【現場レポ】『先輩…!!』河合編。オフィスに咲く「憧れの先輩」を作る、多層的なナチュラルメイクの計算

こんにちは!今回は、誰もが一度は憧れる「明るく頼れるオフィスのお姉さん」こと、河合(かわい)先輩のヘアメイクを徹底解説します。

河合先輩は、新人・進藤を温かく導き、物語のキーマンである竹内先輩の「可愛さ」にもいち早く気づく、非常にコミュニケーション能力の高いキャラクター。そんな彼女の魅力を引き出すために施されたのは、実は今回最も工程が多い「緻密な引き算」でした。

目次

ベースメイク:内側から溢れる「信頼」と「多幸感」の作り方

今回の河合先輩のメイクで最も難しかったと担当者が語るのが、「会社員としてのリアリティ」と「映像での映え」の両立です。

ベースには、肌を自然にトーンアップさせるダルバのピンク下地をセレクト。そこにKissのファンデーションザセムのコンシーラーを重ね、仕上げにティーフィットのパウダーで整えるという、隙のない布陣です。

「会社員の設定なので華美にしない」という大前提を守りつつも、顔色が悪く見えないよう下地のピンクで血色感を仕込んでいます。進藤くんが思わず本音を漏らしてしまうような、親しみやすさと多幸感に満ちた肌。この「内側からの輝き」こそが、河合先輩の包容力を視覚的に支えています。

ポイントメイク:会話を弾ませる「目元」と「リップ」の色彩設計

河合先輩は、とにかくよく喋り、よく笑うキャラクターです。そのため、表情が動いた時に最も美しく見えるパーツ使いにこだわっています。

KATEのアイシャドウとアイライナーで目元の骨格を整えつつ、wakemakeのラメをポイントで使用。さらに、クマを消して目元を明るく見せるサーモンコンシーラーを駆使しています。この微細なラメと明るさが、後輩にアドバイスを送る時の「キラキラした瞳」を演出し、オフィスでの清潔感を保ちながらも、華やかさを失わない絶妙なバランスを実現しました。

ラカのリップロムアンドのグロスを重ねることで、発色と潤いをキープ。会社での日常シーンでも浮かない、かつ「話しかけやすい雰囲気」を口元の血色感で表現しています。

ヘアスタイル:ショートヘアを「落ち着き」へと変える様式美

ヘアスタイルも、キャラクターの「しっかり者」な一面を強調するために、シンプルながら計算されたアレンジが施されました。

ショートヘアの個性を活かしつつ、リファのストレートアイロンとロックオイルで徹底的にツヤを追求。あえて凝ったアレンジをせず、「シンプルな耳かけスタイル」にすることで、耳元から覗く清潔感と、仕事に対する落ち着いた姿勢を表現しました。

「頑張りすぎている」感じを出さないおろしスタイルは、多忙なオフィスワークの中でも自分を整えている大人の余裕を感じさせ、進藤くんが憧れる「理想の先輩像」を見事に完成させています。

スクロールできます

ヘアメイクが語る「先輩の優しさ」

ナチュラルさと映像での血色感のバランス、その難題に挑んだ結果、生まれたのは、画面越しでも体温が伝わってくるような温かい先輩像でした。

進藤くんが1年後に「かっこよくなった」と言われるようになるのは、隣にこんな素敵な河合先輩がいたからこそ。彼女の笑顔を支える、計算し尽くされたベースメイクの透明感と、スッキリとした耳かけヘアの清潔感。ぜひ、オフィスシーンの細部まで注目して、その「憧れ感」を感じてみてください!

本サイトは、ヘアメイク師を育成する株式会社サロンフラフが運営しています。
日々の現場で得た知識をもとに、美容師のスキル向上に役立つポイントを解説しています。
気になることがございましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次