顔の形、骨格に合わせたコントゥアリングの方法を知りたい方へ。本記事では、顔立ちに立体感をもたらし、自然な小顔効果を与えるメイクテクニックであるコントゥアリングについてまとめています。基礎知識から顔型ごとの具体的なメイクテクニックまでわかりやすく解説しているので、ぜひ活用してみてください。
コントゥアリングとは
コントゥアリングとは、顔に陰影をつけて立体感を演出するメイクテクニックです。光と影のコントラストによって顔立ちを引き締めたり、パーツを際立たせたりすることができます。
コントゥアリング|使用アイテムの種類

シェーディング:肌より1〜2トーンくらい色で影を作るアイテム。こめかみや顎下など、引き締めたいところに使用します。

ハイライト:肌より明るい色で、高く見せたいところに使用するアイテム。鼻筋、額の中央、頬骨、顎先などにのせます。
コントゥアリング|アイテムのタイプと特徴

パウダータイプ:仕上がりが自然で扱いやすく、メイク初心者にもオススメです。

クリーム / スティックタイプ:密着力が高く、よりはっきりとした骨格づくりがしたいときにオススメ。
骨格別コントゥアリングガイド!顔タイプごとの陰影のつけ方を解説
理想の顔の形は、たまご型といわれています。自分の元の骨格を逆たまご型に近づけるようにシェーディングを入れるのがポイントです。
ここからは、主な顔型5タイプに応じたシェーディングとハイライトの入れ方を詳しくご紹介していきます。
丸顔タイプ

特徴:顔の横幅が広く、輪郭に丸みがある
理想の印象:縦のラインを強調し、すっきりと引き締まった印象へ
シェーディング:こめかみから耳下、顎のラインに沿って影を加え、輪郭を細く見せます。
ハイライト:額の中心、鼻筋、顎先に明るさを加えて縦長の印象を強調します。
面長タイプ

特徴:顔の縦の長さが目立ち、顎が細長い印象
理想の印象:横幅を強調し、バランスの取れた顔立ちへ
シェーディング:額の生え際と顎先に影を加えて縦の長さを自然に調整します。
ハイライト:頬の中央に横方向へ明るさを足し、横に広がりのある印象に。
逆三角形タイプ(ハート型)

特徴:額が広く、顎先が細くシャープ
理想の印象:骨格の強さを和らげ、やわらかく整ったフェイスラインに
シェーディング:額の両サイドとこめかみ、顎先に控えめに影を入れてバランスを取ります。
ハイライト:頬の中心にふんわりと丸みをもたせるように明るさを加えます。
ベース型(エラ張りタイプ)

特徴:エラが張っており、顔の下半分がしっかりとした印象
理想の印象:シャープさを和らげ、やさしい輪郭に調整
シェーディング:エラ部分にしっかりと影を入れ、直線的な輪郭を柔らげます。
ハイライト:鼻筋や目元、Cゾーンに明るさを加えて立体感をプラスします。
たまご型(オーバル型)

特徴:縦横のバランスが良く、理想的な輪郭とされる
理想の印象:自然な立体感とツヤ感でより洗練された印象に
シェーディング:フェイスラインにごく薄く影を入れる程度で、ナチュラルな仕上がりに。
ハイライト:Tゾーンや頬骨、顎先など高く見せたい部位に明るさを添えます。
初めてコントゥアリングメイクをする方へ
初めてシェーディング・ハイライトを使ってみようとしている方は、まず、自分の顔の骨格を確認しましょう。オススメの方法は、明るい場所で正面と横顔の写真を撮影し、輪郭のラインを客観的に観察するやり方です。
また、自然な仕上がりにするために注意するポイントとしては、いきなり濃く塗らずに、少しずつ塗り重ねること。次に、陰影の境界をしっかりとぼかすことが大切です。特にシェーディングがぼかせていないと悪目立ちするので、最終チェックはしっかりめに!
コントゥアリングで理想の骨格に◎
自分の骨格を理解し、そこに合ったメイクテクニックを取り入れることは、美しさを引き立てるための第一歩!コントゥアリングは、“自分らしい魅力”を際立たせるための繊細な表現方法でもあります。
骨格ごとの特徴を活かしたシェーディングとハイライトで、より自然で洗練されたメイクを日々楽しんでみてください♪