LaLaのすみっこで考えてること #01「どうなっていきたいか」は、まだまだ手探り

錦糸町のスタジオLaLaは、白ホリの撮影スタジオです。
元倉庫の無骨な空間を活かしながら、「誰でも自由に使える場所」を目指して営業を始めて、今でだいたい4ヶ月。

まだ正直、理想のかたちは模索中です。
でも、いまの時点で「こうしていきたいな」と思っていることを、記録として書いてみようと思います。

目次

ニーズに応えられたときが、いちばん嬉しい

スタジオを運営していて、一番ワクワクするのは、
「こういう撮影って、ここでできますか?」と相談をもらったときです。

それがLaLaで応えられる内容だったとき、すごく嬉しいと感じます。
「おかげで無事に撮れました」と言っていただけたり、2回、3回とリピートしてくれる方もいます。
「必要とされてる場所なんだ」と感じられる瞬間です。

でも、まだできないこともあります。
設備が足りないとか、仕組みが整ってないとか、予算的に難しいとか。
だからこそ、足りてない部分には少しずつでも応えていけるように、アップデートを続けていきたいと思っています。

「広さ」だけじゃなく、「今はまだ自由」なスタジオ

LaLaは白ホリとしては広めのスタジオです。
でも、それよりも今強みだと思っているのは、「まだルールが決まりきってない自由さ」。

とりあえず相談されたら、「やってみましょう!」って言える状態です。
これは、営業初期の今だからこそできることかもしれません。
でもそれを、できるだけ長く続けていきたいです。

人とのつながりが生まれる場にしたい

個人的に、スタジオLaLaで一番起きてほしい現象は「人との出会い」です。

私はもともと、人との輪を広げていくのが得意じゃありません。
初対面の人と話すのも苦手です。
でも、LaLaに常駐していることで、話さざるを得ない場面が増えて、苦手なはずなのに、気づけば人と話すことにワクワクしている自分がいます。

この感覚を、スタジオに来てくれる人たちにも感じてもらえる場になっていけたら嬉しいと思います。
違う分野の人同士が、たまたまこの場所で出会って、話して、何かが始まる。
そういうスタジオになれたらいいなと思っています。

撮影を通じて、つながるイベントもいつか

今後やってみたいことの一つに、美容学生とカメラマン・モデルをつなぐ撮影会があります。
美容学生さんって、学校の中では作品撮りをしているけれど、外部の人と撮影をする機会は意外と少なくありませんか?
会が開催されていても、積極性がないとなかなか参加できなかったり。
そこにLaLaという場が入ることで、技術や作品だけでなく、交流の場もつくっていけたらいいなと考えています。

この場に関わる人たちが、それぞれの挑戦をしながら、自然に関係性をつくっていける。
そんな場づくりにも、これから取り組んでいきたいです。

自分らしい作品づくりに向き合う人たち

LaLaを使ってくれているのは、
映像や写真、ポートレートなど、クリエイティブな撮影をしている方が多いです。
プロかアマかは関係なくて、自分らしい作品づくりに向き合う人たちが来てくれています。

企業さんの利用も少しずつ増えてきましたが、
やっぱり多いのは、「こういう作品を撮りたい」という想いを持って動いている方たち。

LaLaは、そんなふうに表現に向き合う人たちが、
気負わずに使えて、でもちゃんと集中できる場所でありたいと思っています。

どこに向かうかは人それぞれだけど、
「また何か撮りたいな」「次はこうしてみようかな」って思えるような、
そんな場所になれたら嬉しいです。

予約は増えてほしい、でも柔軟さは手放したくない

現実的なことを言えば、もっと予約は増えてほしいです。
撮影会も、企業利用も、いろんな人に「ここで撮りたい」と思ってもらえたら嬉しいと思います。

でも、忙しくなることで、
「自由に相談してもらえる空気感」や「柔軟な対応力」が失われるのは避けたいです。

数が増えても、対応が雑にならない。
LaLaの良さって、たぶんそこなんだと思うから、これからもそれは大事にしていきたいです。

最後に

スタジオLaLaは、営業開始からまだ4ヶ月。
今も手探りな部分は多いけれど、
「こういうスタジオでありたいよね」という話を、今のうちに残しておこうと思って書きました。

ここで作品を作ってくれる人たち、相談してくれる人たちに支えられながら、
LaLaも一緒に育っていけたら嬉しいです。

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