目指せカラーの達人!ファッションカラー塗布の基礎Lesson

カラーリングは、正確な「長さの判断」と「塗る順番」が命。 正しい手順と薬の性質を理解して、ムラのない美しい仕上がりを身につけましょう!

目次

01 準備:カラーの特性を知る

薬剤は混ぜた瞬間が脱色のピークです。20分で脱色が終わり、そこから発色が始まりますが、30分を目処に薬剤としての効力はなくなってしまいます。そのため、手早くムラなく混ぜ合わせ、すぐに塗り始めるスピード感が欠かせません。

まずはイヤートゥイヤーとサイドでブロッキングを行い、頭を4つのブロックに分けます。迷わずスピーディーに塗るための大切な準備ですので、ここを丁寧に行いましょう。

02 実践解説:ファッションカラーの塗布テクニック

ここでは、具体的なケースを例にプロの塗り方を解説していきます。

【今回のお客様設定】
現状は根元が10cm伸びている新生毛で、毛先が9レベルの状態です。ここから全体を7レベルに落ち着かせたい場合、基本の順番は「中間」→「根元」→「毛先」となります。

03 ステップ別・失敗しない塗り方のコツ

① 中間(根元から1cm〜既染毛までの約9cm)

根元は体温の影響で明るくなりやすいため、まずは1cm空けたところから塗っていきます。襟足から2cmのスライスで取り、手のひらで毛束を支えながら「裏・表」からムラなく塗布しましょう。根元の1cmラインをピシッと揃えることが、プロの仕上がりへの近道です。

② 根元(残したリタッチ1cm)

中間を塗り終えたら、空けておいた根元を繋げます。根元は体温で最も明るくなりやすい場所なので、地肌に溜まりすぎないよう「薄めの量」で塗るのがコツです。特にトップは明るくなりやすいため、最後に塗るようにしてください。

③ 毛先(既染毛)

最後に、中間から毛先までを一気に繋げます。毛先は体温が届かず薬剤が薄くなると染まりが悪くなってしまうため、たっぷり丁寧に揉み込んで色を落ち着かせましょう。

プロとして差がつく!上達のチェックポイント

襟足は明るくなりづらいため、基本的には襟足から塗り始めるのが定石です。また場所による特性として、こめかみ上の剃り込み部分は明るくなりやすく、逆にもみあげは発色しづらい傾向があります。それぞれの塗布量を変えてバランスをとるのがプロの技です。

何より手早さが大切です。薬剤が元気なうちに塗り切るリズム感を、日々の練習で養っていきましょう!

先輩からのメッセージ

「数センチのこだわりが、美しさを決める」 根元の1cmを正確に空ける、中間の9cmを均一に塗る。この「数センチ」をコントロールできるようになると、どんな履歴のお客様が来ても怖くなくなります!

迷ったときは、いつでも先輩を捕まえて「今の1cm、合ってますか?」と聞いてください。指先が感覚を覚えるまで、一緒にこだわっていきましょう!

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