ふとした瞬間に自分の頭の匂いが気になったり、夕方になると髪がペタンとして脂っぽさを感じたりすることはありませんか? これからの季節、日中の気温が上がると皮脂の分泌量も増え、自分では気づきにくい「頭皮の匂い」の悩みが増えてきます。
「夜しっかり洗っているのに、なぜ?」 そう思う方も多いはず。実は、頭皮の匂いの原因は「洗い不足」だけではなく、朝の準備や日中の過ごし方に潜んでいることが多いのです。
今回は、夕方まで清潔感をキープするための、朝の「正しい」頭皮ケアとシャンプーの習慣についてお話しします。

夕方の匂いの正体は「酸化」と「雑菌」
そもそも、なぜ頭皮は匂ってしまうのでしょうか。そのメカニズムを知ると、対策が見えてきます。
実は、出たばかりの皮脂や汗は、ほとんど無臭です。
原因①
皮脂が空気に触れて時間が経つと、天ぷら油が古くなるのと同じように「酸化」が進みます。これが独特の脂臭さの原因です。
原因②
頭皮には常に常在菌がいますが、湿気や皮脂が過剰になると、それらをエサにして菌が爆発的に増えてしまいます。この菌が皮脂を分解する際に出る物質が、匂いの元になります。
「朝のシャンプー」が匂いを招くこともある?

暑くなってくると「スッキリしたいから」と朝にシャンプーをする方も多いですよね。でも、やり方次第では逆効果になることを知っておきましょう。
朝シャンプーをして、頭皮の脂を根こそぎ取ってしまうと、日中の紫外線や乾燥から守ろうとして、体は「もっと脂を出さなきゃ!」と過剰に反応してしまいます。
夜にしっかり洗っているなら、朝はぬるま湯で流すだけで十分なことも。シャンプー剤を使う場合は、洗浄力が強すぎないものを選び、頭皮をこすりすぎないようにしましょう。
また、最も危険なのが、時間がなくて半乾きのまま家を出ること。湿った頭皮は、雑菌にとって最高の繁殖場所です。家を出る前に、必ず根元からしっかりドライヤーで乾かすこと。これが匂い対策の鉄則です。
夕方まで爽やかさを保つ「朝の仕込み」

今日からできる、匂いブロックのための小さな習慣をご紹介します。
- 朝一番のブラッシング
寝ている間に浮き出た皮脂や汚れを浮かせ、毛流れを整えます。これだけで、日中の通気性が良くなります。 - 頭皮用ローションで「保湿」
顔と同じで、頭皮も乾燥すると脂が出やすくなります。朝、スキンケアをするついでに、さらっとした頭皮用ローションを馴染ませてあげましょう。 - UV対策を忘れずに
頭皮が紫外線を浴びると、皮脂の酸化が加速します。髪用のUVスプレーを頭頂部にサッとかけるだけで、匂いの発生を大幅に抑えられます。
日中にできる「リセット」テクニック
もし外出先で「ちょっと気になるかも」と思ったら、こんな方法でリセットしてみてください。
- 乾いたティッシュで抑える
分け目や生え際など、脂っぽさが気になる部分をティッシュで軽く押さえるだけで、酸化した脂を取り除けます。 - ドライシャンプーの活用
最近主流のドライシャンプーは、匂いを香りでごまかすのではなく、皮脂を吸着してくれるものが増えています。ポーチに忍ばせておくと安心ですね。

頭皮の健康は、自信に繋がる
髪型がバッチリ決まっていても、匂いが不安だと、人と話すときに無意識に距離を置いてしまうもの。逆に、自分の頭皮が清潔だという自信があれば、もっともっと笑顔で毎日を過ごせるはずです。
「洗いすぎる」のではなく「正しく整える」。 初夏の爽やかな風を味方につけて、1日中清々しいあなたでいてくださいね。
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