で白髪は浮いてこないかな?」と不安になったら、すぐに相談しましょう。一緒に、最高に美しい染め上がりを目指していきましょう!

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